
2019年6月4日に立てた目標で唯一残っていた、伊豆イチ(伊豆半島一周)にチャレンジしてきました。
突然の決行となりました。
その理由として、まずはこの土日が全国的に晴れマーク一つであること。
今、毎週ロングライドを経験し、自分の体力・精神力に自信を深めていることから、候補を①大山一周②丹後半島一周③伊豆半島一周の3箇所としました。この候補のうち、1番行きたくないのが伊豆半島一周で、達成時に1番テンションがアガるだろうなぁと思うのも伊豆半島一周でした。
どうして伊豆半島一周に行きたくないか?
それはその獲得標高にあります。様々な情報によると約200kmを走る工程で、富士山を登るほどのアップダウンを繰り返さなければならないとか。しかもそのアップダウンは終盤に襲いかかってくるとのこと。調べれば調べるほど恐怖でしかない。。。
仕事が終わった金曜日の夜。まだ迷っている。車中泊をしてからの伊豆イチは体力的に厳しいと思い、安宿を物色。三島市に3,800円のビジネスホテルが空いていた。予約完了。腹は決まった。もう行くしかない。

急いで準備をし、車に自転車を積んで出発。1:30にチェックインし、すぐに眠りについた。
思いのほか早くに目が覚めて、5:38僕の伊豆イチをスタートした。
まずは三島市から熱海市へ向かうことにした。反時計回りの方が、坂が多い難所を体力のある序盤にクリアできるので、初心者にはおすすめとの情報であったが、「どうせ人生最初で最後の伊豆イチだ!」との覚悟で、一番難しいとされる時計回りのフル伊豆イチに挑戦することにしました。

出発早々Google(自転車)ナビのせいでとんでもない「畑道」を走らされたのちに行き止まり、という最悪な結末を2度繰り返した。

ようやく予定していた県道11号線に入った。

かなり勾配がきついところもあったが、無事に熱海峠に到着。ここから熱海市街へ下って、いよいよ伊豆イチらしい道を走って行きます。

熱海はホント坂道が多いよね。その分、熱海ならではの景色が広がります。

伊豆イチは太平洋岸自転車道として整備されているのか。

東伊豆町稲取に到着。ここからの眺めは絶景だ。

下田に入った。メッチャ順調です。

ここらへんまで進んでくると海もとっても綺麗になってくる。

悩むところではありますが、フル伊豆イチを達成すべく石廊崎に向かいます。

石廊崎へ向かうほど爆風が吹き荒れます。

絶景が広がりますが、自転車に乗れないほどの爆風です。

下田より先、松崎までは補給するところがありません。またこの区間は伊豆一番のアップダウンが続きます。

伊豆イチの標識は優秀です。まず迷うことはないはずです。

山間の綺麗な集落がありました。

長く苦しいアップダウンが永遠と続きます。

松崎へ向かう途中、突如富士山の絶景が現れます。コンビニのある松崎町はもうすぐです。※富士山が写っています。

17:44恋人岬を通過。

だんだんと富士山が大きくなってきた。

18:42土肥を通過。綺麗な夕陽を拝みながら進む。ちなみに土肥にもコンビニあり。

19:03碧の丘を通過。完全に陽が落ちた。ここからはナイトライドとなる。

戸田で富士山の絶景を目撃。あまりの美しさにしばし絶句。今日の日に感謝すると同時に残りのライドにヤル気がみなぎる。

そして伊豆イチの最後の峠である「井田トンネル」に到着。伊豆イチのアップダウンを見事に征した。
22:04車を駐車した場所まで無事に生還。僕の伊豆イチは終わった。なんという達成感でしょう。僕の自転車人生の中でもトップクラスの想い出となりました。

総括として。。。
噂どおりアップダウンの多い道のりであったけれど、石廊崎から西側全ての道でアップダウンが続くだろうと思い込んでいたが、実際には石廊崎から松崎町までであったため、想像していたより鬼畜な道ではなかった。

また松崎町から先は、時々出現する富士山を見ながら走ることができるので、とっても幸せを感じられる区間であった。

案内表示は一定距離間で表示されているので迷うことはないけど、この写真のようなトンネルが多く、センターラインにキャッツアイ(道路鋲)が埋め込まれているので、自動車がセンターラインを超えられず、自転車ギリギリ横を通り抜けていきます。また、自転車が走る幅もないため、かなり窮屈な道幅の中を自動車と自転車が走ることになり、神経を削がれます。
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2022/05/29 22:04:27