今晩は・・・😊
本日、所用を済ませて帰宅後、「みんカラ」を見ていると・・・みん友さんのお一人が、ステキな投稿をしておられました・・・
https://minkara.carview.co.jp/userid/2166616/blog/42120138/
・・・自分も、「同様の」経験がありますので、大変、「共感」致しました・・・
・・・と言う事で、先の記事にインスパイアされて、少しばかり・・・
・・・まあ、要するに、「工具」ネタ・・・なのですが、実は、自分も、「工具大好き人間」でして、ゴタクを並べだしたらキリがないので、飽く迄も、「簡潔」に、「工具雑感」を・・・。
1枚目の画像は、現在、メインで使用している「工具箱」・・・Snap-onの「KRA63B」というモデルで、既に絶版品です。
コレは、「63A」というモデルの後継品で、ロゴやロックキー等のデザインが異なる他は、基本的には「同等品」です。
「63A」、「63B」、その他、類似したものが幾つかありますが、俗に「Snap-onレーシングトップチェスト」と呼ばれている物になります・・・。
・・・これは、Snap-onの携帯用ツールチェストとしては、多分、最大級の物で、単体重量は約50㎏、大変頑丈な物です。
現行モデルの様な、「ベアリングレール」は使用していませんが、機能的な問題は、全くありません。
・・・この他にも幾つか、工具入れは所有しているのですが、普段使う工具の、「80%」位は、コレに収まってしまいますので、ガレージ横の部屋に置いて、「引き戸」を開ければ、スグにアクセス出来るようにしてあります。
・・・勿論、エアコンプレッサーや測定工具、その他、特殊な工具類は、「別に」保管しているのですが、日常点検や、普段の整備に使う工具類は、この「KRA63B」に、「ほぼ全て」入ってしまいますねー・・・。
・・・コイツの「良い所」は、トップの蓋を閉じると、前面の「引き出し」も自動的にロックされる事と、開けると、自動的にポップアップする、工具を掛けるプレートが装備されている点です。
・・・3枚目の画像のような、「コンビネーションレンチ」、「ラチェットハンドル」、「ブレーカーバー」、「エクステンション類」等々、一番「頻繁に」使う物を「ポップアップ」部分にセット・・・。
・・・「カッコイイ」ですよね・・・(笑)。
古いレースの写真などを見ていると、たまに「当時の」メカニック達が、ピット内に持ち込んでいるのを発見できます。
このポップアップスタイルは、多分Snap-onでは、この系統のチェスト以外では殆ど見掛けない構造だと思います。デザイン的にもイイですが、「実用性」の面からも、とても優れたアイディアだと思います。
・・・次に、その他には・・・
・・・ディープ&シャローの「ソケット」、ラチェット用の「HEX.ソケット類」・・・この辺は、Snap-onの物を使用しています・・・。
また、所謂「6角」は・・・
定番の、「PB」製・・・。
・・・ドライバー類は、「WERA」の物が、使い易いですね・・・勿論、他にも色々と使っていますが・・・。
・・・エアーガンは、Snap-on製がイイかな・・・。
・・・一緒に写っている、「インパクトレンチ」・・・コレもSnap-on製ですが、Max.1000Nm以上のトルクがある上、やや「大きめ」なので、余り出番はないですね・・・。
・・・寧ろ・・・
・・・コチラの、「インガソール・ランド」製の方が、小回りが利くうえに「適度な」トルクなので、出番は多いです。
My7は、「メトリックシャシー」なので、当然、「ミリサイズ」工具が多いのですが、一部、インチサイズのパーツ類もありますので、必要な部分には、「インチサイズ」工具類も、「用意」はしてあります・・・。
・・・当然ですが、「インパクトレンチ」用には、「インパクト用ソケット」が必要です。
・・・My7のホイールナットの締結トルクは、「74Nm」、径は「17mm」ですが、緩める時は「インパクト」、締める時は、「インパクト(トルク中)+トルクレンチ」と言うように使い分けていますが、その程度の使い方なら、コチラの、「インガソール・ランド」製のインパクトの方が適しています・・・。
・・・但し、その際でも、ソケットは・・・
・・・「Snap-on」の、「インパクト用」が良いですねー。
・・・「良い工具」は、単に「ナメにくい」と言う以上に、ボルトやナットにも、「優しい」です・・・。但し、Snap-onの「フランクドライブオープンエンド」を「アルミナット」に使ったりすると、「歯形」が付きますので要注意ですが・・・😅
