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つねサンのブログ一覧

2022年07月31日 イイね!

猛暑の中、気晴らしにレコード整理とデジタイズ・・・

猛暑続きで気が滅入りそう! 我が町川崎では??


こんな事をやってま~す。

そして私は、レコード整理を兼ねて、デジタイズとRemasterを再開した。


まだまだ未処理のアルバムが沢山!それらの中から、チョッとお気に入りを紹介する。


高1の頃だったと思うが、田舎の市民会館に拓郎がやって来た時に買ったアルバム。当日買った人にはサインを書いてくれた。ジャケットと、付録の譜面にも書いてくれたのです。


私が「オーディオに目覚めたアルバム」。 今でも宝物です。ご存知「デイブ・ブルーベック」のTAKE FIVEです。このアルバムをデジタイズして思った事は、CDで出ているTAKE FIVEとは全然音が違うという事。

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レコードは聴き過ぎ、所謂「擦り切れるほど聴いた」為、スクラッチノイズが凄い!
なので、CD盤が出てすぐに買ったのですが、今までそれ程気にする事なく聴いていたのだが、改めてデジタイズしながら聴いてみると、レコードの方が遥かに分厚い音がする。確かに、「レコードの方がWAVよりいい音がする」と言われているが、個人的には、「曲によって違う」と思っている。
つまり、アナログのスクラッチノイズや、SN、レコード針の針圧による変化、回転ムラなど、全てを加味したうえで聴いてみると、WAV(CD)の方が遥かに良いと思う。が、音質に関しては一長一短と言う所でしょうか。勿論カセットやオープンリール(6mm)も同じです。
TAKE FIVEはレコードの方が、音質的には遥かに良いのです。


日本の「レコーディングSoundの歴史を塗り替えた」とも言えるミキシングコンソールが導入されたと言うレコード。「CBS SONY信濃町スタジオ」(1978)の紹介と、色んな録音手法を聴き比べるという内容。この頃から、このNeve社(ニーブ)と、SSL社(エスエスエル)のイギリス製2社が、レコーディング業界のミキシングコンソールを独占するようになり、1980年代前半から、一気にレコーディングの音が変わってきました。この頃の2社のアナログ・コンソールは、独自の変化を遂げつつも、今でも、殆んどのスタジオで活躍しています。
このNeve卓も「ニーブ色」と言われるほど、独特のグレー色に特徴があります。
そして、このコンソールと共に、世界で初めてPCM録音にも成功しています。これには、某公共放送の技研の技術が大きくかかわっています。


そのPCM録音でレコーディングされたアルバム。ブルーコーツのスイングジャズです。

そして、一番気に入っていたのが・・・・・


アン・ルイスの「PINK PUSSYCAT」と言うアルバム。チョット意味深なタイトルですが、初回のみレコード盤もピンクです。(1979=ビクター・青山スタジオ)
実は、担当していた番組のTK(タイムキーパー)さんのご主人が、アンちゃんの担当ディレクターで、彼女のレコーディングが終わると、試聴用「見本盤」を持ってきてくれるのです。
その中の一枚なのですが、なんと、制作メンバーが凄いんです。
プロデュース:山下達郎 / 演奏メンバー Gt:松原正樹・他 Key:山下達郎・他  Bass:細野晴臣・他 Dr:高橋幸宏・他 Perc:斉藤ノブ エンジニア:梅津達夫(私が尊敬する内沼映二氏らと同期組の一人。今は同じミキサーズラボ所属) 素晴らしいサウンドです。

そんなこんなで、またまた部屋中レコードを広げまくって、鬼がぶつぶつ言ってますので・・・・・・
これらを取り合えずWAVにデジタイズして、さらにRemasterし、最終的にflacで書き出してみた。
と言うのも、機種変したAVナビがflacにも対応しているので試してみる価値あり!という事です。

今日猛暑の中、久し振りにカーオーディオイジリーに没頭!
まずは、「無限大バッフル」をチョットお化粧したので取り付けてみた。


そうです。無限大バッフル?の屋根にニードルパンチを貼りました。なんとなく見栄えが良くなった感じです。

次に、メインデッキが変わったという事で、TAを取り直してみます。(マイクケーブルも短く作り直しました)


TA再設定後、Mono音源で定位を確認してみると、かなりイイ線行ってる。
そして「My Reference」を再生!お~! かなりの感動もの。
これは、KenwoodのK2技術によるもの?
https://www.jvckenwood.com/jp/technology/k2/what-is-k2.html

