
高野山ヒルクライムの最中に、このような標識を発見した。

「紀の川河口まで54km」。

あれ?高野山ヒルクライムをして帰るのも、京奈和自転車道の終点へ行って帰るのも、同じレベルじゃないかな?と思った。今までは京奈和自転車道の和歌山終点まで来てしまったら、一泊しないと帰ることができないものと思い込んでいたのだ。

じゃぁ、やってみようと思った。しかしながら高野山ヒルクライムを直近でクリアしてしまっているので、ほとんどのルートを、同じルートで走らなければならない。それはちょっと憂鬱だなぁ。

また、京奈和自転車道の往復となれば340kmは走る計算となり、またまた人生最長走行距離を更新することが必要だ。

それもちょっと厳しいなぁと、色々ルートを検討した結果、行きはこれまでどおり京奈和自転車道で和歌山港まで走り抜けて、帰りはフレッシュな気持ちを感じたかったのと、かつ走行距離を削るために、和歌山から岬町へ抜ける大阪湾岸ルートで帰ってくることにした。
ただ一つ不安なことは、この岬町からの大阪湾岸ルートの交通量と、ロードバイクが走ることが許される道幅が確保されているかどうかという点です。
初めて走る道はそれがわからないから不安だよね。道幅の狭い対向一車線の道で、大型トラックが横スレスレをスピードを出したまま走り抜けていくような道は走りたくないものだ。
以前に高槻からりんくうタウンまでは走ってきたことがあるので、りんくうタウンまでの道は経験済み。そう考えると未知の道は、和歌山からりんくうタウンまでとなり、不安要素はかなり小さくなるのだ。よし。ルートは決まった。この作戦で決行することにした。
5月8日のゴールデンウィーク最終日。目覚め良く朝7時に家を出発。順調に和歌山港まで2kmの距離に到着した。ほぼ平坦道を走ってきたので、まだまだ元気十分。時間的にも予想より早く到着。まだ17時前だ。
さぁ、悠長な時間は過ごせません。明日仕事だからね。ここで予定を変更し、ゴール地点を太平洋岸自転車道のEND POINTとしました。理由は以前にも記しましたが、京奈和自転車道の終点に、終点らしいモニュメントがないからです。それならばと思い、達成感を満足させることができる場所として、こちらに変更することにしました。

ここから堤防を上がって県道752号線を少し北上、狐島交差点を左折して県道7号線を西に進みます。

そして素晴らしい太平洋岸自転車道のモニュメントに到着しました。確かに走ってきた道は京奈和自転車道ですが、こちらをゴールとした方が達成感半端ないと思います。

記念撮影を終えたのも束の間、ここからが正念場。初めての道を進んで大阪へ帰ります。和歌山県から大阪府へ入るのに、いきなりトンネルが出現しますが、トンネル回避のための道が、自転車専用道ヒルクライムコースとして設定されています。距離・勾配共に楽勝ですので、こちらを通っていきましょう。

ヒルクライムをクリアしてそのまま67号線を北上し、みさき公園駅に到着。時刻が17:27。

752号線、204号線へと繋いで岸和田城に到着したのが18:55。22時過ぎには家に着くことができました。
心配していた道路状況ですが、和歌山から大阪へ向けて一直線に北上し、最短距離で帰ってくることができたし、今回走った道のほぼ全てに自転車レーンが設定されており、危険を感じることなく走ることができました。今日のコースどりは大変優秀のものだった。

走った距離は279km。これで僕のゴールデンウィークは終わった。別に遠くへ行ったわけではないけれど、僕の人生上、記憶に残るゴールデンウィークとなった。
① 高野山ヒルクライム 277.92km
② 小浜ロングライド(リベンジ)236.16km
③ フルビワイチと余呉湖一周 307.22km
④ 太平洋岸自転車道モニュメント 279.85km
合計走行距離1,101.15km
Posted at 2022/05/16 20:39:37 |
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