サッカー日本代表があのスペインに勝ったので、自分も何か成し遂げなければならないと思い、かねてより密かに企んでいた、伊勢神宮への自己最長走行記録にチャレンジしてきた。
まずはいつもの京奈和自転車道を南下。大和高田市より165号線を東に進みます。
ここは166号線の表示。
ここは165号線の表示と、まっすぐ同じ道を進んでいるだけなのに、道路表示が変わるのでわかりにくいです。
このルート一つ目の峠である女寄峠を登ります。勾配は6%程度ですが、ちょっと長い。
この道の駅を左に曲がったところから交通量が激減。走りやすくなります。それと同時に「とうとう伊勢神宮へのチャレンジが始まったな」という感じです。
今までのライドで「松阪」なんて表示を見た事がないからテンションが上がった。
一本目のトンネルです。少し長いけど、交通量が少なくて、命の危険を感じることはありません。
ここで「伊勢」の標識が出現する。テンション爆上がりです。
けど山道をまだ70kmも走るのかぁと冷静になる。
最後の峠である高見峠をクリアです。ここも勾配は問題ないんだけど、ダラダラとずっと登りが続きます。しかしながら登りはこれで最後となり、あとはずっと下り基調となります。伊勢神宮への行き道は、そんなに苦を感じることはなかったです。
そしてこのルート最大の難関「高見トンネル」です。めちゃくちゃ長いです。地図を見ていても恐怖でしかなかったですが、 交通量は少ないし、トンネル途中より下りとなるので、あっという間に通過することができて、命の危険を感じることはありません。
また、このように歩行者路も広いので、ここを走ればとっても安全です。
高見トンネルを抜けると、そこはもう三重県です。とうとうここまで来たかって感じです。
津まで71kmかよ。まだまだ道は長い。それと高見トンネルを抜けると青空に変わった。
この道の駅で 缶コーヒー休憩。
この辺りで、帰りのことを考えると、これ以上先に進んでは、時間的・体力的に危険だと判断して、この先の368号線を西に進んで、帰ることを決断した。
左が368号線だと思ったら違った。ここが分岐じゃなかった。
津まで45kmか。分岐はまだかな。
なんと368号線への分岐を気づかず、松阪市内へ入ってしまった。ここまで下ってしまったので、もう行くしかないと覚悟した。
そして17時47分。189kmを走破して伊勢神宮外宮に到着。途中、心折られてしまったが、なんとか到着する事ができた。
ここで宿を検索してみたが、さっきまで空室だったホテルが軒並み満室になっていた。
しかし津市まで北上すれば宿は空いている。どれくらいかかるかわからないので、近くまで進んでから予約を入れようと思い出発した。
津市付近まで進んで宿を予約しようとすると、どこも満室となっていた。
走りながらずっと悩んでいた。運良く宿が取れてしまったら、ただのロングライドとなり、今回の主目的である最長走行記録を更新できなくなる。このまま家まで走り続けたほうが絶対後悔しない、という気持ちと、自分の体力・精神力、夜間走行の危なさ、そしてこの寒さを考慮すると、宿に泊まったほうが良いと思う気持ちとで揺れ動いていた。
これでようやく腹をくくった。165号線を西に進み、お家に帰ることにした。
ここからの山越ルートは、自分史上最も過酷なライドとなった。もう、思い出したくもない。脚がダメになっていて平坦は進めるが、少しの勾配であってもクリアすることが困難であった。。また気温が0℃となる区間があり、寒さに震えながら走った。
そしてようやく午前3時過ぎ、お家に到着。僕の史上最長ロングライドが終わった。達成感というよりも、疲労困憊です。しばらく自転車に乗ることが恐怖でしかないと思う。冬のロングライドはとっても危険だと思った。
Posted at 2022/12/04 18:40:19 |
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