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琢麻呂のブログ一覧

2019年08月15日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第6回後編)

今まで何度口にしたか分かりませんが、これだけは言わせて下さい。

いえ、どうしても言わせてもらいます。

「休みって あっという間 だよねえ」(たくを)

ということで、お盆休みは今日までとなりまして、今回は教習所通いを優先したこともあって特に遠出したりというのはありませんでしたが、まあ休みなので休むべきなんですよ、ええ。(←屁理屈)

さて、中年の中年による中年のための普通二輪教習レポート(なのか?)も、教官のお目こぼしか無事2段階に進むことが出来まして、1時間目のシミュレーター教習を受講したところまでが前編のあらすじ。
長いように思われた教習も、ストレートでクリアすれば残り7時間という所になり、後編はいよいよ2段階の実技講習がスタートします。

一瞬たりとも目が離せない、怒涛の展開の目撃者になるのはアナタだ!。(←早く進めろ)

~~~

個人的には考えさせられるところのあったシミュレーター教習が終わり、「早めに次の予約入れた方が良いんじゃない?」という教官の声に、次の実技教習の前に予約を入れに受付へ。

私はお盆休みが15日までで、16・17日が仕事になる旨を伝えると、「16日は仕事なんですね・・。そうなると18日の午前中1時間が最短になります」ということで、一瞬「16日休んじゃえよ」という悪魔の囁きがあったものの(←おい)、18日に予約を入れてもらうことに。
少し間が空くとはいえ、いつもの週末のみの受講であれば5日間は空くわけで、それに比べたらだいぶ間隔が短いじゃないかと前向き思考に切り替えて、少し急ぎ気味で車庫に向かって実技講習の準備に。

2段階の2時間目にあたる今回は、1段階で2度ほど担当になった穏やかな感じの教官が担当で、「今日から2段階なので、交通法規に従った練習となりますので」という話しのあと、今の相棒たるCB400の元へ。
「バックで車両をコースに出して下さい」と言われたものの、車庫側の地面とコースの舗装との段差であくせくしていると、「では、エンジンをかけてゆっくり前進で回転しましょうか」と言われ、他の車両に気を付けながら回転してコースに出て、ウォーミングアップ走行へ向かいます。
この時間は、何度か時間が一緒になっている大型二輪教習の方が1人のみ。あとは自動車教習が2台くらいといったところで、普段に比べるとまだコースが空いている感じでした。

ウォーミングアップ中は特に教官からの指示はありませんが、私の場合はどうもアクセル操作が雑といいますか、再加速するときに微妙な操作が出来ていなくてガクついたり、アクセルを戻し過ぎたりしている感じがあるため、出来るだけその辺を意識して周回します。
坂道発進は、むしろ初めてのころの方が上手く行っていた気がするほどで、今回もエンスト(^^;。

その後の一本橋は、前半落ちずに行けたのでこれは渡れそう・・と思ったら、渡ったあとの合流を意識してウィンカー操作や本線コースに気を取られてしまったためか、最後の所で落ちてしまい、やはりちょっとしたことでバランスが崩れてしまうみたいですね。

そんな感じで自分なりに反省しつつ、ウォーミングアップが終わり、検定のスタート地点へ。
まだ1コースも怪しいところで、教官より「今日はまず、もう一つの2コースを案内します」という話しが。

うっ、まだ1コースも怪しいのに・・。

説明を聞くと、1コースは左折でスタートしますが2コースは右折でスタートし、その後は前半を1コースと逆回転で回っていく感じで、車線変更から先は1コースと同じ流れになるらしく。
