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つねサンのブログ一覧

2023年06月22日 イイね!

暇つぶし「アナログコンソールのメンテ」2回目

一度手を付けたらほっとけない性格。
昨日「浅漬け」にしておいたツマミ類は、浸かり方が浅くて?今一つ宜しくない!
これは、「1個づつブラシ洗浄するしかない!」という事で、午前中かけて全部のツマミ類を、使い古しの歯ブラシでゴシゴシ!


結構な数なので、途中でめげそうになりながらも何とか終了!
ブラシ洗浄した物を、何度か水洗いを繰り返した後、タオルの上に置いて「水切り」です。


一応、水分がタオルに吸収されるように1個づつ立てておきます。
正直なところ、「プラスチック製ノブ」は汚れと言うより、紫外線で変色しているので、洗剤ではほとんど落ちません。本当は、漂白剤に付けて1週間ほど紫外線に当てると綺麗になるらしいのだが、今回は、他人の触ったものを消毒を兼ねて洗浄するという意味では十分です。

水切りをしている間、残りのモジュール基盤の復元に取り掛かります。
昨日の経験から、スムーズに作業出来ました。約1時間で復元作業(接点洗浄)終了!

昼食後、いよいよ組み立てに入ります。まずは、モジュール基盤を筐体に固定!。
そのあと、ツマミ類を嵌め込んでいきます。
パネルはエタノール洗浄、ツマミもブラシ洗浄!何とも気持ち良い作業です。


ここで、大失態!
見た目、「水切り」が完璧に終わっていると思って嵌め込んで行ったら、あるツマミで水滴が落ちたのです。 え!!ヤバい! 水滴は、Volの隙間から中に入り込みそうです。
入っちゃったらオシマイ !(^^)!
あわてて、半分くらいまで嵌め込んだツマミを、全て取り外し、ティッシュでVolの付け根の吸水をする。
そして、外したツマミを一個づつ「振って水切り」をし、硬い「板の上でコンコン叩く」。すると、結構な水滴が飛び散ったのです。そう、ツマミの中に水が溜まっていたのです。
結局「振って」「叩きつけて」「ティッシュで吸水」の3段階の作業を、ツマミ1個づつやっていった。

約3時間かけて、ツマミの嵌め込み作業完了。少しだけサッパリ顔になったアナログコンソール。


1時間ほど電源を入れて、卓電 の熱で乾燥させます。

さて、音声信号を入れて最終チェックです。ちゃんと動作するでしょうか?
全ての入力信号・出力信号・スイッチ動作のチェックをしていきます。コツがあるので、意外とスムーズにチェックできます。(我ながらアナログ世代だなあ~って、つくづく思います)

<結果> 全体的には80%の復元でした。
①ほとんど使い物にならなかったスイッチ類の動作は、全くノイズを発する事なく完璧になった。
②但し、Low-Cut スイッチだけは、全てのチャンネルで復元できませんでした。多分、前に使っていた方が、このスイッチを全く使わなかったと思われる。(使わなくてもEQで処理できるからOK)
③EQ、PAN、各BUS出力のVol (アッテネーター)のガリは全くなし!
④5~8CHのモジュールが、微妙にバランスが崩れている。部品の劣化か?どこかの接触不良か?判断できず。1CHずつ単体で使うには問題無し。

このままで、通常のミキシング作業は問題なく出来ると思うが、何たって「接点復活剤」での復元なので、1週間使わなければ、元に戻ってしまうか、最悪信号断になる可能性が大きいのです。

暇な時に、全てのスイッチを「カチャカチャON-OF」 、そしてVol類も「ぐりぐり100回コスリ」をやってやると、「接触不良&ガリ」を軽減できます。
アナログ世代なので、この辺は驚きません。何とかうまく付き合っていきたいです。

この次は、エフェクターの「インサーション・ケーブル」を作って、実際にエフェクターが働くかどうか確認する作業です。この辺はユーザー側で、所有するエフェクターに合わせて自作するしかないのです。コネクターあるかなあ~。
Posted at 2023/06/22 19:13:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音声業界 | 日記
2023年06月21日 イイね!

