音源を整理していると、ふと「この曲はどんなジャンルに分類される?」と悩む時がある。
そもそも、音楽をジャンル分けすると??
「J-POP」「演歌」「歌謡曲」「フォーク」「雅楽」「民謡」「K-POP」「ロック」(ハード・メタル・パンク等)「EDM」(所謂打ち込みSound)「JAZZ」「ラテン」「ヒップホップ」「R&B」等‥
細かく分けると、何百種類もあるらしいが・・・・・
個人的に気になっているのが、邦楽である。
昔は、殆んどの曲は「歌謡曲」でくくられていたように思う。
若い頃(昭和)、TVの歌番組は「歌謡番組」と言っていた。
「歌謡ベストテン」「歌謡ステージ」「歌謡ショー」等と言うタイトルが付けられた番組が沢山あった。これらの番組の特徴は、ビッグバンド+弦セクション(ⅠVl×4/ⅡVl×4/Vla×2/Vc×2)で構成され、このバンドを背負って歌うのが普通でした。今で言うJ-POP系(アイドル)の歌でも。
そして、演歌と言えばイントロや間奏で「レキント・ギター」や「サックスorトランペット」等のソロがフィーチャーされた、所謂こぶしの廻った歌唱が特徴である。
また「股旅物」と言われる、「ピアノの黒鍵だけで作曲できる」曲調の演歌もある。
しかし、それら演歌を含めた「軽音楽」(公共放送的に言うと)を、「歌謡曲」と言ってたように思う。
ところが、冒頭のジャンル分けしたい時、演歌歌手が歌っているのだが「演歌ではない」曲調の歌がある。昔は「ムード歌謡」とか「ムード演歌」等と言った時もあるのだが、その事が長年気になっていた。
ところが、先日夕刊の記事を見て「同じように考えていた人がいる」事にチョット驚きと感動を覚えた。(チョット縮小しすぎたが、記事を全文読んでほしい)
正にこの事です。
「エイジフリー・ミュージック」。果たしてこのネーミングが良いかは別として、このような疑問を抱いている人がいる訳です。
「洋楽しか聴かない」「クラシックしか聴かない」方には、関心のない事ではあるが、邦楽好きとしては、この新しいジャンル分けが出来ると、物凄くスッキリするのです。
Posted at 2022/11/05 15:51:17 | |
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