前半の違いさえ頭に入れれば良い・・とはいうものの、なにぶんギガ不足の頭でありますゆえ・・。
練習でどちらかだけ走っていればまだしも、交互に走ったり検定の時ともなれば、何かのはずみでどちらのコースをを走っているか吹っ飛んでしまう可能性がありそうな予感(^^;。

その後は、前回練習した1コースを私が先行して走ることになり、いざスタート。
自分が先行する場合も教官のサポートがついているものの、それぞれのバイクに分乗しておりますゆえ、あくまで自分の操作が頼りとなりますから、やはり緊張します。

えーと、ここは左折で、えーと次は・・。

私の操作が怪しくなると追走している教官から指示が出るのですが、コース順を意識するとウィンカー操作がおぼつかなくなり、特にクランクやS字走行はウィンカー操作を意識するとバランスを崩しそうになったり、逆にウィンカーを忘れがちになったりで難しい・・。
とりあえず、先日のように大きくコースを間違うことはなく、何とか1周出来て一安心。

続けてもう一度、私が先行して1コースの走行へ向かい、いくらかコースが頭に入ってきたらしく意外と順調だな・・と思っていると、S字への進入直前で妙にガクつきエンストしそうな挙動に。
いつもはこんな事が無いのに何でだ?と思いつつ、理由は分からないまま、とりあえずシフトダウンを・・と思ったら、操作が間に合わずバランスを崩して左に転倒・・。

「大丈夫ですか?」と近寄ってきた教官から「S字の進入は小さく回るのでバランスを崩しやすいですからね」ということと、「ああ、ギヤが3速に入っていたみたいですね」という指摘が。
それを聞いて、「確かにいつもよりガクつくなと思ったんですよ」と答えつつ、原因に納得。
もしかすると直線の交差点を出たとき、ローから2速に上げたつもりが実は2速に入っていて、そこからもう1速上げてしまって3速になっていたのかもしれません。

何度か転倒したため、何となく引き起こしに慣れつつあるのは、怪我の功名といいましょうか(^^;。

坂道発進はやはりエンストしたものの、一本橋は何とか成功し、何とかゴールへ。
坂道発進のエンストは、半クラッチで進み出そうとしているのでリヤブレーキだけ離せばいいのですが、恐らく同時にクラッチも離してしまっているのかなあ・・という気も。次回はこの辺に気を付けてみようと思います。

相変わらずブレーキをかける強さが把握できていなくて、停止線よりだいぶ手前で止まってしまったりという課題もありつつ、とりあえず1コースは何とか頭に入って来た点は良かったかな・・と。

さて、次回はどうなりますか。


「フフフ、そろそろ私の出番だな」(謎の声)


(たぶん続く)
Posted at 2019/08/15 18:55:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月15日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第6回前編)

「スズキ乗り ああスズキ乗り スズキ乗り」(←ネタ切れ感)

「スズ菌感染者」とか「変〇スズキ乗り」といったことを皆さまも聴いた事があるかもしれませんが、私の周りだけなのか、81スイスポ関係のお友達はバイクも乗られる方が多い印象なのですよね。
スズキといえばご存知の通りバイクメーカーでもあり、バイクに通じる何かしらがある車だったのかなあ?と、改めて思ってみたりしております。
なんて言っている元81スイスポ乗りの私も、こうして二輪免許取得に至っている訳ですが。

さて、各方面から絶賛の声(←幻聴)を頂いております普通二輪教習の連載ですが、ついに10時間目の第1段階見極めまで進み、果たして無事2段階に進めたのだろうか?という所で終了したのが、前回までのあらすじ。

それでは皆さま、夏バテ解消の清涼剤(←なるのか?)として、どうぞお付き合い下さいませ。

