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浜こうのブログ一覧

2022年01月31日 イイね!

ママビーノ(37) 国産ベアリングに交換(SA37J)

 週末時間ができたので、早速、アマゾンで購入した国産ベアリング(過去ブログ参照)に交換する事にしました。

 ママビーノ(11)マフラー外し、ママビーノ(33)クラッチ外し、ママビーノ(34)ギアオイル抜き(過去ブログ参照)の作業をして、マフラー、自動遠心クラッチ、Vベルトを外した状態で、

 
 前輪と違い後輪は、回ると言っても、かなり負荷をかけて回さないと回りません。どこか、ひっかかかっているような、回転するのに重い感じがします。まっ、ベアリングの固着か、台湾製ベアリングが原因なのかわかりませんが。。。これでは駄目っスよね。

 まずは、1人作業で後輪タイヤを外すために

 ブレーキカムを左に押しながら、固定ナットで締めれるだけ、締めて、ブレーキをかけた状態にしました。二人で作業なら、ブレーキを握っていてもらうんだけど(笑)娘はお受験だし。。


 ホイールナットは、ソケット22で、センタースタンドではなく、サイドスタンドで、後輪を地面に接地させた状態で、ナットを緩めました。すると、簡単に、ホイールが外せました。ほぅ、一人でもできるじゃん。

 
 ブレーキシューはかなり、汚れていました。

 
 ブレーキシューは、半月状に取り付けてあり、ばねで圧着してるだけなので、手前に割るように引っ張れば、簡単に外せました。
 あわせて下側にあるブレーキカムシャフトを外したかったのですが、


 ブレーキカムシャフトを外すためのナットが、写真のように、溶接されていました。「ガーン」これじゃ、カムシャフトは外せません。このナットが外れると、後輪のブレーキが利かなくなって危ないので、安全対策で溶接されているんでしょうから、今回作業では、ブレーキカムシャフトを外さず、オイルをシャフト周りにさして、気になっていたリアブレーキレバーの戻りも改善されました。

 
 次に、ギアケースを外すため、
 クラッチ側に、ソケット8のボルト5箇所、ソケット10(ギアオイルドレイン兼用)のボルトが1箇所あり、
 マフラー側に、ソケット8のボルトが1箇所で、合計7か所のボルトで、ギアケースが外せました。


 外したギアケース(外側)
 Cリングとホイールベアリングが見えますが、想定通リ、台湾製ベアリングでした。

 
 外したギアケース(内側)
 ギアケースの内部を見たら、ガーン。クラッチベアリングは、台湾製ベアリングだろうと思っていましたが、アイドルベアリングも台湾製ベアリングでした。「そりゃ、無いよ。ヤマハ純正バーツを購入して、国産ベアリングが来たのに、標準でついているパーツは台湾製ベアリングだななんて。。」交換するベアリングが増えてしまいました(笑)
 

 次は、車体側です。


 左のホイールシャフトとアイドルギアを外し、クラッチシャフトは、手で外せなかったので

  
 クラッチ側からクラッチナットをつけて、ハンマーで軽くたたきながら、シャフトを抜きました。「ハンマーでたたかないといけないほどシャフトが、クラッチベアリングと固着したのか」と思いましたが、違うみたいです。(後述参照)

 
 シャフトとギアを外すと、車体側のクラッチベアリングと、アイドルベアリングが見えてきました。「ガーン」これも、全部、台湾製のベアリングなのね。
 
 致し方なく気合をいれて全ての台湾製ベアリングを国産ベアリングに交換する事にしました。


 ベアリングプーラーを使って、あて木をしながら、慎重にベアリングを抜いていきました。
 

 「おおっ」抜けたー。

  
 ホイールベアリングを外すときは、Cリングがついているので、


 アマゾンで「Utoolmart スナップリング ラジオペンチスナップリングプライヤー 保持リングプライヤー 45#鋼 7インチ 外(軸用) ストレート型 外部サークリップペンチ ロングスナップリングプライヤー 1個入り プライヤー サークリッププライヤー」950円で購入し、


