愛知県のクラブスポーツ仲間が参加されるNAVUL主催のサーキットイベントへ押しかけて参りました。
このイベントは名古屋トヨペットなどを傘下とするNTPグループ主催のイベントとのことですが、流石に愛知県に本拠地を置く、世界のトヨタだけあり決めの細かさ、気配りについてもびっくりのイベントでした。
実は1年前のこのイベントにクラブスポーツ仲間が4台も参加されており、とっても楽しそうだったのと、三河湾を臨むシチュエーションも素敵でいつかは行ってみたいと思っていたのでした。

カニさんお邪魔します🦀
今年夏にはNAVULの会員登録(永久会費500円)を密かに済ませ、イベント傘下申し込みが解禁された9月11日には、後先考えずに、無謀にもタイムアタッククラスに申し込みを入れたのです。
さて10/27(土)、7時半の受付開始に間に合うように、2時半過ぎに、いつものように妻とロイとリンに引率され自宅を出発。
前泊も考えたのですが、3月にFSWを走る際の前泊先で夜通しのロイとリンの大合唱で眠れなかったことがトラウマとなり、後泊のみとしました。
出発時点からの雨は都内を抜けて、東名に入ってからも終始続きます。また、こんな夜中の運転も10年近くはしていないような気がします。
それでも、自動運転機能も使いながら7時過ぎには無事に現地到着。サーキットが近づくに連れて、三河湾が拡がりリゾート気分です。なんて、綺麗なのでしょう。
受付を済ませ、準備を進めると 今回ご一緒させて頂く、同じクラブスポーツ乗りの、まあまあ280さん登場。1本目は後追いさせて下さい~との図々しいお願いを快諾して頂きます。
8時前には雨もやみ、太陽が見え始めます……
月半ばの袖ヶ浦イベント後は、スパ西浦の走行動画を見たり、コース解説に目を通したり、お勉強はしたのですが、やはり、現地で見ると違いますね。ホームストレートで170近いとして1コーナーに入り、、、、、、なっに~、その後の下り坂、あぶね~
そして、トンネル前下りの左コーナー(2コーナーと呼ばせて貰います)は挙動を乱すのでブレーキは厳禁、アクセルはあけるのぉ??? そんなの恐くねっ… トンネルの壁が待ってるジャン。
実際に走ってみないと判らないものの、のどかな景色と裏腹に鬼コースですねっ。ビビリモード全開です。そして、トンネルを抜けるとS字の切り返しとなる3~4コーナー・・・袖ヶ浦には無いのでどう走りましょう。
タイムアタッククラスは10時から20分間、当日参加の19台が一斉に走り、上位9台と残り10台を決定、午後からは15分2回のタイムトライアルを、午後1時台と2時台に、それぞれ別に走ることとなります。
なので、走行台数が半分となる午後はクリアラップがとり易い仕組みとなっています。
さあ、いよいよ、10時近くとなり、ゲート前の整列が始まります。
袖ヶ浦も当然そうなのですが、こういうイベントに参加される中の半数は半端無いので、半端無い、まあまあ280さんに無理くり、どーぞ後ろの方に並んでやって下さいと、お願いしておきました。
隊列後方、まあまあ280さん、私と続きます。心臓バクバクかと言うと、この日の私はちょっと違って・・・ 眠気との戦いです。頭がいつもに増してぼんやり・・・
そんな緊張の時に、突然車を降りて、一眼レフを構え、光景を撮影し出す まあまあ280さんの落ち着きには、もーびっくり!!!
さあ、先導車両についた隊列がスタートしコースイン、即左回りの1コーナー
~抜けて下り坂、トンネル前の左曲がり下り坂2コーナー~トンネル壁~~~
私はリアタイヤの温まりに意識をやりながら、コースを確認します。
最終コーナー手前で先導車がピットインし、いよいよ計測ラップスタートです。まあまあ280さんについて1コーナーに入り、下り坂からの2コーナー、まあまあ280さん、やっぱりブレーキ踏んでない。私は恐いので軽~ブレーキ・・・・・・ この軽いブレーキでも前荷重のクラブスポーツのリアは僅かながら挙動が怪しい。ここは、恐くてもブレーキは踏めません。強く踏んだら最後、いきなりスピンですね。
そしてS字を抜けて、そこからはきついコーナーが右、左、右とだらだらと続く感じで横Gを受けての、最も苦手な我慢の時間ですね。
何とか、計測ラップ2周目を終える最終コーナー、ブチン・・・あろうことか4点式シートベルトのバックルが開きシートベルトはずれ発生、なんと、初歩的ミス。
ピットインして、何とかシートベルトをつけて出走、ここからは一人旅の始まりです。コースの危険箇所の走り方は見ました。出来ないけど^_^ まあまあ280さん有り難うです。
いつものように、携帯のサーキットタイマーはしかけてあるのですが、馴れないコースでタイム確認が出来ません。残り10分、少し落ち着いたところで1分4秒台に入った事は把握。
記録4秒730でした。2コーナーの入り方、S字3コーナーの侵入スピードが特に難しく、COXさんでつけて貰ったフロントタイヤのハの字の効果に頼っただけの結果でしたが、何とクラス分けでは下位の一番タイムでしたので、びっくりです。