~~~

曇りの予報ながら時折小雨がパラつく朝を迎えた、お盆休み真っ只中の13日。
幸いなことに、これまでレインコートを着用するほどの雨には当たらずに来ており、この日も教習開始の11時半が近づくにつれ、空はすっかり明るくなり、むしろ暑いくらいの気温に。

前回の帰りがけに予約を取りに受付に行った時点では、教官がまだ戻って来ていなかったらしく、本当に2段階に進めたのかハッキリ分かっておりませんでしたので、その辺を確認するため教習所に着いたところで、ドキドキしつつまずは受付へ。
受付の方に「前回、シミュレーター教習の話しが出ておりましたが・・」と伝えると、奇跡的に2段階に進めたということで、もちろん進めたのは嬉しい反面、今の技量で先に進んで大丈夫なのかなあ?という不安も、少々あったりしますが(^^;。

実は私が受講している、自動車免許所有の普通二輪運転免許コースは、時間オーバーしても追加料金無し(卒検を落ちた場合は実費)の一律料金になっておりまして。
私と同世代や上の年齢層になりますと、身体能力的に若いころのように行かない場面もあると思いますから、これから二輪免許取得を考えていらっしゃる方は、近隣でそういった教習所を探してチャレンジされるのも良いかもしれません。

さてシミュレーター教習のほうですが、この時間の講師は前回1段階の見極めを担当された教官で、いつもの車庫とは別なところにあるシミュレーター室に案内され、この時間に教習を受けるのは私だけのようでした。

シミュレーターは前方には走行シーンが映し出されるモニター、その直下に走行音などを発するスピーカー、その手前にハンドルやステップ周りが再現された筐体があります。
どうやらシミュレーターのソフトは、Windowsパソコン上で稼働している様子。

モニターに映し出されるCGに酔ってしまう方もおられるらしく、最初に教官から「もし画面を見ていて具合が悪くなったら言ってください」という話しがあり、まずはシミュレーターに慣れるためのテストコースからスタート。
シミュレーターは音声案内に従い、CGで再現された道路や街並みを走行するというもので、エンジン始動も実車そのままで、クラッチ操作に失敗するとちゃんとエンストするらしいです。

「だって シミュレーター だものなあ」(by たくを)

テストコースは途中で一時停止があるだけの、シミュレーターの操作に慣れるためのコースで、続けてもう少し市街地に近いコースと、2つのコースを体験したところで一旦終了。

「具合が悪くなったりはしていませんか?」という教官の再確認とコース解説があったのち、複数名の受講生がいれば入れ替わりで自ずと休憩が取れると思いますが、今回は私のみですので、休憩を兼ねたらしき雑談に。
以前に125~250ccのバイクを考えていると話したためか、「一台所有であちこち行くなら250ccクラスが良いと思いますよ」といったアドバイス的な話しや、「教習車でCB400に乗っていると4気筒も良いなあと思いますね」なんて話しもあったりで。
現在考えている車種など、その辺の話題はまたいずれ書いてみようと思っております。

と、再びシミュレーター教習に戻り、ここからは休憩をはさみつつ、夜間のコースと雨のコース、霧で視界の悪いコース、山岳路コース(?)を体験していきます。
さすがシミュレーターというだけあって、雨は制動距離が伸びたり、これまでのつもりでアクセルを開けてしまうと滑ってしまったりなど、結構リアルです。(そりゃそうか)

あ、横断歩道に人がいるな・・と思って止まったら、なぜか渡らないフェイントをかけてきたりとか、逆に気が付くのが遅れて止まらずに走りすぎてしまったりとかしつつ(^^;。

音声案内:「次の交差点を左に曲がって下さい」

琢麻呂:「なるほど、信号で停止して左か・・」

教官:「そこは停車禁止の場所ではありませんか?」

しまった、消防署の前のアレか。

「ピーポーピーポー」(救急車出られない)

・・・。(気まずい沈黙)

シミュレーター世界の誰かを犠牲にしてしまった可能性があるなか(笑)、万一にも実際こうなったら歩道に乗り上げてでも退避するしかないかと思いつつ。
でもそういうとき限ってバランス崩して立ちゴケして状況悪化・・なんてことになりそうですけどね(^^;。

急に飛び出してくる車やコーナーではみ出してくる車が結構な頻度で出てきたりと、現実だったら事故になっているような危ない場面もあったりで、常に転倒のリスクを伴うバイクは、車以上に危険予測は必要なのかもしれないな・・と考えさせられる場面もありました。

実際バイク乗りだった父親も、私が子供のころでしたが、事故で一か月近く入院したことがありましたし、小さいものを含めると、他にも何度かあったような話しを聞いた覚えも。
ましてや若いころから乗っていた父親に比べると、私は50歳近くで初心者デビューですから、臆病になりすぎるくらいで丁度いいのかもしれません。

といった感じで、自分なりに色々と考えさせられたシミュレーター教習が終わり、次はいよいよ2段階初の実技教習に入ります。


・・とその前に、例によって一旦CMです(笑)。


(後編へつづく・・はず)
Posted at 2019/08/15 02:27:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月12日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第5回後編)

「バイクを買うならヤマハかホンダ」(←ホントか?)

