2023年08月29日
気がつけばレガシィに乗って約4ヶ月、約12,000Km走っているんですね。
環境によるものとは言っても早いもんです。
予想外の修理といえばエアコンくらいか。
アタリ個体かな?
ビッグモーターじゃない方の大手販売店は外れだったけどねアハハ!
今まで三代目レガシィ(BH)、四代目レガシィ(BP,BL)も乗った事はあるけれど、BMレガシィはかなり違うクルマ。
乗った事があるどころかBH5型レガシィツインターボはメインカーだった。
一番違うのはアンダーステアが出にくい事。
ハンドルを切って、アクセルを踏み込めばどこまでも曲がっていくハンドリングはインプレッサがSIシャシーに切り替わった時に強くなった。
もちろん、このレガシィもSIシャシー。
それまでのGDインプレッサまでの新環状骨格ボディもアクセルを踏み込めば曲がってくれたけど、領域を超えると結構簡単にアンダーステアが発生する・・・と思ったらリアが流れ出す、割とピーキーな特性だった。
GH/GEインプレッサになってからそのボディ剛性が一段と上がるとともに、ハンドリングにも磨きがかかった。
特にリアサスペンションの限界が大きく上がっていて、簡単には破綻しなくなったのが大きい。
スバルはモデルチェンジすると冗談のようにボディ剛性上げてくるからね。
BMレガシィもSiシャシーらしいハンドリングを持ってる。
特にハンドル切り始めの応答速度は素早く、そこからハンドルを切れば切っただけ曲がる。
アクセルオフではちょっと早めにアンダーステアが発生するから、そこからジワリとアクセルを踏み込めばグイグイとインに切れ込んでいく。
普通はリアが遅れて付いてきて流れそうになるけれど、レガシィは自然にロールしてリアもきちんとグリップを稼いでくれる。
そこで感心するのが前後トルク配分60:40のアクティブトルクスプリットAWDで、普通はリアのトルク配分が大きいと流れ出しも早まってしまう。
けれど後輪のトルク配分が少ないだけあって、リアの安定性が桁違いに高い。
更にレガシィは電子制御も積んでいる・・・けれど、今まで作動した事はない。
それ程スタビリティが高いって事なのかな。
更に一つ新しいSGP(スバルグローバルプラットフォーム)のクルマはボディ剛性おかしいくらい高い。
SIシャシー以上にボディ剛性上げてどうするのスバル。
レガシィのエンジンは今まで乗ってきた中で一番大きい2.5L。
スバルなので水平対向四気筒エンジン。
スバル水平対向エンジンの何がいいって、安くて低騒音低振動のエンジンが手に入ること。
とにかく振動が少なくって、エンジンノイズも殆どない。
巡航中はほとんど無音無振動のエンジンが安く手に入るのが最大の美点かな。
しかも1.5Lから選べるから、安い車だから快適性に劣るって事もない。
良く言われる低重心ってのは正直良く分からない。
今のクルマ、ロールセンターとかボディのねじれとか色々使ってハンドリング上げているからね。
流石に2.5Lも排気量があると長距離が非常に楽で、登り坂でさえエンジン回転数が2,000rpmを超えることは中々無い。
高速道路は100Km/h巡航で1,700rpmしか回ってない。
それでも何ら不都合なくて、静かで快適な高速ドライブを楽しめる。
特にレガシィは長距離走行に特化したクルマだから、長距離走行は快適そのもの。
低回転もいいんだけど、回すと野性的な排気音を奏でてグイグイと前に出てくれるのはトルクの余裕か。
正直な話、静止状態からの直線加速は直前まで乗っていたGR86とは比べ物にならないくらい遅い。
車体重量が200キロ近く重くなって、エンジンパワーが65馬力もダウンしたからハチロクより速い要素がない。
数字にしてみると軽ターボ一台分パワー違うんだね。
それでも2.5Lもの大排気量が生み出すパワーは文句なしにパワフルで、登り坂だろうがボディ重量を感じさせない加速をしてくれる。
AWDが地面をガッチリと掴んで、CVTが高回転キープしたまま加速するから速い速い。
しかも安定性が桁違いに高いから安心して走れる。
2.0Lツインターボと比較するのはおかしいけど、2.0LNAと比べると明らかに余裕がある。
500ccの差は凄く大きい。
BMレガシィで批判的に言われるCVTだけど、ラバーバンド感は感じない。
同じリニアトロニック積んだインプレッサの1.6Lや2.0Lは結構ラバーバンド感があったから、トランスミッションの特性と言うよりはエンジンのトルクやパワーに起因するんだろうな。
むしろATと言われても分からないくらいにレスポンス良くて、普通に真っすぐ走っているだけでも楽しい。
ATのようにシフトショックが無いのはまさしくCVTの利点で、一般道をゆっくり走るときでもトランスミッションの存在を感じない。
太いトルクと滑らかでショックのない走りは快適そのもの。
毎週新潟と山形を往復しているけれど、「あれもう着いた」って思うくらい楽に3時間を走れる。
毎回レガシィに「長時間の運転お疲れ様です。安全運転に心がけましょう(走り過ぎだ早く休め)」って言われるくらい楽。
レガシィを二時間運転するとこんな事言われるんだ。
その後は一時間おきに言われる。(いや休め)
助手席も後部座席もかなり快適らしく、家族の評判もいい。
レガシィは長距離には最適な一台だね。
Posted at 2023/08/29 20:10:35 | |
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