暇つぶし「アナログコンソールのメンテ」1回目

さてさて、例のヤフオクでポチったアナログコンソールですが、居ても立ってもも居られず、早速バラシに取り掛かった。
あ!このブログ、あくまでも個人的日記ですから、悪しからず!

 
まずは、コンソールの手前「手を載せる部分」(なんて言う?=結構重要)を取り外します。
余談ですが、この部分に手を乗せ「支点」にして指を動かすので、かなり重要です。高級木材や高級レザー張りが多いです。手が疲れないように工夫されている?



次に、メーターパネルを上に開きます。可搬型のコンソールは、殆んどこのタイプです。

次に、モジュールを外していくのですが、放送用やレコーディング用は、メンテナンスの容易さを考慮して、各チャンネル毎(1チャンネルずつ)取り外せるようになっているのですが、このコンソールは4チャンネル単位で組まれているので、各チャンネルのカプラーを外します。

alt alt

これで筐体と、1CH~4CHのモジュール基板が分離された(写真上左)
この後、全てのツマミを取り外します。(写真上右)
ここからが大変。4CH分の基盤と、文字盤パネルを切り離さないと、中の状態が判りません。

alt  alt

切り離すには、パネル横の左右のネジ4本と、各Volの固定ネジ「1+6+4+1」×4=48個を外します。すると、基板とパネルが切り離されます(写真上右)

切り離したパネルは無水アルコールにて洗浄。
ツマミ類は、台所用洗剤に漬け置き洗いをします(現在漬けている最中)。
あしたの「浅漬け」?が楽しみです。良く漬かってるといいのですが・?・?・


そして最大の作業、SW類の「接点を復活」させる作業です。当初、無水アルコールで洗浄しようと思ったのですが、SWの分解が出来ないので、昔買ってあった「プロ用・接点復活剤」で洗浄してみた。古くなってるから心配 (;_:) ですが・・・・
洗浄の仕方は、SWの隙間から復活剤を吹きかけ、何度もON-OFFを繰り返します。最後にもう一度吹きかけて1個終わり!この作業を全てのSWで行いました。4CH分で28個です。

今日の作業はここまで!さあ接触不良は治っているのか??
これをあと3回+マスターセクションをやらないといけません。というか、今日の結果次第ですが。
多少なりとも復元できていれば良しとしよう!
調子の良いモジュールだけ使うって手がありますから。

Posted at 2023/06/21 19:03:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音声業界 | 日記
2023年06月20日 イイね!

暇つぶし用「オモチャ」着弾!

暇つぶしに、ヤフオクの「PA機材」を覗いていたら、昔お世話になったMixing Consoleの弟分が出品されていた。

昔、コンサート中継で使っていたのはYAMAHA PM3000-40Cです。(写真ネットから借用)


もともとは、PA卓と言われる、コンサートホールのハウスPA用のConsoleではありますが、ある時アメリカの中継クルーのお手伝いをした時、このPM3000をオーダーしてきたのです。
普通コンサート中継の時は、レコーディング中継車(音声中継車)を使うのですが、多くの大型車(映像中継車+音声中継車+電源車)の駐車場所が確保できない場合、音声は可搬型を持ち込み、楽屋や会議室を借りて「臨時ミキシングルーム」を構築します。

その時、「高S/N比」「多チャンネル入力」「多くの出力回路」「インサーション回路あり」「多くのグルーピングが出来る」等の機能があるConsoleが求められます。
勿論、音声中継車は、全ての機能を有しています。しかし、使用料が半端じゃない!制作費をケチる番組では、「手持ちの機材を組み上げて何とかしてほしい!」と要求してくる。
そこで、可搬型となると・・・・・
「放送中継用Console」もあるが、上記の機能全てを満足させるものはありません。
考えられるのが、PA用のConsoleの流用です。PA卓は高機能Consoleが多いのです。
このConsoleは、全てを満足させるものでした。

