ディーラーに車検入りし、先日見積りの連絡が入ったのですが、心配していた事態に・・・・・・
なんと、私にとっては過去最高額の車検費用です。(整備は毎回ディーラー任せです)
免許取って45年。乗った車は9台目。オデッセイ・プレステージでも最高15万程度だったのに。
メカには詳しくないので、「敢えて言うならば」程度に言ったら、あちこちにガタが来ていた。
ショックアブソーバー交換、ステアリングシャフト交換、パイロットエンドブーツ交換、タイミングベルト交換、エアコンフィルター交換、エンジンオイル&ブレーキオイル交換等‥ 総額24万弱!
ウヒョ~~!です。大事に乗ってきたつもりなんですけどね~。仕方ありません。
理解できない部品もありますが、一応お願いするしかありませんね。
さて、車も無く、やる事も無いので、我が家にある「過去の栄光?」なる仕事動画の整理。
出てくるは出てくるは。あ~こんな番組もやったなあ~~的な?
懐かしさで、整理を忘れ聴き入ってしまいました。
VHSからDVDに焼いた物で、それらをデータとして取り出し、最終的にMpg4にした。
PCの[Prt Sc]で取り込んだ写真なのでボケボケ。ま、いいかって事で勘弁してもらい、とにかく1980年代後半から、1990年代の仕事の記録が殆どでしたが、実は演歌の番組の素材が結構多い。
1980年代前半までは、カセットテープでの音源保存が殆んどでしたが、その後VHSに保存。
但し、VHSはOA同録(放送録画)が殆どなので、音が悪い!
その中で、「これは今回のSound Choiceで使えるかも」と言う素材が何曲か見つかった。
もしこれらの素材で勝負しても、「なんじゃこの音は!」なんて言わないでくださいね。
TV業界とレコーディング業界の大きな違いは・・・・・・(機材全く同じです)
①放送技術基準に合った音声レベルで収音・MIXする事!(一番厳しい条件かも)
㋹極論、レコーディング時は振り切っても歪まなければよい。実際そのような録音の仕方をしてS/N値を稼ぐ手法もある。最終的なMasteringで基準値に絞り込めばOK!
②映像に合った音作りをする事。
③当時は、基本的に、収録現場でリアルタイムにMixする事。(後処理無し!)
㋹実際に1曲の制作に1週間以上掛ける場合も多々ある。(羨ましい)
①に関して、昔のアナログ放送の頃は「音声レベルオーバー」(最高レベル0VU/+4dB出力)になると、送信所(東京タワー等)で「O.A Limiter」(オンエアー・リミッター)が掛かるようになっており、映像信号を安定させる手段が講じられました。つまり、アナログ放送は、映像信号に音声信号を重複させる方式なので、音声レベルが高すぎると、映像が揺さぶられてしまうのです。本当に音声泣かせでした。
現場で「あ~いい音に録れた!と思っても、OAを見てみると『しゃっくり現象』が出ていて、音の抜けも最悪になっている」って事が多々ありました。
現在の地デジになって、OA-Limiterが外された事が、音声にとって最高の喜びです。
その分、レベル指針が変わって「ラウドネス指針」になった事で、これはこれで大変な苦労を強いられているのです。レコーディング業界はいいなあ~」と羨んでるTV業界の音声の愚痴。
逆に、②③に関して、素晴らしい臨場感と独特なSound作りは、レコーディングには無い面白みがあると自負しております。個人的に、スタジオの広さ&大ホールの反響を表現するよう心掛けている。タイトなSoundはTVには合わない!
あと、レコーディングは基本的にデッドルームでの収音だが、TVはスタジオもホールも、「ホリゾント」と言われる反射物体、白い壁(照明の色で染める為)で出来ている。
最新のTVスタジオのホリゾントは、微妙な傾斜を付けて、反射した音を上に逃がす設計がなされています。某公共放送のスタジオだけ、未だに古いままなので、ドラム缶の中で演奏しているようなものです。
また、マイクのセッティングも、TVの場合結構制約が生じる。「絵的に邪魔!」だとか、ケーブルが見切れて汚い!」とか。
さて、今回のSound Choiceでの課題曲、どれにしようか???
ビートノイズ(VHS独特の映像の電磁波が音声に飛び込むノイズ)が多少気になるが、映像付きの「手前味噌」で行くか!?結構カッコいいんだよなあ~!
Posted at 2022/07/12 16:26:59 | |
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