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ペンタゴン7のブログ一覧

2025年04月27日 イイね!

ミシュラン・eプライマシーのファーストインプレッション

土砂降りの中宮城から新潟に帰りながらドライブしていると、流石に2019年製造のアイスパートナーではどこを走っているのかインフォメーションが無く、ある瞬間いきなり滑り出すという危険な状態でした。
もういいんじゃないかな。
と思ったんですよ。

そもそもカローラ純正15インチホイールに緩衝材として付いてきたタイヤで、ホイールセットで2万円という激安価格。
カローラ純正15インチホイールの価値を考えればほぼ無料で付いてきたに等しい。
君は十分に仕事をしたよアイスパートナー。

やはり雪のない季節はサマータイヤと言う事だな。


写真1

と言う事で5月が見えてきてカローラもようやくサマータイヤへタイヤコウカーン!
今回は快適性を最重視してミシュラン・eプライマシーとなります。


写真2

目的地は東京都上野にある東京都美術館。
毎年恒例の二科展(春)を見てきました。


タイヤ交換してから慣らし運転も兼ねて街中を所用で走りましたが、明らかに走りが軽い。
感覚的には菅生走行で積んでいたタイヤホイールセット及び工具類100Kgを降ろしたくらい…いやさらに軽い。
写真3

トルク確保のために入れている30番オイルでは走りが軽過ぎるので、在庫の0W-20エンジンオイルに交換しました。
残っていた20番オイルはCastrol GTX 3X Clean 0W-20(SP)。
ひとまずデータ取りとフィーリング確認の為なので、これでいいでしょう。


これでもまだ軽過ぎるくらいで、0W-16が可能ならば入れたい気分です。
どれほど加速が軽いんだeプライマシー。
アクセルを少し踏み込むとCVTは回転数を上げずにスーッと車体が前に出てくれます。
今迄は平気で3,000rpmとか回っていたのに。

加速の軽さはどこまでも健在で、高速道路の追い越し加速でもエンジンパワーが増えたかのようにスーッと加速が伸びるのです。
カローラって2.0Lエンジンだった?と思うほどに加速が軽い。


普通は加速が軽いと反比例するようにハンドルは軽くなるものですが、直進時のハンドルはずしりと重い。
ビシっとまっすぐ走ってくれる上に、ハンドルが重い事による安心感が素晴らしいですね。
いつもヒョコヒョコ軽過ぎるハンドリングはどこか行きました。

ステアリングが重いおかげでハンドリング初期応答性が非常に良く、今までセンチ単位でしか受け付けてくれなかったハンドル操作がミリ単位で受け付けてくれるようになっています。
今迄のように旋回時にハンドルを何度も切りなおす多角形コーナリングなんてやらなくていいんです。
基本的に旋回時は一回ハンドル角度を決めてしまえばアクセル操作で曲がりをコントロールできるので、旋回挙動が物凄く楽。
切り増し、切り戻しのレスポンスもミリ単位で正確に受け付けてくれるので峠道が非常に楽しいハンドリング空間に戻りました。
まるでスポーツタイヤのようなドライバビリティです。

プライマシー4はハンドリングレスポンスが少し独特で、センター付近のレスポンスが少し穏やかだったためにキビキビ走るのが好きな方には好ましい特性になっています。


でも、ハンドル切ると軽々回るんですね。
直進時は重いのにハンドル切ると軽くなる。
でもコントロールは確実に受け付ける。


特に駐車場はスタッドレスタイヤよりハンドルが軽いです。
凄く楽。
直進時は重くて、ハンドル切ると軽い。
ここはプライマシー4もeプライマシーも同じですね。

こんな可変機構のようなハンドリング、どうやって実現しているんだろう?


