2018年02月11日
先日は何台ものトラックがスタックしている影響でたった20キロの通勤に4時間もかかってしまいましたが、流石に翌日はチェーン巻いたのかスタックしているトラックは一台もいませんでした。
運送会社にクレームの電話が殺到した事は想像に難くありません…。
障害と言えば横転しているクルマが一台いたくらいですね。
私の住む地域の道路は除雪部隊仕事していないのかと思うくらいガタガタで、路面が氷結しているダブルコンボで滑りやすく走りにくい路面です。
まさに冬の新潟と言った風情ですが、そんな状況でハイブリッドカーの性能ってどうなのよ?と言う事は一番懸念していたことです。
結論としては、イイんじゃないかな。
氷結している路面ではアイスアシンメトリコのアイスグリップでギュッと止まる。
ドライ、ウェットグリップ過剰気味のタイヤですが、アイスでもグリップ過剰かな。
ただしピレリは3シーズン目には劣化が目立つので注意が必要ですが、私の使用パターンですと2年でスタッドレスタイヤとして使えなくなるほど摩耗するので一切問題無いのです。
デコボコになっている氷結路面では、持ち前の直進安定性で割と真っ直ぐ走ります。
突如タイヤを足元のワダチに取られてスピンしかけましたが、VSA(トラクションコントロール&横滑り防止装置)が一瞬で「ギュッ!」と立ち直らせてくれました。
今まで氷結路面では電子制御をカットするものと思っていましたが、氷結路面でもキチンと効くようで電子制御の進歩も日進月歩なんですねェ。
そう言えばサーキットでは電子制御オンのまま走っていましたし。
ヒーターについては今まで効かない思っていましたが、エンジンの熱を利用しているのでエンジン常時稼働するSモードで走ればヒーターから熱いくらいの熱風が出てきます。
また、微妙なアクセルコントロールが必要な上にトルクが必要な場面が多い雪道ではSモード(マニュアルシフトなし)が適しています。
電気自動車モードとハイブリッドモードを切り替えるDレンジは雪道では非常に扱いにくいです。
エンジンの熱を利用している関係上、通常モードではヒーター使用しているとエンジンの温度が下がりますが、エンジン温度が下がりすぎるとエンジン再始動します。
グレイスはエンジンが動いている間は燃費が落ちてゆくので、実燃費対策としても実温度対策としてもホンダには次のマイナーチェンジあたりで電気ヒーターの採用をお願いしたい。
一番モーターの恩恵を感じたのは完全氷結している上り坂。
0rpmから最大トルクを発生するモーターのおかげで、ジリジリと坂を登る場面ではホイールスピンを回避できます。
ただSモードではエンジンの動力も使うので、Dレンジで走る必要がありますが。
おかげで渋滞した氷結している上り坂という最悪の状況でも、VSAの出番はありませんでした。
ただし車高が低すぎるのでかなりカメノコになりやすいですしスタックしやすいです。
こればかりは何ともならない…。
Posted at 2018/02/11 11:04:15 | |
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グレイス | 日記