 Cリング用のプライヤーを使って、Cリングを外してから、ベアリングプーリーで、ベアリングを外しました。

 全部、ベアリングとオイルシールを抜き終わったら、次は、圧入です。


 車体のクラッチ側から、オイルシールの向きを注意し、ベアリングレースを使って、ハンマーで圧入しました。


 「おおっ、うまく、圧入できると気分良いですね。圧入作業にはまりそう(笑)」


 ホイールベアリングの圧入は、オイルシールを圧入してから、圧入しました。「おっ、素人作業にしては、なかなかうまくいったかも。。。」

ところが、
 

 クラッチシャフトが、写真の箇所まではスルッと入るのですが、それ以上は、入りません。「アレッ。国産ベアリングでは、シャフト径が合わないのー?そんな馬鹿な」と思いながら、クラッチシャフトを計測してみる事に、

 
 上部、16.96mm


 中部 17.00mm


 端部 17.04mm

なるほど、シャフト自体に0.1mmテーパーがついていたのね。そっか固着しているわけではなかったようです。ならばと、軽くハンマーでこずきながら、クラッチシャフトを差し込みました。たたきすぎると、ベアリングを痛めてしまうので
注意しながらやりました。


 今回、以下のベアリングとオイルシールを交換しました。

 ①クラッチベアリング
  ヤマハパーツ番号 93306-201YA アマゾン 6201   ×1個
  ヤマハパーツ番号 93306-200Y1  アマゾン 6200   ×1個

 ②アイドルベアリング
  ヤマハパーツ番号 93306-301Y1 アマゾン 6301   ×2個

 ③ホイールベアリング
  ヤマハパーツ番号 93306-203X5 アマゾン 6203LU ×1個

 ④クラッチオイルシール
  ヤマハパーツ番号 93102-17806

 ⑤ホイールオイルシール
  ヤマハパーツ番号 93102-22808

 これだけ、脱着したので私のスキルもあがった気がします。(笑)

 
 ギアケース内部の鉄粉も除去し、こんなに汚れていました。

 あとは、逆順で戻し、ギアケースのソケット8は5Nmで、ソケット10は13Nmで締め付け、ホイールナットは104Nmで締め付けました。

 
 台湾製ベアリングを全て国産ベアリングに交換し、後輪を手で回すと軽く後輪が回るようになりました。やはり、車輪はこうでなきゃね。ベアリング交換でこれほどまでに違うとは。。。
  
 今回の作業で、リアブレーキレバーも軽くなり、後輪も軽く回るようになり、耐久性も向上した事でしょう。ママのために頑張った甲斐がありました。

 
 
 


 
Posted at 2022/01/31 16:33:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ビーノ | クルマ
2022年01月21日 イイね!

ママビーノ(36) ベアリング考察2(SA37J)

 純正パーツでも、台湾製のベアリングは耐久性が無いので刻印を調べて、国産ベアリングを買い直すことにしました。

 ヤマハパーツ番号「93306-203YA」の刻印は「6203」だったので、
 
 アマゾンで「日本精工(NSK) 深溝玉軸受 オープン形 ラジアルボールベアリング 6203」693円で買ってみました。

 ヤマハパーツ番号「93306-200Y1」の刻印は「6200」だったので、

アマゾンで「NTN ベアリング 6200」221円で買ってみました。

 ヤマハパーツ番号「93306-203X5」の刻印は「6203LU」だったので、

 アマゾンで「エヌティエヌ(NTN) ベアリング 内輪径17×外輪径40×幅12mm 6203LLU」512円で買ってみました。

  これで、うまくベアリングを圧入できれば、後輪のベアリングは国産に交換できます。

  何故、面倒にも「純正パーツを購入して、更に、国産ベアリングを購入したか」というと比較すれば一目瞭然っす。



ヤマハ純正パーツ(93306-200Y1台湾製ベアリング)の場合


アマゾンで購入したNTN製 6200 国産ベアリングの場合



ヤマハ純正パーツ(93306-203YA台湾製ベアリング)の場合


アマゾンで購入したNSK製 6203 国産ベアリングの場合

  こんなに違うもんなんですね。台湾製ベアリングと国産ベアリングの違いは、段違いです。でも、うまく、圧入できるかなー。。。
Posted at 2022/01/21 14:59:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | ビーノ | クルマ
2022年01月21日 イイね!