久しぶりに思い出しましたが、まっすぐ走る事が楽しい。
まっすぐ走るって素晴らしい!
カローラってこんなにまっすぐ走るクルマだったんだ。


ロードインフォメーションは非常に優秀で、今どこを走っているのかはっきりと分かります。
路面状況がいついかなる時も的確にわかるのがミシュランの美学。
雨が降ったから路面は伝えなくていいよね?って仕事放棄しません。
路面が滑らかなのか荒れているのか。
白線の上なのか砂などが路面にあるのか。
ハッキリわかるから安心して運転できます。

土砂降りの東京首都高速道路と言うテストに最適なシチュエーションに恵まれましたが、荒れた首都高でもロードインフォメーションは的確でどこまで踏めるのかがはっきりと分かるんです。
インフォメーションがはっきりとしているから、土砂降りの首都高でも何一つ不安なく走り抜ける事が出来ました。

例えるなら素手で地面を触っているような、確実で的確なインフォメーションがあります。


eプライマシーはレミアムコンフォートタイヤに属するので、期待するのは乗り心地ですよね。
これが物凄く良くて、路面にある凹凸をスパッスパッと瞬時にいなすんですね。
ショックアブゾーバーをガスダンパーに換えたみたいに、路面の衝撃を一瞬でいなす。
段差を乗り越えてもスッといなして、まるで段差がなかったかのように乗り越えていきます。


この乗り心地はガスダンパーに例えましたが、根本的に今迄のタイヤと違いますね。
ふわりふわりと受け止めるのではなく、スパッスパッといなす感じは人によっては固いと感じるかもしれません。
プライマシー4のようにいかなる衝撃も柔らかく受け止めるのがいいのか、eプライマシーのようにスパッスパッといなすのがいいのか、完全に好みの問題になりますが。


あとはロードノイズ。
プレミアムコンフォートタイヤらしく、ロードノイズは極めて静か。
高速道路であろうと路面が整っていると無音の移動空間になります。

オーディオのボリュームも今まで11から13だったものが、6から9へと落ちていますね。
荒れた高速道路であろうと後部座席と普通に会話でき、非常に静かな車内空間となります。


ただ、プライマシー4の静粛性と比べるとタイヤのトレッドが固いようなガーッと言うノイズが気になってしまいます。
絶対的に静かなのですけど、燃費重視タイヤと言う事でここは仕方なかったのか…。


そして燃費。
そう、このタイヤは超低燃費タイヤなのでした。


まず往路。
給油してから一般道を少し走り高速道路に乗ります。
そのまま東京高と上野近辺を走行し、再び一般道経由で首都高を経由して最初のパーキングで給油。
結果は347.8Km/20.36Lで17.81Km/L。
何かバグっているような数字が出ました。
もうこれでいいんじゃないの。

その後関越道をひた走り新潟へ帰還。
走行中の燃費計は群馬県くらいまで21.3Km/Lから21.5Km/Lを行き来していました。
その後谷川岳パーキングエリアへ長い長い坂を登るので燃費計は谷川岳パーキングエリアでは17.5Km/Lまでダウン。
関越トンネルを抜ければあとは下り坂と平坦な道なのでどんどん伸びていき、ガソリンスタンドへ到着した時は19.3Km/Lを表示。
給油の結果は250.0Kmを走行して13.08Lの給油。
19.11Km/Lですね。

NZE144G型カローラフィールダーX Gエディション 4WDはカタログ燃費15.0Km/Lの車両なのでカタログ燃費の127%を達成。
・・・カタログ燃費って何だ(哲学

本日一般道を宮城まで300キロ走った結果は…
309.7Km走って17.81Lを給油して、17.39Km/Lですね。
ゴールデンウィークで交通量が増えて流れの悪い一般道でもカタログ燃費の115%。
・・・カタログ燃費って何だ(哲学

カローラのカタログ燃費、今のWTLC計測よりかなり緩い10.15モード燃費なんですよ。
それを軽く上回る。

思うに、古いクルマでも部品を最新性能のものに換えると最新の機械に匹敵する数字が出せるのではないかと。
自動車と言う機械を使っている以上、気合や根性で性能は伸びません。

