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小浜ロングライドのリベンジを果たした翌日（５月３日）は、快晴だったけれども休息に充てた。筋肉痛だからとかではなくて、もうホントにロングライドが精神的にきつくなっていた。鎖骨が痛くなり始める距離も短くなってきているし、家を出てしまったら、長距離自転車に乗らないと、お家に帰ってこれないのだと思うと、恐怖でしかないと思うようになってしまったのだ。達成感は半端ないけど、何も無理して立て続けにする事ではないかなぁと思い始めていた。

そして５月４日。ゴールデンウィークに立てた目標で、最後に残ったビワイチと余呉湖一周に出発した。ホントだいぶ迷いました。予定走行距離である３００ｋｍを走ったことがないし、今のこの体とモチベーションでは無理なんじゃないかなぁと、思い浮かぶ全てはマイナスのことばかりだったから。。。

しかし自分でヤルと宣言したことだし、ヤリもしないであきらめるよりも、ダメと思ったら琵琶湖大橋を渡って帰ってこよう。それで十分だ、の気持ちで出発した。

天ヶ瀬ダムを抜けて瀬田の唐橋からビワイチを出発。久しぶりに湖岸道路を反時計回りに走り始めた。

琵琶湖岸を走り始めると案外気持ち良いじゃなかい。何をウジウジ言っていたんだ、と少し後悔。ヤッパ来て良かったと思い始める。

残念ながらビワイチモニュメント周辺は大混雑。我が愛機と共に写真を撮りたかったけれど、スルーして先を進むことにした。ここが唯一の心残りである。


順調に彦根、長浜を抜けて湖北に到着した。しかしさすがにここまで走って来たら自分の限界が近づいているのがわかる。ツライ。早くおうちに帰りたい。ちゃんとお家に帰れるだろうかと不安になってきた。

余呉湖をあきらめて先を進もうかと相当迷いました。でもウジウジしていたけどここまで来れたんだから、あとはどうなろうと、何時になろうと、最悪自転車を置いて電車で帰っても良いじゃないかと思った。まだ明日は休みなんだから。。。そう考えるとちょっと気持ちが楽になった。


無事に余呉湖を一周した。余呉湖の新緑がメッチャ綺麗だった。見惚れちゃった。あきらめないで良かった。終わった後、絶対後悔したと思うもん。ただ路面はすこぶる悪いので要注意です。ガタガタ道で、掌やお尻が痛いです。


もう陽が落ちかけている。なんとか陽があるうちに湖北を抜けて、白鬚神社で夕陽を見たいと思って先を進んだ。写真を撮る余裕もなく、ずっと走り続けていた。

だけど白髭神社通過する頃には真っ暗となっていた。ここからは交通量も多くてとっても気を使う区間。

でも逆に変に集中できて、速度を上げたまま琵琶湖大橋まで戻ってくることができた。琵琶湖大橋が目に入った時は感動した。まだ終わってないけど、自分自身よく頑張れたと思う。テンション爆上がりでした。

この辺りからは筋肉痛がなくなり、精神力が向上して、いわゆる無双状態となった。不思議といつまでも自転車に乗れそうな気さえした。


ここから１号線に外れてそのまま道なりに帰ろうかと思ったけれど、せっかくなんで出発地である瀬田の唐橋まで戻って、ちゃんとGARMINの軌跡（琵琶湖一周）を閉じてやった。これで思い残すことはない。



ここから少し戻って、１号線を使った最短ルートで帰ってきた。


走行距離は３０７ｋｍ。人生最長走行距離を無事に更新することができました。ウジウジ言っていたのが嘘のように、メッチャ達成感・充実感半端ないライドとなりました。これでゴールデンウィークに立てた目標は全てヤッタ。とっても満足のいくゴールデンウィークとなった。

しかしながらこの日は５月４日です。自分の限界を超えてヤル！！