今年も恒例の年末年始旅行。メンバーは私たち夫婦と、義姉2人の4人。
コロナ前に利用して、対応の良いホテルだったので、今回も7月に「2部屋を予約」。
ホテルはこの時期満室状態です。
31日、川崎から柏の義姉達を迎えに行きます。
初日は、小布施の「岩松院」を目指す。常磐~外環~関越~上信越道~長野道
葛飾北斎の「八方睨み鳳凰図」が本堂天井に描かれているので有名。NTTのCMで「~いつか見れる日が来るだろうか?」という女児の台詞が耳に着きます。毎朝、耳にします。
撮影禁止なので、パンフレットをお見せします。
天気が悪く、時間的な事もあるのか、空いていました。お陰様で、床に寝っころんで、絵を鑑賞することが出来ました。
小布施の街を歩いてみたかったのだが、なんとどこも開いていません。何という商売っ気のなさ。
唯一開いていた「栗鹿の子」の老舗、桜井甘精堂本店でお土産を購入。
さて、昼食の時間だが、営業しているお店がありません。信じられません。
仕方なく、スマートIC前の道の駅で、何処でも食べられる昼食を!
道の駅の店内も北斎の絵が飾ってあります。
そんなこんなで、すっかり時間を持て余してしまったので、ホテルに向かう事に。
ホテルは「長野IC」のすぐ側です。時間も余っているので下道で・・・。
途中、「川中島の合戦跡」の前を通るので、時間潰しにちょっと寄ってみます。
14時チョッと前にホテルに到着。15時チェックインなので1時間チョット早く着いちゃいました。
ここで一悶着。フロントで「チョット早く着いちゃいました」と言ったら、「15時までLOUNGEでお待ちください」と言う。しかし、同じような客がどんどん到着します。そして何より、「代表者1名お並びください」と、何重にもパーテーション・ロープを張ってあります。
あっという間に30人以上が列をなしています。慌てて並んだのですが・・・・
普通、観光地のホテルには、遠くから来る客が多く、時間的に余裕を見て到着するはず。
そんな時、フロントは「ひとまずチェックインして、部屋の準備が整い次第案内する」はずだと思っていたのでビックリ!
LOUNGEが14時からOPEN。あっという間に座るところがありません。
ドリンクと金平糖らしき駄菓子が数種類。「エサを与えておけばいい!」的な考えなのだろうか?
約40分並んで、いざチェックイン。お決まりの注意事項や入浴の制限など聞かされ・・・
いざ部屋に入ってトイレに行き、便器の蓋を開けてビックリ!💩がベットリ着いたまま!
二部屋とっていたので隣の部屋へ!なんと、隣も同じです。私達の部屋よりはましですが・・・。
フロントに☎入れるもなかなか繋がらず、3回目でやっとつながり掃除に来てくれた。有り得ない!
さて夕食。この手のホテルはみんなビュッフェスタイルが主流です。
「熱くて当たり前の料理」(中華など)がぬるい!
食べ終わった食器類の片付けが出来ない。(場所が不明・スタッフが集めに来ない=どうすればいい?)
このホテル、4月には経営母体が変わるらしく、現在リニューアル中。
って、なんで一年で一番忙しい年末年始にやらなきゃいけないの??お陰で、温泉は1っカ所のみ。男女入れ替え制です。
愚痴ばかり言ってても始まらないので2日目!
今日は元旦!前回と同じく「善光寺」で初詣。
凄い人です。でも東京の明治神宮などとは違い、普通に歩くことが出来ます。
ホテルから長野駅までは、ホテルのシャトルバスを予約していきます。(駐車場の心配がない)
ただ、なんで善行寺近くまで行ってくれないのか疑問ですが・・・。なので、長野駅から善光寺まで路線バスでいきます。健脚の人なら歩いて行けると思うが・・・。
お参りした後、参道近くのお蕎麦屋さんで昼食。
私は「鴨せいろ」を頂きました。鴨独特の脂身が美味しかったです。
近くで面白い車を発見!