高性能部品を使う事で、性能の底上げができるんですね。


と言う事で、ミシュラン・eプライマシーの満足度は物凄く高いです。
もっと早く履いておけば良かったな。

あとプライマシー4と何が違うの?と思われる方もおられるでしょう。
プライマシー4とeプライマシーはっきりと別のタイヤです。

同じくプレミアムコンフォートタイヤと言える性能があります。
快適性重視でふわりとしたフィーリングが欲しいならソフトなフィーリングのプライマシー4。
ドライビングの楽しみを得たいならシャープなフィーリングのeプライマシーを選ぶと良いかと。

プライマシー5は未経験なので、ぜひ装着してインプレを書きたいところですね。


MICHELIN e-PRIMACYのおかげでカローラは車格が2つくらい上がってインプレッサみたいになった…と言うのは褒め過ぎかな。
でも車格が上がったかのように、走りのレベルは確実に良くなりました。

最近までカローラのフィーリングがイマイチなので降りようと思っていましたが、eプライマシーのおかげでもう少し乗ろうと思い直しました。
悪いのは車両ではなくタイヤだったのですね。
Posted at 2025/04/27 22:34:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | タイヤ・ホイール | 日記
2025年04月13日 イイね!

スポーツランドSUGOでの課題洗い出しと改善方法

何事もうまくいってもうまくいかなくても反省をすることは大事です。
動画1

今回はビデオ撮影できたのでビデオ見ながら復習ですが、全然攻めきれてないなぁ。

カメラが動いているのは、スマホホルダーに刺したまま撮影用のスマホ固定していないため。
しかも視点がセンターにあってないし。

タイヤは街乗りや峠道程度ではウェットグリップbで十分と思っていましたが、菅生でウェットグリップbはかなり辛い。
ブレーキングでタイヤロックするし、あらゆるところでタイヤが滑る。

まずウェットに強いスポーツラジアルの導入ですね。
グリップしないのはエコタイヤだから良しとしても、前触れなくいきなり飛ぶのは問題。
やはり多少スポーツに振っていて、インフォメーションあるタイヤがイイ。


あとヘルメット。
私の頭にギリギリのサイズで、着脱するたび顔に傷がつきます。
今回も朝起きたらアザができていました。
買ってから時間たっているし、ちゃんと寸法測定して買うか。


ブレーキはウェット路面だったからか問題なし。
簡単にタイヤロックするから負担かけられなかった。

改善できるのはこれくらいかな。


やっぱり改善できない部分があって、カローラはスポーツカーじゃないんですよ。
テキトーに何も考えずに乗るクルマ。
そういう使い方では最高のクルマの一台と感じています。


特にサスペンションが緩い。
ミニサーキットでも薄々感じていたけれど、菅生では全然剛性が足りない。
思っている以上にフロントもリアも路面を掴まずズルズルと逃げる。

人生で初めてサスペンションが柔らかいと感じました。
特にリアサスペンションが動きすぎ。
フロントも踏ん張ってくれずに逃げる。
元々カローラフィールダーと言うクルマがスポーツ走行を想定していない事も原因の一つでしょう。

意外とボディ剛性は不足を感じませんでした。
ボディにストレスのかかる旋回時でもサスペンションが動くだけでボディは動かない。
噂通り、トヨタボディのクオリティは良いね。

あるいは3万キロ使用しているダンパーがへたり始めている可能性もあるかな。
でもダンパーが抜け始めていると言っても、やっぱりスプリングが柔らかいよなー。

あとスタビライザーも堅くしたいところ。


次に問題なのがCVT。
これもラバーバンドの性でコーナリング中にアクセル開度をコントロールできません。
マニュアルモードがあれば全然違うと感じました。

コーナリング中にエンジン音が止んで、そこからいきなり音が聞こえる場面がありますがONかOFFの操作しかできないんです。
プレステ1時代のレースゲームみたいな感覚ですね。
おまけにそのアクセルレスポンスは体感上1秒以上の遅れです。
これではコーナリングなんてできやしない。