早速、Remasterしたアンちゃんを聴いてみます。


イイじゃないですか~。書き出したflacもちゃんと認識され再生OKです。

出音に満足出来たら、過程はどうあれOK!!
アルバム「PINK~~」にはカッコいい曲が沢山収録されています。写真上のタイトル曲は別のアルバムで、45rpm/LPです。(30cmLP盤の45回転再生)

以前の音との違いは、一言で言えば「棘が無くなった!」と言った感じ。
チョッと言い方が見つからないが、「柔らかいSound」といった感じです。勿論クロスやEQ(フラット)も変えていない。まだ、いろんなジャンルを聴いていないが、Referenceで感じた事なので間違いは無いと思う。ナビにエージングが必要かどうかわからないが、普通はエージングするほど柔らかくなっていくようなイメージなのだが・・・・現状、大満足です。

最後に、メインデッキの機能が全て働いているか確認。
ナビへの「事前行先登録」も、メーカーへの質問メールへの回答通りやったらできた。(取説に書いてない!)
次にAUX-AV入力が繋がってるか?ZX-2のイヤフォン端子からの信号を入力。OK!
あとは、Bluetooth機能は?ハンズフリーはOK! ZX-2の再生音(flac)もOK!

基本的機能はOKでした。これで、山林や海の中を走る事も無いでしょう。

Posted at 2022/07/31 17:05:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーオーディオ | 音楽/映画/テレビ
2022年07月23日 イイね!

Kenwood MDV-M808HDに機種変!

最近、遠出してナビの案内で進むと、山の中を走ったり、田んぼの中を走ったり・・・。
つまりナビが古い!
という事で、地図ソフトを買えば3万位はするだろうし、どうせならナビ毎変えるか?と言う事になった。機種は、やはり使い慣れたKenwoodしか考えなかった。
そして、最新の機種にしようと思い、地元のS.A.Bに行ってみた。
そしたら、今月いっぱいなら、S.A.B仕様の機種で特別サービスがあるという。
つまり、去年の機種だが「地図更新5年間無料」「延長保証付き」!
取り付け費が予想外高い!(もう自分で作業する元気が無い!)
これだ~!という事で、昨日16時予約して作業して貰った。


前機種は、色々配線をいじっていたので、残して欲しいケーブルなど、7項目程書いた用紙とシステム図を渡して作業して頂いた。

なにしろ此処のA.Bは郊外なので周辺に何もありません。「皆さんピットインしている間どうしてるの?」って聞いたら、〇トリさんで時間潰すか、2Fで待ってるか。
作業時間は、当初3時間くらいと言われたので18時まで2時間〇トリで時間潰し。
その後、〇トリの向かいにあった「とんかつ和光」で夕食。すると電話が・・・・。
「取り外しに予想以上時間が掛かり3時間では到底終わりそうもない!」という事。
仕方ないから19時までとんかつ屋で粘り、残り1時間ほどは店内で待つか!
しかし、蛍の光が鳴っても何の音沙汰もなし。必死に堪えて待ってても誰もいなくなる。
19時半閉店。既に20時10分前。
やっとお迎えがありました。
兎に角大変だったらしい。文句も言わず作業して下さったお兄ちゃんに感謝!
でも、「取り外し料」「取付料」ってなんだ?意外や意外高額。結局トータル14万弱ってとこでした。

さて、今日ある程度の設定をしようと、取説片手に挑戦したのだが・・・・・
判りにくい!何でこんな説明になるんだろう!
取り合えず2つの疑問が・・・。
①音楽の再生を終了する操作が見当たらない!2~3段階タップしないと駄目?
②事前にナビに行先を登録しておきたいのだが、その項目が取説に無い?結局何とか打ち込める画面になったのだが、保存されたかどうかの確認をすると、同じ場所が2回入力されてしまう。

そもそも、場所の名前(タイトル)と、住所が同じ入力欄に入力するのか?それすらも記載が無い!前機種は、きちんと整理(グループ分け)されて、氏名(場所名)を入力すれば、次に住所を入れるとか、判りやすかったのに・・・。
結局、住所入力だけにしたんだが、数が増えると「この住所何処だ??」って事になるよね~。
馴れだとは思うが、なんかスマホとの連動だとか、ミラーリングだとか、爺にはわかりません。
地図の更新も、SDカードのフォーマット画面すら出てきません。その項目も取説に無いのだ。
更新も、スマホとのミラーリング登録してやるとかなんとか。判らん!

