浜こうのブログ一覧

　キャブは15馬力だったにせよ。スピードが2馬力程度しかでないのは、
　ボートが滑走状態にならないのからではと調べていくと、スタビライザーを装着すると、ボートの船首があがらず、早く滑走状態になるそうな。なるほど。。。

　それなら、装着するべしと、SEスポーツ200を購入しました。

　しかし、この製品は、マーキュリーシープロ20馬力以下には装着出来ないそうです。マーキュリーのシープロはトーハツの共用部品を使っているので、私のボートも装着出来ないかもと思いながらも、試しに購入してみました。

　
　ベースプレートを装着するも、固定部間の距離が127mm以上必要とマニュアルに記載ありますが、トーハツのMFS9.9Bのキャビテーションプレート幅は、122ｍｍしかありません。やはり、装着するには狭すぎるみたい。


　あまりにも、はさむ長さが短いので、端部の固定ネジ上部にあがってしまい、いくら締めてもゆるんできそうですね。そりゃそうだわ。このままじゃ、はずれそうです。

　
　ならばと、固定ネジがうきあがらないように、ステンレスプレートを入れて、共締めしました。


　おおっ、うまくくいきましたね。きちんと、ベースプレートが固定できました。


　スタビライザーを装着するも、いかにも安定しそうです。

　駐車場でエンジン始動時には、スタビライザー外せば、ベースプレートはゴミバケツに入りそうだし、うまい具合かも。。

　
　エンジンは古くても、なんとか装着できましたよ。



　
　

注文していたアノードが届いたので、早速、装着しました。


　ギアケース用のアノード　620円


　スイベルブラケットとスターンブラケット用のアノード　380円　2個

　
　（左：取り外し前、右：新品）
　ギアケース用のアノードは、サイズが大きくなっていました。結構違いますね。

　
　（左：取り外し前、右：新品）
　こちらは、同じサイズでした。

　磨いて古いのも装着出来そうでしたが、対して値段しないので、新品に交換しました。

　
　スターンブラケット用のアノードを装着


スイベルブラケット用のアノードを装着


　ギアケース用のアノードを装着

　対して値がはるパーツではないけど、エンジンを錆から守るパーツなら、
　きちんと交換しておきたいですね。

　キャブの整備は終わったので、次は、アノードを見てみる事にしました。
調べてみると、車と違って、アノードというパーツがついていて、自身が錆るためについているそうです。面白いっすね。アノード自身が錆ることで、海水につかった船外機自体を錆から軽減させるそうです。なるほどー、たいしたパーツではないけど、役割的には大事なパーツなんですね。

　早速、チェックしました。

　パーツリストから、アノードがどこについているのか調べて、


　まずは、ギアーケースににありました。外してみると。。


　ふぇー。もちろん、錆ているから機能しているとはいえ、ひどく錆錆じゃん。海水で塩が付着し白っぽいっす。



　次に、「スイベルブラケットにもあるのかー」と見てみると、赤丸の箇所「あっ、唖然」こっちは、外れてしまったのかついてませんでした。


　　次に、「スターンブラケット」を見てみるとこっちはついてましたが、ひどく錆錆で真っ白です。ボルトにも塩が固着している状態でした。


　今まで、アノードが一度も交換されてないかもー。

　　備忘録として、部品番号は、スターンブラケットとスイベルブラケットのアノードは「338-60218-0」で、ギアーケースのアノードは「3v9-60281-0｣
　でした。


　車と違って、「錆びるためのパーツ」なんて、面白いっすね。


　（続く）

　キャブレーターは新品と交換できたけど、この古いキャブレーターを捨てるにはもったいないので、リペアキットで整備して、次のキャブ不調に備えておきますかね。

　でも、ボートのキャブのリペアなんて、やったことがないけど、
　バイクとそうかわらんでしょと、まずは、リペアキットのパーツを確認しました。

　パーツ番号から確認し、ピンク色のパーツが、リペアキットに入っていたパーツっす。てことは、「ピンク色のパーツを交換すりゃ良い訳ね。。。」

　

　ケース下のビス4本外し、


　外してみたら、なんと、Ｏリングに汚れが付着し、ひどかったです。
　緑丸のケースに汚れが無いっすね。赤丸のＯリング部分に、汚れが堆積してました。

　
　これじゃ、海の上で止まってしまうのも時間の問題でしたね。
　やばい、やばい。新品に交換しておいて良かったっす。
　
　ケース内を綺麗にしてＯリングを交換し、


　赤丸のフロートのシャフトを止めているビスを外し、フロートとフロートシャフトと緑丸のフロートバルブを交換しました。


　フロートバルブを止めているバネの向きは、注意が必要らしい。。。なるほど


　次に、緑丸のメインジェツトをドライバーで外し、パーツクリーナーで汚れを落とし、赤丸のラバーキャップを外すと、


　スロージェットが見えてくるので、ドライバーで外して、パーツクリーナーで汚れを除去し、


　次に、上部のビスを3本外すと


　バルブボディが現れました。なるほど、キャブレター上部がバルブボディになっているのね。こっちは、それほど、汚れてませんでした。


　ガスケットを新しく交換し、

　上部ビス3本とカブビス4本を均等に、2Ｎｍで締め付けました。

　（リペア前）


　（リペア後）

　外部の汚れをブラシで落として、「ジャジャーン。リペア完了っす」
　初めてだけど、出来たじゃん。

　
　1-24のラバーブーツだけは、交換出来ませんでした。どうやれば良いかわからなかったから（笑）

　燃料フィルターもキャブレターも新品に交換したから、調子が悪くなのはだいぶ先かも。。。その時が来るまで、保管しておきましょう＾＾

パーツもそろったので、キャブレーターを交換してみました。

　
　キャブレーター内のガソリンを抜くために、ドレインボルトを外し、


　キャブレーターにつながっているガソリンチューブを外し、


　エアークリーナとつながっているエアーチューブを外し、


　キャブレーター上部のコネクターを2箇所外し、


　アクセルワイヤーとのリンゲージにマークして、


　ストップネジの微調整のため、初期値を計測


　ソケット10で、エアークリーナーのロングボルトを2箇所外すだけで、


キャブレーターは外れました。

　
　後は、ガスケットを交換しながら、新しいキャブレーターを逆順で取り付け、
　2箇所のボルトを10Ｎｔｍで均等に締め付けました。


　エンジンを始動させ、

　
　タコメーターで確認しながらストップネジを調整し、アイドリングの回転数を1000回転にキープしたら、2時間の試運転を無事に終え、1度もエンジンストップする事も無く、キャブレターの交換が完了しました。

　「やったねー＾＾」

　しっかし、

　外したキャブレーターの部品番号を確認するも


　なんと、交換した新しいキャブレーターと同じ「3Ｒ3Ｇ」15馬力用でした。

　（笑えるー。）馬力アップしようとキャブレーター交換したはずが、
　実は、同じ型番のキャブレーターでした。予防交換にはなりました。（笑）

　てことは、ボートの購入時に業者から9.9馬力と説明を受けていましたが、「納船時から15馬力だった」て事ですね。

　それにしても、18年前のエンジンとは思えない程、キーを回して、1発始動で、とても快調っす。予防交換になってしまったけど「古くてもエンジンはこうでなくっちゃーね＾＾」