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<本来はこの文章を昨晩アップする予定(脱稿は11日)でしたが湘南モノレールのニュースが出て急遽差し替えました。その為既にやや皆様に知られた内容となってしまいましたがご容赦下さい>

　いまVWが面白いです。週末の第36回国際ウィーン・モーター・シンポジウムとやらで新世代12気筒エンジンW12 TSIを発表、狭角V6を二つ並べた(V+V=W)W型12気筒6.0Lエンジンにツイン・スクロール・ターボを装備というハイ・エンド用エンジンで片側のバンク(6気筒)を休止したりのマニアックな仕様(FSI+TMPI)で最高で608馬力、最大トルク91.8kgmとか。今のW12/6.3Lエンジンの500馬力/63.7kgmと比べてもさらに強力になりました。十年近く前に出た当初のW12/6.0Lエンジンは450馬力/59.1kgmだったことを思い出すとまさに隔世の感がありますね。

この最新のエンジンはフェートンやベントレーだけでなくAUDI A8にも搭載されモデルチェンジに合わせてそのうちお目見えしそうです。つい先日「A7に2リッター・エンジンを搭載」というニュースを見たばかりですけどなかなかやることが面白いですね。今年はトヨタとの差をさらに拡げるつもりかな？

　もう一つ、WRC参戦中のVWポロ R WRCのエンジンからフィードバックした高性能3気筒エンジンとやらも面白そうですね。現行EA211改とでもいうべきか。モノスクロール・ターボともうひとつe-boosterという電動ターボ(ローンチ時用か？)を併用して1リッターエンジンで272馬力/27.5kgmを絞り出すそうですからこりゃもう小さくても立派なバケモンですね。「ポロ R」として市販車になって出てこないかな?　個人的にはこちらの方がずっと興味あります。軽く小さくて馬力のある車が好きですから。(すみません、今のVWの車種については詳しくないです。30数年前にかぶと虫に乗っていた程度ですので誤りがあれば訂正願います。)　でも市販される時にはデチューンされるんでしょうね。(^0^;)