おまけに、Map Fanに地図更新の優待ダウンロードIDを登録するのだが、なぜかクレジットカードを登録しないと先に進まない。結局2027年(5年後)から自動的に年会費3千ウン百円自動引き落としになるんだと。なんじゃこれ。

Posted at 2022/07/23 19:53:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーオーディオ | クルマ
2022年07月19日 イイね!

姉のタントにインストール

天気が気になる、昨日今日でしたが、栃木県高根沢町に住む姉のタントを、「ナンチャッテ・ズンドコ仕様」に替えてきました。ベースはカロのAVナビですが、フロントのスピーカー交換とサブウーファー追加です。
1日でできるか心配だったのですが、なんとか6時間ほどで完了しました。


先ずは、サブウーファー用のバッ直作業から。ネットで検索したら、「エアコン本体下に小さな隙間があるから無理やり引っ張り込む」とあったが、写真が無く、隙間が見当たりません。
そこで、助手席側タイヤハウスの上を一旦通し、助手席のドアーに通じるゴムブッシング?に穴を開けて貫通させた。(正しいかどうかわかりません)ゴムブッシングまではコルゲートチューブで保護しました。

 
バッテリーのプラスが奥なので、チョッとやりにくかった。工具の扱いや、ケーブル裁きでショートしないか心配。軍手をはめての作業です。


尚、サブウーファー用のアンプは、スペースの広い「運転席シート下」に決めました。
何とかプラス電源を引き込み、マイナス電源はシート固定ネジしか見当たりませんでした。

次に、リモート電源線と、サブウーファー用RCAケーブル布線です。
手持ちのシールドケーブルと単線で作りました。


タントのオーディオパネルの外し方を、事前に検索して行ったのだが、デミオに比べると簡単簡単!アッと言う間に、上写真にようになり、ケーブル通しもあっという間でした。


ここまでで、半分終了と言ったところ。約2時間半。(バッ直のケーブル通しの場所探しだけで1時間ほど要しました)
一応、運転席下にアンプを仮設置して電源を入れてみます。一応鳴ったからここまではOK!


昼食です。午後はフロント両ドア・スピーカーの交換です。


内張り剥がしも、事前検索でササッと出来ました。
家で、バッフル板を作って行ったのだが、内張り側にプラスチックの「輪っか」が付いており、これをカットするしかないのだが、一応他人の車なので「加工は一切なし」を貫き、そのまま鉄板に取り付けた。(本当はやりたくなかったのだが・・・)

写真は、ドアーが逆ですがこんな感じです。
何故か、ユニット固定ネジ3本のうち、1本が両ドアーとも、同じ個所がバカネジになってました。
    alt 

一応コアキシャルのTWの向きは、運転席を向けました。

さて、両ドアーも作業終了!思った以上のとんとん拍子♪🎵

あとは、アンプ周りの整理ですが、明日(今日)マジックテープ等を買いに行って、ケーブルの保護や固定を確実にやります。
ひとまず終了という事で、チューニングに入ります。
メインデッキがノーマルなので、TA可変出来ないし、せいぜい試聴位置を右か左に指定するしかありません。あとは左右のバランスでフロント・ウインドウセンターに合わせる。他SWのカットオフとレベル&フェーズを合わせ、後はEQで私好みのSoundに合わせて終了。
「素人姉&義兄」は、これだけで大感動!

2日掛かりを予定していた作業が約6時間で終わったので、明日はのんびりオーディオを聴きながら近所をドライブする事に・・・就寝グーグー・・・・部屋は甥の「趣味の作業部屋」?。


部屋の3辺がこの状態です。ラジコンと、ドローンが趣味らしく大会にも出ているようです。

日が変わり今日、朝食後シート下のアンプの状態を再確認し、ケーブルガードを「何で、どう作るか」を検討し、栃木で一番大きな大創?に行って、コマゴマと買ってきた。
それにしても、店内の面積が広すぎて「何がどこにあるのか」探すのが大変!

アンプのベース板を作り直し、金網状のトレイを加工して、ベース板に固定。
後部に座った人が端子等をケ飛ばさないようガードを作り、その金網にケーブルを綺麗に布線し直して完了!
昼食後、近くの「道の駅あっぷむら」に行って、地元野菜やら沢山のお土産を買ってもらった。


 何故かお城のイメージで作られているようで、付随する温泉が凄く良いという事です。また、関連施設には、「グランピング」や「トレーラーズ・ベース」、「コテージ(一軒家風)」もありました。

「いちご持って行くか?」って言うんで、「是非!」と言うと、近所の農家に行ったら、「今年は終わりました。また12月に宜しくお願いします」と言う看板が!そりゃそうだ!