と、それはさておき(^^;、私は二輪に関しての知識は殆どなく、今のところ各メーカーに対するイメージであったりとか好き嫌いはありませんが、やはり四輪同様にメーカーの思想の違いなどあるのでしょうね。
逆にいえば先入観なくバイク選びが出来るのも、初心者の強みだったりもするのでしょうか。

さて、話しは普通二輪教習に移りまして、8時間目で薄っすら覚えた気になっていたコース順がまるで勘違いだったという焦りの中、どうにか9時間目が終了したのが第5回前編までのあらすじ。
そして後編はいよいよ、1段階の見極めとなる10時間目へと突入する、まさにクライマックス!。

臨場感を味わうため、大画面でお読みいただくことをおススメ致します!。(←意味ないだろ)

~~~

何となく覚えたつもりになっていたコース順が間違っていたことに動揺しつつ9時間目が終了し、次の教習時間までの10分休憩へ。
物は試しと、コンビニで氷結ボトルの飲料水を買ってきてみたのですが、天気が良いとはいえまだ午前中とあってか、周りが薄っすら溶けた程度で飲めるほどではなく(^^;。
車内放置ではなくスポーツや山歩き、もしかすればバイクで人里離れてツーリングに向かうような場面なら良いのかもですね。

幸い教習所の自販機には、500mlペットボトルの飲料水が売っておりましたので、それで水分補給を行ない、いよいよ10時間目の教習が始まります。
10時間目の担当は6時間目の時の教官で、今の時間が1段階の見極めとなる旨の話しのあと、ここまで苦楽を共にしてきた、恐らく卒検までを共にするであろう、シルバーのCB400のもとへ。
入所したころは教官がコースまでバイクを移動して下さっておりましたが、取り回しの練習も兼ねてか、ここ数時間は指示に従ってバイクを移動するところから始まります。

まずはいつも通りウォーミングアップのフリー走行へ向かうのですが、前の時間に乗ったAT車のクセが残っていたらしく、少々走り出しにまごついてしまったものの、何とかスタート。
MT車のアクセルレスポンスは格段に良くて、今まで苦労していたはずのMT車のほうが扱いやすいように感じてしまったのは面白いところ。これが意のままに・・というものなのでしょうかね?。

ウォーミングアップのあと検定コースのスタートラインに着き、「まず1コースを覚えてもらって、覚えたところで後日2コースの練習に入りますので」との説明のあと、まずは教官先導で1コースの走行へ。
9時間目のAT教習でも走ったとはいえ、コース順やウィンカーのタイミングに集中しようと思っても、MT車の操作に気を取られてしまったりで、少々焦る私・・。

一周してスタートラインに戻り、「では次は琢麻呂さんが先行して、コースを間違った時はクラクションで合図しますので、指示に従って下さい」との指示のあと、不安で一杯ながらスタート。

「ビビーッ!」

うっ・・。

「そこは直進ではなく、車線変更に向かって右折ですよ」

えーと、S字のあとは外周に向かって左折して・・。

「ビビーッ!」

「信号は左折せず直進です。転回して元のコースに戻って下さい」

うっ、またか・・。

と、ここで元のコースに戻るためにはUターンしなくてはならないのですが、そもそもギリギリ旋回出来るかというところで無理をしてしまったため、少し動いたところで右に転倒・・。
右に倒してしまったときは、サイドスタンドを出しておいて反対に倒れないようにしておいて・・と、慌てていながらも以前の立ちゴケが役に立った?らしく、今回は何とか1人で引き起こし出来ました。

その後もウィンカーの消し忘れを指摘されたり、坂道発進でエンストしまくったりと、あまりに色々やらかすために教官があきれ顔になっているような気配のなか(^^;、なんとかスタート兼ゴールラインへ帰着。