・・・コチラは、Snap-onの「ラチェッティングコンビネーションレンチ」・・・。
・・・最近、「ヘッド」が一回り「薄く」なった新型が出ていますが、「使用感」には、「賛否両論」あるようですね。
・・・因みに、「ラチェット」類は、Snap-on製をメインにしていますが、36枚歯よりは、80枚歯の方が、断然使い易いです。「強度」を問題にされる方もいらっしゃいますが、「適切な」使い方なら、80枚歯でも、「全く」問題はありません・・・。
・・・あと、「足回り」を弄る際には、上の画像の様な、「大き目」のコンビネーションレンチも必要です。
・・・更に、「狭い所」の整備の際は、コチラなども重宝しますね…。
・・・コレは、「ブランド品」ではありませんが、大変、「役立つ」、「極薄ラチェット式ドライバーセット」。
類似品は沢山ある筈ですので、興味のある方は、検索してみて下さい。
・・・ショックレスハンマーは、「PB」製が、「カッコイイ」です・・・(笑)。
・・・幾つか、サイズ・素材を揃えておくと良いかも知れません・・・。
・・・そして、「Snap-on」がメインのMy工具類の中で、「掴み物」だけは、「KNIPEX」が幅を利かせています・・・。
・・・勿論、Snap-onも悪くはありませんし、実際、いくつも所有しているのですが、「慣れ」からでしょうか、プライヤー類は、「KNIPEX」を使用する機会が多いですね・・・。
・・・そして、大抵の、「作業」の最後には、必ず使う「トルクレンチ」・・・。
・・・実は、自分、「トルクレンチ大好き😍」人間ですので、全てを晒すと、「○チガイ」扱いされてしまいそうなので、「ごく一部」・・・普段使いの物だけをご紹介しておきます・・・😓
・・・先ずコチラ・・・
Snap-on製、80ノッチ、20-100Nm、正逆両用。
サイズ、精度、使用感・・・どれをとっても、「Snap-on」・・・という感じで、最も「頻繁」に使用しているトルクレンチです。
・・・因みに、一緒に写っている「紙片」には、My7の、各部の、「規定締結トルク」が、書き込んであります・・・。
・・・「高精度トルクレンチ」を使っていても、「規定トルク」で締めなければ無意味ですので・・・。
・・・まあ、その内に、「いつもの所」については、「暗記」してしまいますが、一応、手元にこの様なメモを置いておくと、「安心」ではあります・・・。
・・・そしてコチラは、「 STAHLWILLE」製。
36(?)ノッチ、40-200Nm、ヘッドが交換できるので、正逆両用可能、各種アタッチメントの使用で、多用途に対応。
コイツの「利点」は、よく使う「トルク値」を設定したままで置いておける点です・・・。
・・・Snap-on製を含め、大抵の「トルクレンチ」は、トルク設定に「コイルスプリング」を使用していますので、使用後は、必ず「基準値(普通は測定範囲の最小値)」に、「戻す」手間が必要です。
・・・先のSnap-on製ですと、20-100Nmが「測定範囲」ですので、保管する際には、目盛を「20Nm」にしておかないと、バネがヘタって「誤差」が発生してしまいます・・・。
・・・しかし、この STAHLWILLE製の場合には、「コイルスプリング」の代わりに「板バネ」を使用し、トルクの掛かっている時だけ、「バネ」に負荷が掛る様にできておりますので、特定の「トルク値」に設定したまま「放置」しておいても、全く問題ないわけです・・・。
・・・「トルクレンチ」を使い慣れた方なら、その「恩恵」の大きさがお判りになると思います・・・😆
・・・但し、My7の整備に使用する場合は、「守備範囲」がやや「高トルク」過ぎるのと、「大きさ」の点で不便な面がある為、「ホイールナット締結専用」に使用しております・・・。
・・・先に述べたように、My7のホイールナット締結トルクは、「74Nm」ですので、上の画像の様な状態のまま置いておけば、使用する時に一々設定する必要がなく、また、戻す手間もかかりません・・・😋
・・・「便利」ですよ・・・実際。勿論、保証精度は、「Snap-on製」以上の高精度を保証していますので、品質的には、万全です・・・価格も、Snap-on製よりも、「大分」お高めですが・・・😅
・・・因みに、この「STAHLWILLE」は、ヨーロッパで初めて「トルクレンチを商品化したブランド」だそうですよ・・・😊
・・・そして最後に、あと一つだけ・・・
・・・コチラ、HAZET製。