高根沢町はH〇ND〇」で成り立っている町みたいで凄いです。
愛知の豊田市や、我が町川崎の東芝町や富士通みたいなもんかな?

姉が以前、自分で焼いた陶器(益子焼)で、陶器店を開いていたのだが、お店の貸主の都合で突如閉店。その時の陶器が家の周辺に山積みされていて、今回も職場の料理好きの人に貰ってきてやりました。

13時40分帰路に着きます。昨日の行きは朝6時に家を出て(作業が多いから)、8時前には到着してたから、行きは2時間弱。帰りは3時間ってとこかな?

昨日も見てびっくりしたのだが、高速を「宇都宮上三川IC」でおりて、R4号をチョット走ると、左側に見た事ない乗り物が見えます。今日もありました。


義兄に聞いたところ、新しい路線が出来るらしい。宇都宮~本田技研北門間を走るライトレール?(路面電車みたいなもの?) らしい。かなり便利になりそう。

で、帰宅したのが16時10分。決まりの首都高環状「山手トンネル」の渋滞を入れて2時間半は良かったです。途中休憩しなかったけどね。遅くなるほど都内は渋滞してきますから。

Posted at 2022/07/19 19:19:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | カーオーディオ | クルマ
2022年07月16日 イイね!

第79回アングラ「Sound Choice」メタリコ杯

第79回アングラ「Sound Choice・メタリコ杯」に参加してきました。
今日は、家庭の事情があり2次会の食事会を辞退して、只今シャワーを浴びたところ。
3週間ほど前から、「縛り対象楽曲選び」(2or3人グループの曲)をしてきたのだが、50曲以上になってしまい、「こりゃ~多すぎて駄目だ」「間違いなく被る」と思われた。
結果論、いいと思った曲が3曲もあった。
先日まで取り組んでいた「サブウーファーステレオ化」のデビュー戦でもある。


3日前に、「屋根付きステレオサブウーファー」が完成したばかり。
実際チューニングしたのは今朝、アングラに行く途中の「三芳PA」です。屋根付きの効果はかなりあると見た。
選び過ぎた選曲がダメなら、最近整理を再開した「Myアーカイブス」の中から、いか天でグランドいか天を獲得し、メジャーデビューした3Peceバンドをピックアップしてみた。
「THE BLANKEY JET CITY」「人間椅子」「BEGIN」の3バンドだ。
そてぞれ特徴のあるSoundでなかなか決められない!
全て、当時O.A同録(放送をVHSで録画)したVHS素材を数年前、DVDにダビングしたもの。
このDVD素材からMPEG4に変換し、尚且つ動画編集ソフトでそのバンド演奏の部分のみ切り出すという作業。思った以上に手間がかかりました。
その中から、Sound的に、一番システムに合っていそうなのがブランキーでした。


当時から中々尖がったグループでしたが、熱烈なファンも多かったように記憶してます。
VocalのSound作りは、デモテープを参考にDelayとReverbを使って作り上げました。
人間椅子の重厚なマーシャルSoundにしようか、BEGINの哀愁のあるVocalを聴かせようか悩んだ末の選曲でしたが・・・・


参加枠ギリギリの25台参加。
皆さん思った以上に1970年代後半~2000年未満の曲が多かったように思います。


昼食後、競技の説明の後1人23台?(聴き専1台)聴かないといけません。
幸にも、雨も大降りになる事なく、何とか傘ささずに済みました。


さて、結果は???
発表は他の方に譲るとして、毎回感動を貰えるSound Choice!
自分的には、かなりレベルの高いSoundばかりだと思います。
選曲するところから、Sound Choiceは始まっています。この選曲がまた楽しい!
次回はどんな曲で攻めようかな?
そろそろ正統派で攻めてみようか?正統派ってなんじゃい!
Posted at 2022/07/16 21:49:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | カーオーディオ | クルマ
2022年07月12日 イイね!