ママビーノ(35) ベアリング考察(SA37J)

 ママビーノの後輪スムーズに回らない原因は、ブレーキに問題があるのか、ベアリングなのか、ギアなのか分からないけど、現時点において走れていますし、後輪のブレーキではないだろうと考え、あとは、トランスミッションを開けてみないと分からないので、準備として、まずは、後輪の駆動系のベアリングを調べる事に、


 先日、強化スプリングに変えた(過去ブログ参照)クラッチシャフトについているベアリングは、ヤマハのパーツ番号で、93306-203YAと93306200Y1の2つで、オイルシールは93102-17806でした。


 トランスミッションベアリングでは
 アイドルシャフトの93306-301Y1を2個とミッション外部のホイールシャフトに93306-203X5を1個で、オイルシールは93102-22808でした。

 なるほど、ようするに、この5個のベアリングのうち、どれかが、「シャーシャー」と後輪が回転にする際に音を出して、スムーズに回転しないわけね。

 どのベアリングが固着してしまっているか分からないので、後輪に関係するすべてのベアリングとオイルシールの純正品を注文してみました。

 ヤマハの純正パーツが届いたので、刻印を調べていきました。

(クラッチベアリング)

 ヤマハパーツ番号「93306-203YA」の刻印は、「6203」でした。メーカーはTPI(台湾製)でした。
 

 ヤマハパーツ番号「93306-200Y1」の刻印は、「6200」でした。メーカーはTPI(台湾製)でした。

(アイドルベアリング)

 ヤマハパーツ番号「93306-301Y1」の刻印は、「6301」でした。メーカーはNTN(国産)でした。パーツ番号も93306-30101でした。

(ホイールベアリング)

 ヤマハパーツ番号「93306-203X5」の刻印は、「6203LU」でした。メーカーはTPI(台湾製)でした。

 なるほど、アイドルシャフトのベアリング以外は、台湾製のベアリングが純正品なわけね。

 となると、たかが9000kmで、ベアリングから音がでだすなら、純正品と言えども、ちょっと交換しがたいですね。
 
 恐らく、音がでているベアリングは、アイドルシャフトのベアリング(NTN)からではなく、台湾製のクラッチベアリングからか、もしくは、ホイールベアリングからでしょう。


 てことは、逆に言えば、この3つのベアリングを交換すれば、音は出なくなるのかな。。。。

 

 
Posted at 2022/01/21 00:48:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | ビーノ | クルマ
2022年01月18日 イイね!

ママビーノ(34)ギアオイル交換(SA37J)

 クラッチを強化スプリング交換とウェイトローラーの交換した際に、

 
 気が付いたのですが、後輪を手で回しても、回りません。
 「あれっれー」Vベルトを外していれば、後輪は、リアブレーキを握っていないかぎり、ホイールはフリーになるはずですが、手で回転させると「シャー、シャー」と音が出て、すぐ回転が止まります。

 もしや、ギアオイルが入っていないのかなと思い、

 
 アマゾンで「GRONDEMENT(グロンドマン) スクーター専用ギアオイル(ファイナルギアボックス専用) 300ml 日本製 GOS01」1146円を購入しました。
 これ、オイル差しも必要ないので、良いかもー^^

 
 ギアオイルドレインボルトは、赤丸下 ソケット10で外し、あわせて、注入ボルトを赤丸上は、ソケット12で外しました。

 
 注入量は100mlで、抜けたオイルも100mlでオイル量は問題ありませんでしたが、写真のように、かなり濁っています。走行距離9000kmだから、今まで、一度も交換していなさそうですね。

 抜き終わったら、ドレインボルトを13Nで締め、注入ボルトを締めて完了です。

  ギアオイルを新しく交換しても、後輪を手で回してやはり、「シャー、シャー」音はおさまりませんでした。

 「こりゃー。あかんわね」今は、まだ、音が少しだから走れるけど、そのうち、ベアリング破損して大事になる事でしょう。
 ギアオイル交換しても、音がおさまらないなら、ベアリングの固着か、ギアからの音でしょうね。

 うっ、私の苦手な圧入作業か。。。。。

Posted at 2022/01/18 19:59:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ボート | クルマ
2022年01月16日 イイね!