そして今回見つけたのが、この機種の弟分的Consoleです。機能は殆ど同じ。OUT系が少ない程度です。
それが何と、1980円で出品されていて、誰も入札していません。送料の方が高い!
古い卓なので、ガリやSWの接触不良は想定済み。それらをメンテするのが楽しみなのです。


入力チャンネルは12チャンネルです。
配達されてまず、物理的機能のチェックから。


先ず、フェーダー・ノブの欠品が2個。スイッチ・カバーが1個欠品。


他、物理的動作は問題ないようだ。全てのVol系・フェーダー系・SW系は問題なく動きました 。

問題は信号系です。音源には、マイクを使う手もあるが、常時音声信号を流しておきたいので、DAPを繋いで音源を流しっぱなしでチェックしていきます。モニターはヘッドフォンで。

マスター系を規定値に上げておいて、1チャンネルづつ、入力可変&各出力可変を聴いてみる。
すると・・・・・
①Vol系はほぼガリも無く使用可能!(フェーダーによるゲインコントロール/ 各AUX系出力可変 / EQ可変 / HA.Gain可変)
②SWは、ほぼ使用不可に近い。特に「BUS-OUT・切り替えSW」「PAD・SW」は酷い!
他のSWは、何度かON-OFFを繰り返せば、使えそうだが・・・全部交換するも、部品が無さそう。
SWを省いて固定化してしまうのがベストかも。
相変わらず、EQの聴き具合は最高です。何かとまだまだ遊べそうです。

Posted at 2023/06/20 22:10:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音声業界 | 日記
2023年06月18日 イイね!

第90回 Sound Choice を終えて

久し振りに晴天のSound Choiceです。何事にも青空は気持ちいいですネー。
清々しい気持ちで、いいSoundが聴けますよ~~!


昨日は17人参加、内「聴き専」2名。15台でのSound Choiceです。
当日の会場入りまで悩んでいた選曲。(自分的に選曲は、音楽を聴くうえで超重要項目!)
先日の「サンプラ・コンサート」以来、チョッと変更しようと思ったのがきっかけで、どっちにしようか悩んだ末、某音楽番組のO.A素材を、Mpeg4に変換して、「動画付き素材」を選びました。
番組担当エンジニアのミキシング技術が素晴らしい。CD音源より良いと思います。

昼食までのマッタリとした駄弁りTimeが大好きです。

 
この後、ヒラメさん・fumi3が弁当の買い出しに行ってる事に感謝感謝です<m(__)m>。
私はこの時間に、最終的な選曲を決めてファイルの整理に必死。
実は、毎回10曲位まで絞って、10曲の「judgeシート」を事前に作っておくのですが、最終的に3曲位をUSBにデータを入れて試聴して貰っています。
その為に、課題曲が決定した時点で、データやシートの入れ替え、最終的な試聴音量レベルを決定する必要がある訳です。
なんて言っても、そんなに大袈裟な事ではありませんが、当日書くのが面倒なだけで・・・・

昼食後13時40分、いよいよ試聴開始です!
本当に、皆さん個々の選曲で、色んなSoundを聴けるのが楽しくて・・・・

いよいよ結果発表!!。ジャジャ~~ン!



なんと、2位でありました~~\(^o^)/
選曲に関して、何の制約も無いのがこのSound Choiceの素晴らしい所。
なので、毎回選曲するのが楽しくてなりません。

今回の2次会(夕食会)も、多くの方の参加で賑やかな食事会でした。


優勝・2位・3位の3ショット!