恐怖の車検!~アングラ選曲

ディーラーに車検入りし、先日見積りの連絡が入ったのですが、心配していた事態に・・・・・・
なんと、私にとっては過去最高額の車検費用です。(整備は毎回ディーラー任せです)
免許取って45年。乗った車は9台目。オデッセイ・プレステージでも最高15万程度だったのに。

メカには詳しくないので、「敢えて言うならば」程度に言ったら、あちこちにガタが来ていた。
ショックアブソーバー交換、ステアリングシャフト交換、パイロットエンドブーツ交換、タイミングベルト交換、エアコンフィルター交換、エンジンオイル&ブレーキオイル交換等‥ 総額24万弱!
ウヒョ~~!です。大事に乗ってきたつもりなんですけどね~。仕方ありません。
理解できない部品もありますが、一応お願いするしかありませんね。

さて、車も無く、やる事も無いので、我が家にある「過去の栄光?」なる仕事動画の整理。
出てくるは出てくるは。あ~こんな番組もやったなあ~~的な?
懐かしさで、整理を忘れ聴き入ってしまいました。
VHSからDVDに焼いた物で、それらをデータとして取り出し、最終的にMpg4にした。





PCの[Prt Sc]で取り込んだ写真なのでボケボケ。ま、いいかって事で勘弁してもらい、とにかく1980年代後半から、1990年代の仕事の記録が殆どでしたが、実は演歌の番組の素材が結構多い。
1980年代前半までは、カセットテープでの音源保存が殆んどでしたが、その後VHSに保存。
但し、VHSはOA同録(放送録画)が殆どなので、音が悪い!
その中で、「これは今回のSound Choiceで使えるかも」と言う素材が何曲か見つかった。
もしこれらの素材で勝負しても、「なんじゃこの音は!」なんて言わないでくださいね。

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TV業界とレコーディング業界の大きな違いは・・・・・・(機材全く同じです)
①放送技術基準に合った音声レベルで収音・MIXする事!(一番厳しい条件かも)
㋹極論、レコーディング時は振り切っても歪まなければよい。実際そのような録音の仕方をしてS/N値を稼ぐ手法もある。最終的なMasteringで基準値に絞り込めばOK!
②映像に合った音作りをする事。
③当時は、基本的に、収録現場でリアルタイムにMixする事。(後処理無し!)
㋹実際に1曲の制作に1週間以上掛ける場合も多々ある。(羨ましい)

①に関して、昔のアナログ放送の頃は「音声レベルオーバー」(最高レベル0VU/+4dB出力)になると、送信所(東京タワー等)で「O.A Limiter」(オンエアー・リミッター)が掛かるようになっており、映像信号を安定させる手段が講じられました。つまり、アナログ放送は、映像信号に音声信号を重複させる方式なので、音声レベルが高すぎると、映像が揺さぶられてしまうのです。本当に音声泣かせでした。
現場で「あ~いい音に録れた!と思っても、OAを見てみると『しゃっくり現象』が出ていて、音の抜けも最悪になっている」って事が多々ありました。
現在の地デジになって、OA-Limiterが外された事が、音声にとって最高の喜びです。
その分、レベル指針が変わって「ラウドネス指針」になった事で、これはこれで大変な苦労を強いられているのです。レコーディング業界はいいなあ~」と羨んでるTV業界の音声の愚痴。

逆に、②③に関して、素晴らしい臨場感と独特なSound作りは、レコーディングには無い面白みがあると自負しております。個人的に、スタジオの広さ&大ホールの反響を表現するよう心掛けている。タイトなSoundはTVには合わない!
あと、レコーディングは基本的にデッドルームでの収音だが、TVはスタジオもホールも、「ホリゾント」と言われる反射物体、白い壁(照明の色で染める為)で出来ている。
最新のTVスタジオのホリゾントは、微妙な傾斜を付けて、反射した音を上に逃がす設計がなされています。某公共放送のスタジオだけ、未だに古いままなので、ドラム缶の中で演奏しているようなものです。
また、マイクのセッティングも、TVの場合結構制約が生じる。「絵的に邪魔!」だとか、ケーブルが見切れて汚い!」とか。

さて、今回のSound Choiceでの課題曲、どれにしようか???
ビートノイズ(VHS独特の映像の電磁波が音声に飛び込むノイズ)が多少気になるが、映像付きの「手前味噌」で行くか!?結構カッコいいんだよなあ~!
Posted at 2022/07/12 16:26:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ

プロフィール

「@エンタク
やったね。で、いつやるの?もう終わった?」
何シテル?   03/04 12:29
「つねサン」です。よろしくお願いします。TV制作の音屋。生涯現役を貫き頑張っております。長年乗り継いできたオデッセイから、エコカーのデミオ君に乗り換えたのをきっ...
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第86回 UNDERGROUND.SOUND.BASE <Sound Choice> 
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オーディオ施工中②配線・デッドニング済み 
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雪山フェス@苗場で「アルパインサウンド」を聴いてみよ~&コラボステッカーも鋭意制作中!【PR】 
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