コースの覚えが甘いために操作までが不安定になってしまったり、停止線を超えないようにという意識が強くなりすぎているのか停止が早くなってしまったりとか、課題満載っぽい雰囲気。


ああこれが車なら、ミリ単位の操作すら造作もないのに・・。(←超勘違い)

気を取り直して、「ではもう1周行きましょう」とスタートすると、先ほどの自分が先行しての走行でだいぶコースが頭に入ったのか、いつにも増してゆっくりなペースながらも、何とかミスコースはなく帰着。
コース順に集中しているためか、坂道以外でもエンストが増えてしまっている自覚はあったのですが、教官からもその旨の指摘がありつつ、教習時間も残り少なくなったところでラスト1周へ。

相変わらずウィンカーのキャンセルし忘れや、出し忘れて慌ててウィンカーを出したりとかはあるものの、出来るだけウィンカースイッチは見ないようにするなど、なるべく自分なりに心がけつつ、ラスト1周も何とかミスコースだけはせず走り切れたので一安心。
と、そんなボロボロな中ではありましたが、この日最大の収穫は一本橋を一回も失敗しなかったことで、やはり一本橋に対する愛の告白が効いたのでありましょうか(笑)。


どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ 必ず最後に愛は勝つ~♪(by KAN)


ちょっと違う気はするけれども。


とまあ、それはさておき(^^;、車庫に戻ったところで教官より1コースと2コースの見取り図を頂いたのち、次回の予約のために受付へ。
受付の方に「教官から次回はシミュレーターの教習うんぬんという話しはありましたか?」と尋ねられ、「いえ、特にありませんでした」と答えると、一旦受付の方は奥のほうへ。
「教官がまだ戻られていないのですが・・」との前置きは、1段階の見極めがOKだったのだろうか?という事なのだろうと思いますが、とりあえず13日に2時間予約を入れて貰うことに。

うーん、そういえば確かに、2段階に進むという話しは特に無かったような?。

いや、逆に大丈夫だったからこそ、特に何も言わなかったのでは?。

・・・。

そんな訳で、もしかして1段階の見極めで落ちた疑惑があるなか、今回はこの辺で。

(たぶん続く)
Posted at 2019/08/12 10:50:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月11日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第5回前編)

「教習車 そこのけそこのけ 琢麻呂が通る」

走行バランスが怪しくて、混走している四輪の教習車にぶつからないか心配な琢麻呂です(^^;。
今は四輪、二輪とも各車両に教官がついているので安全に守られておりますが、これが公道になったらそうは行きませんので、楽しさの裏側にある部分を忘れずにいないとなあと思うこの頃です。

さて、「仕事にもこれ位打ち込んでくれればなあ」という声が、どこからともなく聞こえて来そうなほど真面目に取り組んでいる二輪教習ですが、何とか連載も第5回を迎えました。
普段はものぐさなくせに、書き始めると意外や筆(キーボード?)が進むことからも、バイクを運転することがそれほど新鮮な出来事であることの証明ではなかろうかと感じております。

と、前置きはこれくらいにして、VRのようには飛び出したり致しませんが、皆さまに疑似体験のごとくお楽しみいただけましたら幸いでございます。