36(?)ノッチ、60-320Nm対応、正回転用、高精度。
My7の整備では、滅多に使う事はないのですが、例えば、「ハブボルト」等は、先の「STAHLWILLE」の最大設定値「200Nm」でも、対応できません。
その様な一部の、「大トルク」を必要とする部分のみに使用しているトルクレンチです・・・。
・・・画像の様に、ハンドル自体も長く、途中に「インジケーター」があり、「規定トルク」に達すると、コイツが「パチッ」と飛び出してきますので、「騒々しい」環境下でも、締結トルクを間違える事は、ほぼ、ありません・・・。
・・・そして、コチラの最大の「特長」は・・・その、「精度」の高さ・・・。
・・・そこそこの「トルクレンチ」は、正回転(締め付け側)で、誤差±5%以内位の「精度保証」をしています。
・・・それが、Snap-on製なら、±4%以内、STAHLWILLE製で±3%以内となっていますが、このHAZET製では、何と±1%以内・・・😲・・・と言うのですから、「スゴイ」ですよね・・・。
・・・因みに、「安価な」トルクレンチでも、「出荷時」には、±3~5%以内の「精度保証」をしている場合もあります・・・実際、その時点では、その精度が出ているのが普通です・・・。
・・・ですが、同じ±4%を保証していても、例えば「1年間」毎週数回づつ使用した場合、「高級品と「廉価品」の、「1年後に生じている誤差」の違いは、「歴然」です・・・。
・・・また、「誤差」が「保証範囲内」であったとしても、「廉価品」は、設定トルク到達時のクリック感が悪化したり、トルク設定ハンドルが重くなったり・・・と言った事が、起こり易いです・・・尤も、「使用感」は、「新品時」に、既に「大差」がついていますが・・・😅
・・・参考までに、自分が、Snap-on製、STAHLWILLE製、HAZET製を約1年間使用した際に「校正」の為の点検に出したときには(自分は、1年に1回、点検しています)・・・
発生していた誤差(測定範囲内の最大値・中間値・最小値に於ける誤差)は、各社製品ともに「保証値内」・・・でしたが、最大誤差が(うろ覚えですが)、
・Snap-on製・・・±2%以内
・STAHLWILLE製・・・±2%以内
・HAZET製・・・±0(誤差を認めず)
・・・でした・・・。
・・・勿論、Snap-on製はHAZET製の「100倍」以上、使用していますので、単純な「比較」は出来ませんが、いずれの品も、「最高級の精度」を持っている事だけは確かでしょう・・・。
・・・ただ、「トルクレンチ」に限って言えば、同じ「20-100Nm」で、上記の3社から「敢えて」1本、おススメするなら、やはり、「Snap-on製」でしょうかね・・・。
・・・一番オーソドックスな構造で、扱いやすい上、80ギヤ使用で小回りが利く、操作感も実に滑らか、ブランドイメージや見た目も上々・・・しかも、この3社の中では、ブッチギリで「安い!」・・・のですから、「決まり」でしょう・・・😉
・・・以上は、「プリセット型トルクレンチ」についてですが、トルクレンチにはこの他にも、色々なタイプの物があります。
デジタルトルクレンチなどは、メモリー機能や、アラーム機能、更に現在のトルクをリアルタイムで確認できる・・・等の「特長」があり、自分も手元に置いてありますが・・・全然使っていません・・・🤣
・・・因みに、「工具」は、以上の物の他にも、「沢山」置いてあるのですが・・・上記の内、最後のHAZET製トルクレンチ以外は全て、「63B」の中に入ってしまいます・・・。
・・・スミマセン・・・また、「長文」・・・やってしまいました・・・😓
・・・こうなるのが自分で分かっておりましたので、「工具」の事はなるべく取り上げなかったのですが・・・😟
・・・ただ思うのは、「良い車&良い工具」・・・は、「セット」と考えた方がイイんじゃないかなあ・・・と言う事ですね・・・。
・・・世間には、「工具マニア」なる人たちもおいでですが・・・そして、自分は決して、「工具マニア」ではありません・・・が、「一流工具」の「良さ」は、多少なりとも感じてはおりますので、興味のある方は、是非、お試しいただくと宜しいかと思います・・・。
・・・「車と付き合う楽しさ」・・・が、更に「増える」・・・と思いますよー・・・😋
・・・以上、「みん友さん」に刺激されて、言わずもがなの「駄弁」を弄しました・・・。
・・・長くなりましたので、今回はこの辺で失礼致します・・・。
・・・では皆様、また近々・・・。