ママビーノ(33)ハイスピードプリ―交換&ウェイトローラー変更&強化スプリング交換(SA37J)

 ママビーノの電装系整備は終わったので、今度は、駆動系を改善する事にしました。
 現状は低速時に加速感はありますが、3000回転(6000回転)ぐらいから、急にトルクが落ちてしまい、50km/時前後だすにも辛抱がいります。普段から、法定速度は守っていますが、車線変更とか一時停止中の大型バスを追い越しとかでは、もたつき感あるので市街地での走行は逆に怖いです。

 そこで、
 
 最初に購入したパーツは、

 アマゾンで、「横綱ハイスピードプーリーキット 4サイクルJOG CE50 (SA36J・SA39J) 4サイクルVINO(ビーノ)XC50( SA26J・SA37J)」3760円でした。
 強化スプリングも、ウェイトローラーもついて、この値段なら安いんじゃないの?と思いましたが調べていくと、

 ウェイトローラーは耐久性が無いとか、強化スプリングはバリもでて、装着しにくいとか、掲載している方がおられましたので、ウェイトローラーと強化スプリングは、別なのを買い直す事に、、

 ならばと、
 
 アマゾンで「デイトナ バイク用 DWR ウエイトローラー φ15×12mm 5.0g 方向指定なし 3個セット 90451」700円(3個)

 

アマゾンで「強化クラッチスプリング ヤマハA」800円でした。

 あわせて、自動遠心クラッチの39mmナットとプーリーやクラッチを外すために、


締め付けトルクで、締めたかったので、39mmソケットを購入しました。
アマゾンで「デイトナ クラッチロックナットソケット 39mm 72173」1966円でした。ほう、こんなに大きなソケットもあるのねー。と感心しつつ


アマゾンで「バイクパーツセンター ユニバーサルホルダー Moto Tools 汎用 975003」779円でした。

 
 赤丸の6ケ所を8mmソケットではずし、クラッチケースが外れました。
 ガスケットは、再利用する事にして、

 
 赤丸の2箇所のナットを17mmソケットで外し

 
 ユニバーサルホルダーを使って、時計と反対回しでナットが外せました。

 アウタープーリを外すと、
 
 インナープーリーが有り、


 なるほど、このインナープーリーを横綱ハイスピードプーリーに変えれば良いわけね。
 ウェイトローラーは純正の7g×6箇所=42gから、デイトナの5g×6=30gに変更し、背面のカバーをつけようとしたら、シャフトに入りません。「あれっ」と思いながら、計測してみたら

  
 純正の背面カバー 12.96mm

 
 横綱プリ―の背面カバーは、12.84mm


 内径で0.12mmも違うし、スプラインもきってあるし、「こりゃー、あかんわ」
 

 てことで、横綱プーリのカバーは使用せずに、ウェイトローラーの外径は同じだから、純正の背面カバーを使用しました。プーリ側はこれで完了っす。簡単でした。


 クラッチ側は、17mmソケットを外すと、右写真:クラッチアウターが外れ、その内側に、左写真:自動遠心クラッチがそのまま、すぽっと外せました。

 はずしたクラッチの赤丸の39mmナットを外すと、

 
 「ぼよーん」とセンタースプリングが伸びて、クラッチシュー背面のスプリングが見えてきました。

  
 スプリングを細いドライバー等で、ひっかけながらドライバーをおこすと、スプリングが「カッチ」とはまりました。

 
 3つのスプリングを強化スプリングに変更し、初めての作業にしては「うまくいったかもー」


 あとは、クラッチナット(39mm)は60Nmで、クラッチアウターナット(17mm)は40Nmで、プーリーアウターナット(17mm)は30Nmで締め付けました。 Vベルトは、クラッチ側を手で広げてからベルトの向きに注意して、はめました。今時のスクーターは整備も、昔に比べ簡単ですね。

 で、肝心の装着後の試運転の結果は、想定通リの結果となり、クラッチの強化スプリングのおかげで、クラッチミートのタイミングが1段あがった感じと、それに伴う加速感の減少をウェイトローラーが補って、更に、ハイスピードでもプーリーが回っている感じがしました。
 
 簡単に言えば、いままで、40km/時から息つきしていたのが、50km/時ぐらいから息つきするようになりました。たしかに、このぐらいの方が、市街地走行では扱いやすいかも。
 
 整備が終わってママに話したところ「あたしは30km/時しか出さないし、大型バスを追い越しもせずに、全て、バスと一緒に停車しているから関係ないわ」
 だって。。。。

 確かに、一時停止車両を追い越しもしなければ、関係無いかー。そんな走りは、俺には無理だけど(笑)




 
 
Posted at 2022/01/16 21:18:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | ビーノ | クルマ

プロフィール

「愛車グランプリにエントリーしました! https://minkara.carview.co.jp/userid/2051174/car/1566432/profile.aspx
何シテル?   12/20 10:31
はじめまして、浜こうです。やっと念願のポルシェを購入しました。よろしくお願いします
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