2023年08月01日
レガシィのタイヤは高い確率で今シーズンで終わるので、次のタイヤは何にしようかなと今から考えています。
王道でパイロットスポーツ5になりそうですが。
ともあれ選択肢はいくつあっても良いので、色々検討しています。
例えばミシュランのeプライマシーかな。
ちなみにミシュランのお勧めはプライマシー4+ 215/50R17 95W XLでした。
まあ、タイヤもそうだけど毎回気になるホイールのサイズ。
正直なところホイールの最高峰BBSを持っているんだから17インチBBSのままでいいじゃないかって言えばそうなんですけどね。
今回はホイールの話ですがドレスアップ要素無いです。
簡単に言えばインチダウンかインチアップ。
レガシィは純正タイヤに205/60R16、215/50R17、225/45R18の3サイズあります。
ホイールサイズによって車両適性が変わるので、ここは難しいところ。
これらホイールサイズと走行性能の関係性について解説していきましょう。
簡単に言うと加速減速が多い使用環境においては小さいホイールが有利。
つまりインチダウンがイイ。
加速減速があまりなく、高速走行安定性が欲しい場合は大きいホイールが有利。
つまりインチアップがイイ。
それは回転慣性モーメントが影響してくるから。
ホイールに限らず、物体を静止状態から動かすにはかなりのエネルギーを必要とします。
特にホイールは梃子の原理で外周が大きければ大きいほど動かし始める力が必要となるんです。
その代わり動き始めると今度はホイールの回転力、つまり慣性を維持しようとする力は外周の大きい方が強くなるんですね。
つまり加速と走行安定性はトレードオフの関係にあるんですな。
小径ホイールほど加速が良くなり、大径ホイールほど走行安定性が増す。
軽量ホイールにしようとこの呪縛からは逃げられません。
またタイヤのサイドウォール変形も見過ごしてはいけません。
タイヤ全体の2割程度の抵抗となっているサイドウォールですが、単純に面積が半分になればサイドウォールの抵抗は半分。
つまりインチアップによって燃費が良くなって、走行抵抗が減るので走行性能もアップするんです。
「ちょっと待てインチアップしたら燃費落ちるぞ」というのは正解です。
加速減速はホイールによる慣性抵抗が大部分を締めており、タイヤの変形を抑える事による抵抗低減はあまり役に立ちません。
タイヤの抵抗よりもホイールの慣性抵抗のほうが大きいので、街乗りに関してはホイールが小さい方が燃費がいいです。
むしろハイパワーの車両はホイールを大きくすることによる慣性抵抗を利用してホイールスピンを抑えていますね。
今は19インチタイヤとか20インチタイヤとか普通ですからねー。
逆に高速道路をずっと走るような場面ではホイールの慣性抵抗は気にしなくて良いですし、タイヤのサイドウォールが薄い事によって抵抗が少なく高い走行性能が期待できます。
プリウスやクラウンが極端な大径ホイール履いているのは見た目だけではなく高速走行時の低燃費を狙ったものでしょう。
だから走行環境によってホイールサイズを選ぶのが適正であって、何も考えないならメーカー純正が最良のサイズなんです。
つまり・・・レガシィは高速走行が多いからインチアップが適正になるのかな。
インチアップで225/45R18・・・やっぱりパイロットスポーツ5が最適かな。
Posted at 2023/08/01 20:25:23 | |
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タイヤ・ホイール | 日記