~~~

昨日の雷雨が打って変わったような、しかしながらどことなく秋の雰囲気を感じさせるような日曜日。
お盆休み初日でもある今日は、1段階の9~10時間目となり、9時間目はAT車教習、10時間目はいよいよ1段階の見極めになります。

9時間目の担当は、2時間目の若い雰囲気の教官で、最初に先日行なった運転適性診断の結果が手渡されまして、状況判断力と動作がやや劣っているという診断らしく、「運転することには支障ありません」という判定でした。
ひたすら数をこなすタイプの問題は、あまり回答出来なかったような自覚がありますので、その辺が診断に表れているとすれば納得の行く結果だと思います。

その辺の説明のあと、「今日1段階の見極めを通過出来れば、2段階は1日3時間まで実技教習が受けられますし、2段階は8時間ですので意外とすぐ終わりますよ」と教官。
ただし実技教習を連続3時間受けるのは不可で、連続出来るのは2時間までであり、1時間のインターバルを挟んだのちに、さらに1時間の実技教習という形であればOKとのこと。
つまりは最短3日間で2段階を終わらせる事も可能・・ということになりますが、そこまでは行かないまでも、お盆中も教習を行なうそうですので、予約が取れるようならこの期間に出来るだけ乗りたいところです。

と、その後はいよいよ本日乗車することになる、ATの教習車についての説明が。
教習車はスカイウェイブ(だったはず)で、原付のスクーターしか知らない私としては、改めて間近でみると結構大きいなあ・・というのが第一印象ですね。
ネットで見る緒元によりますと、通常モデルのスカイウェイブ400 は車重が220kg位のようですので、CB400よりも20kg近く重い計算になりますが、重心が割と低い?のか、思ったよりも乗り降りはし易い感じがします。

説明によると、右レバーがフロントブレーキなのはMT車と同じで、左レバーはクラッチではなくリヤブレーキという点が異なり、もちろんAT車なのでクラッチはありません。
教官曰く「操作は簡単なのですが・・これが操るとなると意外と難しいんですよ」とか。
「ホイールベースは長いものの、タイヤが小径なのでハンドルでかなり曲がれます」といった事や、「ニーグリップが出来ないため、一本橋はむしろMTより難しく感じるかも」という話しのあと、ウォーミングアップも兼ねてコースインします。

レバーが2本ともブレーキなため、これに慣れてしまうとMT車の時に操作を間違うんじゃなかろうか・・と思いながら走り出すと、なるほど加速感がちょっと独特なような。
直線はさほどでもありませんが、クランクやS字で一旦アクセルを閉じ切ってしまうと、再加速のタイムラグが結構大きい・・といいましょうか。

そのため、速度が落ちすぎたと思ってアクセルを開けると加速がワンテンポ遅れるため、クランクやS字はアクセルをある程度開けたままにして、リヤブレーキで速度調整するとレスポンスの遅れをカバー出来るような気がしました。
ただしコーナリングで車体をバンクさせ過ぎてしまうと、その形状ゆえ車体を路面に擦りやすいらしく、「つま先はステップから出さないで下さい」というのも、地面と擦りやすいからなのでしょうか?。

もっとも、クラッチ操作が無い事によるメリットもありまして、交差点進入などは走行ラインやウィンカーに集中出来ますし、坂道発進はクラッチが無いのでやはり楽ですね。
400ccだと私には少々大柄な感じはしますが、当然渋滞なども走りやすいと思いますので、なるほど125ccのスクーターが通勤快速と言われる所以も分かるような気がします。

と、ウォーミングアップが終わったところで教官より、「検定のコースは覚えましたか?」と尋ねられ、「いえ、ちょっと自信が・・」と答えると、まずは教官先導でコースを回ることに。
前回説明があったコースは「1コース」に当たり、もう1つが「2コース」になるそうで、卒業検定当日までどちらのコースになるか分からないため、やはり両方覚える必要があるらしく。
「2コースは1コースと前半が異なるだけですので、1コースを覚えてしまえば2コースを覚えるのは簡単ですよ」とは言われるものの、1コースだけでも覚えられるのかすら不安なワタクシ(^^;。

いよいよスタートラインから発進し、左折して信号を右に曲がってクランクに入って・・と、1周目の記憶があっていた事に安堵したのもつかの間、記憶ではスタート地点に戻って、そこから車線変更→S字に行ったように記憶していたはずが、スタート地点から外周をグルっと回る教官。

「えっ、前回とコースが違う???」

・・訳はなく、そう、私の記憶は完全に間違っていたのであります。(←ダメじゃん)

私は前回のブログで、「スタートからクランク→スタート地点へ、車線変更からS字→スタート地点へ、外周走行から逆方向にスタート地点を通過、外周走行から坂道発進と踏切、そのまま外周を回ってラスボスの一本橋」と書いておりましたが、クランク→スタート地点のあとは外周走行だったのでした。
そういえば確かに、前回のあと記憶を整理しているとき、車線変更に入る直前が直線ではなくどこかを曲がって来たような違和感を覚えたのは、どうやらこのためだったらしく。