コーナリングをするならマニュアルモードあるいはマニュアルミッションが必要ですね。


で。
これら問題をカローラで解決できるかと言えば、そう簡単にできません。
サスペンションやスタビライザーなどチューニングパーツはほぼ無く、元々改造するユーザーがいないのか中古品も出回っていません。

トランスミッションをマニュアルミッションに換えたところで、マニュアルトランスミッション、前後ファイナル変更で総費用は50万円を軽く超える。
見返りがあまりにも少なすぎる。


やっぱりスポーツ走行するなら人気があって台数が出ているクルマがイイですね。
ハチロクBRZかロードスターかスイフトか。
台数出ているってのは大事で、ノウハウとか部品の数が段違いです。
あとボディが安く手に入りやすい。

やっぱりサーキットを走るなら人気のスポーツカーか。


とは言うけれど、カローラはこのまま使います。
国際サーキットでは辛いというだけで、普通に使うには何も問題ないので。
17年11万キロ経過しているけど多少振動はあるけどノイズ発していないし、変な挙動をしない。
まだまだ好調と言えるんじゃないかな。

サーキットはタイヤだけハイグリップに変えて乗り切るかなぁ。
Posted at 2025/04/13 19:40:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキット | 日記
2025年04月12日 イイね!

国際サーキットデビュー

写真1

本日は上藤さんの誘いでスポーツランドSUGOへ走りに行きました。
たまには走りに行くのも悪くないかなって。
軽率に国際サーキットデビューとなります。
走ったのはインターナショナルレーシングコース。
SUPERGTなどのレースやってる場所ですね。

(BMW M2と)競争しましょう!って無理無理クラスが違いすぎる。
私のクルマはスポーツカーじゃないし、そのクルマ370馬力あるじゃない。


写真2

エンジンオイルはCastrol EDGE 5W-40。
SUPERGT車両が使用しているオイルだから、これでエンジン壊れたらオイル以外の原因。
諦めるしかない。


写真3

現地付くとなんかシトシト雨降ってるンですよ。
まあここまで来て計測器まで借りたから走るとしましょう。
行くぜオラーと走り出したら1週目で赤旗…
一台コースアウトしておりました。

菅生には魔物が住んでいる…


写真4

しばらくすると走行再開できたのでアタック!
今度は馬の背コーナーで私がコースアウト。
リアタイヤが空転してハーフスピンしました。
下りコーナーは辛いなァ…

ベストラップは2:13.948
ウェットとコースアウトにビビりすぎて全然攻め切れていませんなぁ


写真4

午後になったら道路が乾いてきたので参戦者がどんどん増えてきました。
何かのレースが始まったの?と言う状況。
フリーランだけど、フリーに走るのは難しい。

軽乗用車が多いなと思ったら、明日軽乗用車のレースあるんですね。


写真5

走行後はカローラのタイヤを町乗り用に交換して、帰還しました。


タイヤはダンロップエナセーブRV505 195/65R15でしたが、雨に弱いですねー。
グリップ低いのはまだ許せるとして、いきなりスコーンと飛ぶから気が抜けない。
ただでさえサーキット走行中は気が抜けないのに。

エンジョイ勢だからエコタイヤでいいでしょって思っていましたが、雨は想定していませんでした。
やはり雨に備えて多少グリップのあるタイヤを選ぶべきか…。

そうやってどんどんエンジョイ勢からガチ勢になるんですね(遠い目


まずカローラフィールダーというクルマがサーキット向けどころかスポーツ走行想定しているかどうかすら怪しいんだよなぁ…
Posted at 2025/04/12 19:32:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット | 日記

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「シビックが使っている今のタイヤが早く終わりそうなので次のタイヤ用ホイール探してる。」
何シテル?   08/09 22:28
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