さて、アングラの皆さんはSound Meet頑張っているんでしょうか?
とは言っても、組織票がモノを言う?Sound Meetだから、多くの入賞者が出る事を期待しております。
天気も、なんとか今日一日は持ちそうなので、先日行ったAmpの載せ替えに合わせて、それぞれの出力レベル合わせ、所謂「歪の限界LEVEL」の設定作業をしました。
先日の「3G旅行」した友人からシンクロスコープを借りてきて、一応正式にやってみる。
テストには、日本オーディオ協会から発売されている「AUDIO TEST CD-1」の「Spot OSC 20Hz~
20KHz」の中から、S.WとLowは100Hz / Midは1KHz / Highは5KHz のそれぞれ0dB出力の信号を使って測定した。全て1KHzを使うと言う手段もあるが、今回は敢えて、それぞれの帯域の中心的な周波数で測定してみた。(一応全て1KHzでもやってみたが変化はほとんど無かった)
デミオのメインデッキは、車両購入時のオプション・ナビ「Kenwood CA9K2」と言う奴。結構気に入ってる!出力Volumeは1~40まであり、歪の限界値は38で歪みました。そこで、「Vol-37を限界値」とした。(L/Rのバラつきは無し)
次に、各帯域の「アンプ出力調整」に移ります。
その前に、DSPの各設定を、Defaltにしておきます。つまり「EQ-FLAT/OUT LEVEL-0出力に固定/クロス無し」の状態にしておきます。また、測定する出力以外はMUTEしておいた方が無難だと思います。私は、事前に「テスト用Defaultファイル」を作っておきました。
あと、ユニットへのリード線は全て外しておく。(万が一のために)
さて、始めましょう!
写真上は、ブリッジ接続した「Low-L出力」ですが、最初はこのように歪んでおりました。
ほんのチョットなんですが。これを、Gain調整Volを髪の毛1本程絞って・・・・・
気付いた方もいらっしゃると思うが、測定する時テスター(電圧計)でも測りながらやると、正確な出力LEVELが得られます。
今回歪んでいる時は40.1Vで、限界値が35Vでした。そこで、判りやすく「L/R 30V」に設定します。
同じ作業を、7Ch分測定し終わって、いよいよ生音を聴いてみます。
この時、全ての設定値を何に戻すか?
私は、先ほどの「テスト用Default」 と共に、「基本設定ファイル」も作っておきます。これを基に変更を加えて行けばよい訳です。
職場のミキシングコンソールでも、この「Defaultファイル」から、新しいファイルを作って行くのが基本だからです。
忘れましたが、歪限界値の設定が終わった段階で、メインデッキのVolumeは「0」に絞っておく事。
いよいよDefaultファイルで、Reference曲を聴いてみます。各帯域のレベルを荒方決めた後、TAを決めていきますが、今回はDSP内臓の「Auto TA」で設定していきます。
以前にも紹介しているので、ここでは省きます。
TAが決まったところで、本格的にTA&バランス等確認し、ほぼ予定通り設定されていることを確認したら、SPOT-OSCを流して、各帯域の位相特性を確認していく。やはり、160Hzは鬼門です。
他はまあまあな感じ。
最後に、いつも聴いてるReference-CDを聴いて、最終的な「自分Sound」になっているか確認して終わり! ついでに、「ナンチャッテ・スマホ・スペアナ」でも見てみます。
こんな感じになりました。現状、住宅地で「爆音試聴」は出来ないので何とも言えませんが、それほど変なSoundにはなっておりませんが、チョッと面白みのないSoundかな?って感じです。
私好みの「ドンシャリ!ガツン!」とは来ていません。もうちょっとパワーあげれば???
今回の作業で、改めて思った事。
アンプを替えて、Lowをブリッジ出力にしても、「メインデッキのVol位置が殆ど変わってない!」という事は、今までの設定も、それほどズレた事はやってなかったって事かな?
Posted at 2022/06/05 15:23:30 | |
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