サーキットタクシーでは群馬から見えたというCUSCO86に乗せてもらい2コーナーのレッスンをして貰い、少し感触を掴みます。
しかし、ここからが、間違いの始まり、すぐに木の上に上る性格が寝不足で倍増しています。
13時台の2本目、まあまあ280さんと前に並びましょうかという打ち合わせで、前方確保、私は2番目に並びたいと思ったのですが、「お先へ」の甘い誘惑サインに お馬鹿にも一番グリッドに並びます。
そして、コースイン、先導車も無く、調子こいていきなりペースアップ、タイヤグリップぎりぎり・・・でも、まあ、何とかリズムに乗り出したと思った2周目最終コーナー。横Gでまたもや ブチッ・・・今日2回目のシートベルトはずれ???もしかして、でぶった???
またもや、ピットイン。どうも、シートベルトをきつく締めすぎたこと、秘密ですが、床下に巻きつけた追加ハーネスが サイズ違いでバックルに入らないので、4点式バックルにシート下から巻きつけていて、その巻きつけた金具が横G受けてのステアリング操作時にバックルの解除レバーを押しているような気がします。一応巻き付け方変えました。
15分間しかないタイムアタック時間ですので、リズムが悪く、

おーいリン! それは、突っ込み過ぎだワン、
ローイ お兄ちゃん、オリもそー思ったワン、バーカだワン‼️あんだけおせーたのに、めんどくせーワン🐶 全く犬🐕の風上にはおいておけんワン!恥ずかちー‼️
焦ってしまって、終盤の我慢区間で突っ込みすぎ。。。1分4秒575まで僅かにタイムアップしたものの、まあまあ280さん始め地元の86にも抜かれ撃沈開始。いよいよ実力発揮^_^、
3本目は、体力の限界が訪れ、タイヤも厳しくなって来て、逆に冷静にリズムに乗れましたが、多分4秒台終盤に終わり……間違い無く無事終了。でも、これが一番の勲章です。
やはり、初めてのサーキットは半端無く難しいです。もしも、ここで、タイムを削るならば、1コーナーの進入スピード、2コーナーの練習、3コーナーの進入スピード、その後は我慢の時。。。これらを実行する必要がありそうです。でも、2コーナーは恐いので私には今日で限界ですね。
終えた時には、体のあちこちが痛くなりましたが、でも素敵な仲間と走れてとっても楽しかったです。
やはり、同じ車種に載っていると、走り方が勉強になり、クルマの仕様とかも情報交換出来て、とても楽しく有意義な時間でした。
まあまあ280さん、ご一緒頂いた皆様、86で指導して頂いたレーサーさん、主催者の方々有り難うございました。

お世話になっているCOXさんからは車輌だけの参加でしだが、勇気づけられました。
慣れない環境に連れ出したロイとリン、
そして何よりmy wifeに感謝、感謝です。