毎年この時期に受診している「大腸内視鏡検査」。今回で12年目になります。
他の項目は「健康診断」でいいか!的な考えですが、大腸内視鏡と、胃部内視鏡だけは、別物で年1回検査している。
当初は、検査日だけ休みを取っていたが、検査前日の「食事制限」を考えると、休んだ方が安心できる。事前に渡される「レトルト3食分」から、昼食分だけ職場に持ち込んで食べるのも、何かと不便なのだ。(温める手段と、量の少なさ)
私が行っているクリニック(内視鏡専門クリニック)では、この3食分で足りない人は「素うどん」ならば追加で食べても良いのである。だから毎回昼と夜は専用食+素うどんで満たしている。
以前は、社食で「素うどん」を特別注文していたが、それも結構気が引けるのです。
という事で、検査前日は、3食ともレトルト食。12年前からメニューは変わってないが、以前はおやつ(ジュース2回分とビスケット)も同封されていたが、3年ほど前から無くなった。
その分、多少量が増えた?事と、味が濃くなったような気がする。何よりも「薬臭くなくなった?」と言うか「病院食みたいな味がしなくなった」感じがして、結構おいしく頂けるようになりました。
食事はそんなところで、夕食は19時までに終わらせないといけない。その頃までに、「1800ccの下剤」を作っておかなければならないのだ。「粉末の下剤が入った専用ボトル?」(災害用水タンクのような)に水1800ccを加えて作っておきます。
夕食1時間後(20時頃)、作り置いた下剤から800cc(コップ4杯くらい)一気飲みします。
その時点では何事もありません。そして就寝前、小さな小瓶に入った「超強力下剤」を400ccの水で薄めて、それを一気飲みして寝ます。
就寝後1時間くらいすると一気にナニがやってきます。排泄の始まりです。
その後、約1時間おきにナニがやってきます。チョットうつらうつらするとやってくる。その繰り返しで、私の場合朝まで4回ほどやってきました。そして朝を迎えます。
朝5時。昨夜作った1800ccの下剤のうち残りの1000ccを一気に飲みます。
今度は、直ぐにナニがやってきます。この頃には大分色も薄くなっています。これが7~8回やってきます。最後の方では殆ど無着色の水が出てきます。「あ~これで、口からケツまで中身が綺麗な内臓になってるんだ~」と言う、変な感動を覚えます。
予約時間より少し前にクリニックに行きます。簡単な問診票を書かないといけません。
「ポリープが見つかったらこの場で切り取るか!」とか・・・・勿論「採る」にチェック。
問診表を書いたあと、診察着に着替えます。上はアンダーシャツOKですが、下はフリちんに、お尻に穴の開いた紙パンを履き、その上から診察着を羽織ります。(最終的にはめくられてしまうのだが・・・)
検査室に呼ばれ、注射1本。今日一番痛い部分。そう、このクリニックは無痛検査で、軽い麻酔をかけてから内視鏡を突っ込みます。(胃部も同じ。ゲ~ゲ~しませんよ)
注射を打って数秒で眠ってしまいます。看護師さんに揺すられて目が覚めると、終わっています。
その後、約1時間リクライニングチェアーに寝かされて、麻酔の切れるのを待ちます。前夜が熟睡できてないから爆睡状態で、気持ちよく眠れます。(これが結構気持ち良い)
最後に着替えて、ドクターの結果報告を聞いて終了です。個人的にポリープが出来易い体質らしく、毎回数個のポリープを切除していますが、今回はなんと1個だけでした。
因みにとったポリープは、検体検査をして後日聞きに行きますが、検査当日の結果発表で、大体の結果は教えてくれるし、殆んどその場で良性・悪性・要注意などが判ります。内視鏡の権威なので詳しく説明してくれます。
2カ月後には「胃部内視鏡」の検査を受けます。この2か所は、がんの発症率も高いし、ガン家系なので早期発見も兼ねて毎年受診するようにしています。
どちらかと言うと、胃部の方が心配。毎回「逆流性食道炎」と言われており、悪化するとあまりいい事が無いと言われておりますので・・・
Posted at 2021/09/17 21:00:20 | |
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