つまりは、正しいと思いこんでいる間違ったコースがそれなりに頭に入ってしまっていますから、これをリセットするとなると、むしろあやふやなよりも手が悪い気も・・。
かろうじてプラス材料は、後半の「坂道→踏切→一本橋」の順番だけは合っていたことでしょうか。

あと前回から加わったこととしては、外周走行の際は直線で40km/hまで加速する必要があり、その後ポンピングブレーキで減速してコーナー進入となり、一発ブレーキングは不可・・とか。
恐らく2段階で急制動が出てくる?のかと思いますが、今日感じた部分では、じわっと加速するのではなく、なるべく早いうちに40km/hまで加速して、コーナー手前はブレーキングに集中・・という方が良さそうな気がしました。

AT車の教習はこの時間だけなためか、乗り方についてのレクチャーはさほどありませんでしたが、コース順に動揺した?ためか、楽なはずの坂道発進で停車したとき、あやうく立ちゴケしそうに(^^;。
1周目の一本橋で早々に落ちてしまったためか、通常走行の時に中央線の上を橋に見立てての練習的な走行もあり、その後の一本橋は勢いをつけたインチキ走法(笑)でかろうじて成功しましたが、確かにMT車よりもバランスを取るのは難しいですねえ。(←MT車でもバランス取れてないけど)

その他としては、私はどうも白線(中央線)ギリギリに寄りすぎてしまうらしく、「白線は壁というイメージを持ち、四輪の轍を辿るような程度にして、あまり寄り過ぎないように」との指摘が。
確かにこれが公道での走行となった場合、ハンドルを何かしらに引っ掛けてしまったら即転倒・・ともなりかねませんしね。これも気を付けないと。

この時間はAT車の体験という意味合いが強いようで、教官の先導による走行のみで終わりましたが、うーん、このコースがあやふやな状況で、次の時間は一体どうなるやら・・。

はたまた奇跡的にストレートで進んできた勢いで、無事2段階へ進むことが出来るのか?。

期待と不安が渦巻くなか、10時間目がいよいよスタート!


・・の前に、一旦CMへ(笑)。


(後編に続く・・はず)
Posted at 2019/08/11 22:07:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月06日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第4回後編)

「ナビ通り 走ってなぜか 迷う俺」

皆さんこんにちは、究極の方向音痴こと琢麻呂です。

それはさておき、何とか連載が続いております、どこにでもよく居るオッサンの二輪免許取得奮闘記、第4回の後編。

「毎回前置きで余計なこと書くから長いんだよ!」なんていうツッコミはせず(笑)、ゆるーく御覧頂けたら幸いです。

〜〜〜

何とか6時間目をクリアーし、7時間目の前の休憩に入った所までが前回のあらすじです。

教習の緊張なのか走行風のおかげなのか、教習中は意外と暑さを感じない(感じる暇がない?)ものの、バイクから降りた途端に一気に暑くなるんですよね。
持参した500mlペットボトルのポカリも、休憩時間だけであっという間に体に流れ込んでしまい、次回は凍らせたヤツを持ってこようかなあなんて思いつつ。

7時間目の担当は、以前に同乗走行の体験をした際の教官で、どうやらバイク教習は私のみらしく。

この時間は、いよいよ本番の坂道での練習となりまして、やはり6時間目の緩い坂よりもだいぶ傾斜がキツく、油断するとすぐ後ろに下がってしまいます(^^;。
何となくですがバイクのブレーキって、効きが良く感じるフロントに比べ、リヤのほうはしっかり踏んでいないと効かない・・といいますか。
教官がたびたび「リヤブレーキを踏むと姿勢が安定する」とおっしゃるとおり、姿勢制御の役割が強いのでしょうかね?。

やたらとエンジン音を鳴り響かせたかと思えば、半クラッチの甘さで走り出したらエンストギリギリでガクガクしながらだったりはするものの、何とかクリアー出来るように。
今回は集中して坂道の練習をするのかな?と思っていたのですが、かろうじて発進出来たためか、3本くらい練習したところで「次は検定コースを回りながらの練習に移りましょう」ということになり、坂道の練習はここで終了。

