
皆さんがホイールを選ぶ時に気にしているのは、1にデザイン、2に軽さと思います。
でも、何故鍛造ホイールや高性能ホイールは軽量さだけでなく剛性をアピールするのか?と言う事です。
普通に考えればホイールの剛性があって頑丈ならば壊れにくいだけの気がしますよね。
私の知人はアルファードという超重量級ミニバンに20インチBBS鍛造ホイールを装着していましたが、誤って縁石に「ガン!」と乗り上げてもヒビどころか歪みすらなかったそうです。
本人は「サスペンション折れたと思った」そうで。
これはまさに一般的に考えられる剛性の恩恵ですね。
しかしながら、ホイールはクルマの中でも大きな力を受けて走行中でも割とぐにゃぐにゃ動いているんですね。
そこで重要なのがホイール剛性なのです。
「走り」を求めるからには、ボディ剛性もそうですがホイール剛性も重要なのです。
ホイールの剛性が足りないとタイヤをしっかりと地面に押し付ける事ができずにタイヤグリップが落ち、挙動がしっかりしません。
ってコレ、ストラットタワーバーの時も同じこと書いてますね。
結局ボディやサスペンション、そしてホイールもタイヤを最大限使うための装置なのですね。
ミシュランが「クルマはタイヤの一部品にすぎない」と言ったのも、実は言いすぎじゃない?
もちろんホイールだけでなくタイヤもしっかりと地面に設地できる銘柄が好ましいです。
どこかにサーキット走行中のホイールがぐにゃぐにゃ動いている動画があったはずなのですが、見つかりませんね…。
代わりに大手メーカーの比較記事をご覧ください。
ENKEI:スポーツホイールに求められる剛性
http://www.enkei.co.jp/webmagazine/msn/msn_02.html
ホイール剛性はドライバビリティに差が出るようですし、何よりタイムが違うんですね。
ですから、私はラリースパルコがクソ重くても大好きなのかな?と思うのです。
という事でアルミホイールは最低でも純正品以上の剛性を確保した商品が良いでしょう。
エンケイとかレイズ、旭テックなど大手メーカーのホイールならまず間違いありません。
・・・17インチラリースパルコなんてあるのかな。
Posted at 2013/12/29 08:35:24 | |
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タイヤ・ホイール | 日記