唐辛子屋さんの軽トラです。
さて、これも前回と同じで、善行寺帰りは、路線バスでホテル近くまで戻ります。
一旦ホテルで身支度をして、「松代温泉」を堪能します。
国民宿舎「松代荘」の日帰り温泉です。昔、義両親を連れて行った時の感動が忘れられません。
本当に変わった温泉で、めちゃくちゃ体が温まります。
上の写真は、その時の写真ですが、当時は写真を撮っても誰も文句言う人がいませんでした。
そして、現在の「日帰り温泉」用の浴場はかなりシンプルに作られています。
つまり、日帰り客用と宿泊者用は違う浴場になっているようです。でも泉質は変わりません。
松代温泉から帰ってしばらくすると、なんか体が浮いているような揺れを感じます。
そのうちに物凄い揺れに襲われました。
私達の部屋が9階という事もあって、長期振動をはじめて経験しました。
この地震の後、妻たち女性陣3人は温泉へ!この時間行かないと、女性陣は20時まで入れません。
この時点で、なんとかEVは動いていたようです。
すると間もなく、今までに経験した事ない大きな揺れに遭遇します。立っていられません!
これはただ事ではないと思い、この後、どんな余震が来るか判らないので、温泉に浸かっている妻たちを迎えに行きました。EVは止まっているので、非常階段を使う。
って、非常階段の表示が全く見当たりません。
実は、上写真の左奥が非常階段で、表示がドアーに貼ってあります。意味ね~!
階段を下りて行くと、支配人らしき人と、スタッフ数人で設備点検をしており、鉄骨階段の両壁、石膏ボードが剥がれ落ちたり、ひび割れが沢山ありました。(多分私しか見ていない?)
温泉の入り口に着いたが、この時間は女性貸切TIME。
近くにいた掃除係風おばさんに呼んでもらう。しかし、本人達はのんびりしたもの。
2階にある温泉では、あまり揺れを感じなかったらしい。
そんなこんなで夕食TIME。
なんと、昨夜と全く同じメニューです。連泊している客の事は考えていないようだ。
そして、温める筈のホットプレート・マシンの電源が入っていません。
スタッフを呼んで「麻婆豆腐」が冷たいんだけど・・・・」「あの機器の電源が入ってないよ!」と言ったら、スタッフが集まって大騒ぎ。今までのプレートの中身を全部入れ替えていた。食べてしまった人はどうしてくれるんだよ~!
就寝は、何となく怖いので浴衣やパジャマはやめて、いつでも逃げ出せるような服装でベッドイン!
翌朝(2日)何事もなかったかのような朝。
フロントガラスは霜が降りて、解けるまで震えながら待つ!
今日は「まっすぐ帰るか」「どこかに寄って帰るか」と悩んだ挙句、「天気もいいし松本城でも見て行くか」という事になり、長野道経由で松本まで。
予想通り素晴らしいコントラストの「松本城」を見ることが出来ました。
城内では、地元高校「書道部」のパフォーマンスが披露されていて、予期せぬ感動を頂きました。
全国書道大会では、2連覇を果たすなど、強豪校だという事です。
この糞寒い中でのパフォーマンス、素晴らしかったです。チョッと風に悩まされたようで、破れた部分もありましたが、よく頑張りました。
私立高校だと、専門のディレクターや企画者がいるらしいが、この学校は、全て生徒が考えてやっているのだそうです。拍手!!
松本を出て、中央道の渋滞にはまり、圏央道をつくば経由で柏に戻ったのですが、いや~遠かった!初めて走る圏央道。(普段アングラで「坂戸」までの一区間しか乗った事ない)途中片側1車線になったり・・・・今工事してるが、何で最初から作らないのかいつも不思議に思います。
12時前に松本を出て、自宅に帰ったのが20時です。久し振りに疲れた~~!