まずは教官が先導で、「琢麻呂さんはウィンカー操作をしなくて良いですので、離れないように後ろを走って、私のライン取りとウィンカーのタイミングに集中してついてきて下さい」という指示ののちにスタート。

私が通っている教習所は比較的コースが狭いため、特にコーナーの後にある交差点に向かう際は、まだ距離がある所でウィンカーを出しているように見えてしまうのですが、実際直線にするとその地点がちょうどの位置なのでしょうね。
逆にいうと、自分が思っているよりも早めにウィンカーを出さないとダメ・・という事になりそう。

スタート地点はクランク横の「3番」と書かれた地点。
ここから外周に出て、信号を曲がって左折してクランクに入ってスタート地点に戻って・・と、追うことに一生懸命になってしまい、ウィンカーまで見ている余裕などすっかり無くなるワタシ(^^;。

「スタートして最初がクランクで、えーと、えーと」と呪文のようにつぶやいていると、「では次は、各パートに分けての走行を行いますので、琢麻呂さんが先行して走って下さい」と教官の指示が。

「えーっ、全然頭に入ってませんよ!?」と思ったら、一周ごとにどこに向かうか指示が出されるらしく、とりあえず一安心。
「ウィンカーはいりませんので、ともかくコース順とライン取りに集中して下さい」という指示のあと、いよいよスタート。

最初は左折で、そこから外周に出て、クランクに入って、えーと、えーと。
教官というナビがあったからこそ何となく走れそうな気になっていたものも、それが無くなってコース取りがあやふやになってしまうと、操作までもが怪しくなる始末。
しかもまだ検定では無いというのに、教官が後ろで見ているというだけで今までよりもプレッシャーが(^^;。
これにウィンカーや発進、停止が加わったら、一体どうなることやら、うーむ・・。

何とか一通りの順番の走行が終わり、無事?スタート地点に戻ってきてホッとすると、それもつかの間、教官より衝撃の告白が。

「今のが、覚えて欲しいコースの1つ目です」。

えっ、1つ目???。

「コースはもう一種類ありますので、それはまた次回以降の時間に案内しますね」

えーっ、もう一種類あるのかっ!?。
何を隠そう、走るのが好きな自分が競技関係に手を出さなかったのは、コースを絶対に覚えられない自信があったからだというのに。(←どんだけ)

「もちろん、今すぐ覚えてくださいと言うわけではありませんが、検定直前になって慌てないよう、早めに覚えた方が良いと思いますよ」

あぁ、ギガが足りない、ギガが足りない、いやテラが・・。

この日の残り時間は、復習のために今のコースを教官について2本走ることに。
薄っすらながら記憶に残ったのは、スタートからクランク→スタート地点へ、車線変更からS字→スタート地点へ、外周走行から逆方向にスタート地点を通過、外周走行から坂道発進と踏切、そのまま外周を回ってラスボスの一本橋、という流れらしいこと。(ちょっとあいまい)

と、いろいろ課題は山積みながらも、この日の明るい材料といえば、苦手な一本橋が2回連続成功(喜)。
思えば、入所初日はエンストしまくってロクに発進すら出来なかった自分が、何とか一段階の見極めまで来られたじゃあ、ありませんか。

そう、きっと苦手だと思うから苦手なのです。

「汝の敵を愛せよ」という教えもあるではないですか。


「一本橋、だーい好き(はあと)」(ハズキルーペのCMの武井咲風)


猛暑を加速させた確信のなか、今回はこの辺で。

(たぶん続く)











Posted at 2019/08/06 10:57:55 | コメント(2) | トラックバック(0)

プロフィール

「今日は父の三回忌でしたが、天気も良く無事に終わってホッとしております。」
何シテル?   10/04 14:14
手先は器用(自称)、しかし生き方は不器用。 ひとたび車をバラせば何故かネジが余る。 ズレた感性を才能と信じて止まない田舎のオジさんです。 アラ...
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2022/09/20 15:05:09

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