なぜか、音データ譲渡会のはじまり~!
私のCDコレクションの中から、Good Soundと思った曲を集めたライブラリーです。
あくまでも、私個人の感性&感覚で選んだ曲集で、必ずしも売れている曲ではありません。同じアルバムの中でも、「このミキシングは?」と思う曲も沢山ある訳で、「これは!」と感じた曲を集めたものです。ジャンルは問うていません。(クラシックは無し!=車ではクラシックは聴かない!と言う個人的考えから=カーオーディオは走行音の中聴くのが大前提)
一応「コントロール・ルーム」で聴いた時の判断で決めています。

ライブラリー作りは、まだ作業半ば。これからまだまだ作って行きますが、自分的には、結構「種明かし」的な部分もあるので、今後の選曲に悩みそうです(笑)

という事で、データを差し上げた方がどう云う反応をしよと責任は持てませんよー。悪しからず。
(昭和歌謡のRemaster Ver'(tsune Mix)も沢山ありますのでご希望があれば・・・・・
一つだけ、「むやみにコピー増版」はしないでください。あくまでも「仲間内の参考」程度に!!

次回は夜会との事。天候に恵まれる事を祈ってます。

PS:どっかの「キャンプにハマっている方~!」CDにカビが生えちゃいますよ~~!
Posted at 2023/06/18 09:47:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | カーオーディオ | クルマ
2023年06月15日 イイね!

「さよなら中野サンプラザ音楽祭」に行って来た

「さよなら中野サンプラザ音楽祭」に行って来た
いつもの3G(三爺)で「さよなら中野サンプラザ音楽祭」に行って来た。
「三爺」、私達二人は古~い音声仲間。もう一人は、元名SAX奏者。
私達は、音楽番組で何度となくお世話になったサンプラ。片や、色んな歌手のバックバンドとして参加したホールです。


ロビーには、建設当初のホール内の写真(資料)がありました。(写真下)
「黒いプラスチック椅子」、「球型のプロセニアム・スピーカー」。ステージは通常のステージの他、客席を後方にも設置できる仕様(写真)がありました。


写真上の左壁面、蛇腹状の窓は、2階が「音響室」、その上3階が「中継室=ミキシングルーム」でした。
中継室の回線等は、当時にしては素晴らしい設備でした。なにしろ本格的な「エコールーム」付きです。
さて、今日は演歌の大御所をメインとした、一派のコンサートです。


ご多分に漏れず、ほぼシルバー観客です。私達を含めて。
私達の後ろは、出演者の一人、若手歌手の追っかけおばあちゃん達でした(大合唱)。


以前行った時はカラオケ・コンサートでがっかりしたのですが、流石大御所です。
ハーフバンドを従えての、結構いけてる構成でした。が、やっぱりTbは欲しい所でした。

Dr / Eb / Eg / A.Gt / Perc / Pf / Key / Tp×2 / T.Sax / A.Sax / Vl / F.Cho×2
これにTbが加われば文句ないのだが・・・・・Tbの重要性がわかっていない?(Soundに厚みが出るのです)


チョット隠し撮り。

今回もPAが酷かった。
と言うか、某「うたコン」のPA屋さんに慣れている事もあり、演歌系のPA技術にはチョットウルサイです。「N * Kホール」のPA屋さんと一緒に番組をやっていたので、高度な音響技術に慣れていると言うか、演歌系のSoundってそんなもんじゃねえ!って言ってやりたい。
リバーブの使い方がなっちゃいない!もっともっと演歌を聴き込んで出直してきてほしい!
演歌はリヴァーブが命ですよ!
忘れてましたが、今日はTVの中継が入っておりまして、某BS赤坂局のOA-Soundに期待したいと思います。技術は、外部の技術のようでしたが・・・・。


余談ですが、今回のショーは、1970年~1980年のヒット曲をやったのですが、その中で、今日一緒に行ったSAX奏者がレコ-ディングに参加した曲もあり、本人曰く「下手だなあ~」という事で、土曜日のSound Choiceで、その曲にしようか?一気に迷いが出てきました。
何たって、当時八〇*紀さんに「私の専属で吹いてくれな~い!」って誘われた方ですから。
  
Posted at 2023/06/15 21:42:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音声業界 | 日記

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