仕事の都合で、1週間繰り下げた「万座温泉~八ッ場ダム紅葉ドライブ」。11日から1泊で友人と二人で行って来ました。
先ずは関越道~上信越道を経由して「松井田妙義IC」で下り、「碓氷峠鉄道文化むら」です。昔、この向かい側にある「ドライブイン・おぎのや」で、深夜、スキーに行く途中釜めしを食べたもんです。
鉄道ファンが喜びそうな、貴重な資料が沢山展示されています。また、色んなシミュレーションも体験できるらしいのだが、平日は何もやっておりません。同じ入場料を払っても、平日と休日ではやれる事に差があるというのは??
私の目的は、次に行く「めがね橋」の紅葉。以前から行ってみたかった場所です。
この上を、昔アプト式の信越線が走っていた、レンガ造りの橋梁です。上にも登ってみる。
紅葉はギリギリって感じです。
この後、旧R18号を登って碓氷峠経由で軽井沢を目指します。最高のドライブコースだ。
ここも最後の紅葉って感じです。「あと1週間早ければ」と悔やまれます。
昼食を、「美味しい信州そばで!」と考え、小諸の「丁子庵」を検索したら、軽井沢にもありました~。
軽井沢Pにあるのは知っているのですが、町内に無いものかとナビに住所を打ち込み、いざ出発。
辿り着いた場所は?・・いつもスキーの時に利用する「軽井沢プリンス」ゲレンデ内の丁子庵でした。
まだシーズン前なので休業中です。ゲレンデは、人工雪で一部オープンしています。滑りた~い!
仕方ないので、旧軽銀座で蕎麦屋を探す事となり・・・・・
銀座通りを入って直ぐ左側2階に「そば処・にし川」 と言う看板があり、迷いもなく入店。
メニューを見てビックリ!蕎麦の量が半端じゃありません。しかも安い!
客もそこそこ。あまりにも凄いので、私達は「せいろ450g」を注文。隣のグループのお兄ちゃんが1.5Kgを注文したので、そっちの方が楽しみです。出てきてビックリ!「オモウマ~~!」
私達のも出てきました。これでも凄い!!
これが普通盛450gです。店員?のお婆ちゃんに聞いたところ、都会の蕎麦屋の3倍くらいの量だそうです。隣の兄ちゃんは、食べれば食べるほど増えて行く感覚だそうです。
思いっきりそばを食べた後、「白糸ハイランドウェイ」を走り「白糸の滝」へと向かいます。
かなり冷え込む地域なので、紅葉はすっかり終わっています。
ここから、「鬼押し出し園」へと向かうのですが、「プリンス道路」と呼ばれるように、この辺の有料道路料金には悩まされます。
浅間山をバックに・・・・平日だというのに結構観光客も来ているようです。
高い通行料と入場料を払った割には・・・・・
岩しかないので、こんな写真になってしまいました。
此処から今日の宿泊地「万座温泉」へと向かうのですが、この「鬼押し出しハイウェイ」を入る時に280円徴収され、鬼押し出しを出て間もなく370円徴収されます。
更に、「万座ハイウェイ」で1070円徴収されます。
つまり、旧軽井沢から「白糸の滝」をみて、「鬼押し出し園」に寄って「万座温泉」に行くとなると・・
「白糸ハイランドウェイ500円」・「峰の茶屋⇒鬼押し出し280円」・「鬼押し出し⇒三原370円」・「三原⇒万座温泉1070円」と片道合計2220円の料金がかかります。
この料金を妥当とみるかは個人の感覚にお任せしますが、万座温泉に行く時(よく行くので)は、冬季間は最後の1070円は必ず払わざるを得ないのですが、夏季間は、草津温泉経由で行くことをお薦めします。このコースを明日通りますので説明はその時に。
また、軽井沢経由で万座へ行く時、「白糸~」や「鬼押し出し~」に寄らないのであれば、裏道もあります。1070円は必要ですが、宿によっては帰りの「有料道路無料券」をくれるところもあるようです。
高い通行料金を払って「万座温泉」へ。行き慣れた宿「日進館」に到着です。
「万座温泉」は日本一高所にある温泉として有名です。「万座プリンスホテル」をはじめ、沢山の宿泊施設がありますが、なんとか経営ベースに乗っているのは此処くらいではないでしょうか。
万プリも、スキー場をはじめ施設の撤退の噂も出たほどで、かなり厳しいはずです。
「私をスキーに連れてって」のメインゲレンデでもあり、スキー場としての歴史は古く、「温泉スキー場」のメッカでもあったのです。私が故郷から出てきて、初めて行ったスキー場でもあります。
この宿の温泉は非常に評判が良く、昔から湯治客にも人気があるようです。(写真撮影禁止!)
夜は、恒例のショータイムもあり、ジジババの憩いの時間となります。
今回はJAZZバンドの演奏でした。なかなか良い雰囲気でした。最後には抽選会もあります。
もう10回ほど来てますが、なんと初めて抽選会で当選しました~~!
これで、今シーズンは無料の「温泉スキー」が約束されました~~。
さて2日目は「草津温泉」から「八ッ場ダム」の紅葉を観て帰る予定です。
朝駐車場に行くと・・・・・
霜が降りたようです。この先、R292「志賀草津道路」を走るのですが、凍結が心配です。
勿論、この日の為に「スタッドレス装着」と、チェーンを携行してきたのですが、この日の15時からこの道路は「冬季閉鎖」になるのです。冬季閉鎖が解ける春に、この道を走ると、「雪の回廊ドライブ」が楽しめます。(志賀高原へ春スキーに行く)
宿の裏から登って、「万座三叉路」を長野原・草津方面へ。
「草津」の天気予報は、9時から「曇り→雨」、13時から「晴れ」 という事なので、8時過ぎに出発し、「雨が降る前に草津に行っちゃおう!」と言う事です。
途中「白根山」(以前噴火した)を通過。(車を降りてはいけないのですが・・・)
以前は、頂上まで登って「白根の釜」も見学出来、大変賑わった場所が、現在は立ち止まる事さえ禁止されています。(有毒ガスが噴出)
この先草津までの道は、最高の眺めです。(脇見に注意!)
運転中は前方を見ているので、真っ青な青空に感動していますが、後方は雨雲が迫って来ております。行違った車は2台しかありませんが、この先、雨と霧に突っ込む事になるでしょう。
まだ時間も早いので「湯畑」にも殆ど人が居ません。こんな光景初めてです。
この湯畑から、定番の「西の河原」まで散歩。しつこく「饅頭」を薦めるお店も、1店舗のみ。
ちょっと寂しい感じもします。
早速「大露天風呂」に入ります。丁度9時から入浴可能でした。(撮影禁止です!)
前にも言った事ありますが、昔は乳白色の温泉だった記憶がありますが、係りのお爺さんに聞くと「ここの源泉は透明です!」と言い張ります。年々透明度が増しているような・・・・
さて、この辺も雲が立ち込めてきたので、早めに下界に下りて「八ッ場ダム」を目指します。
スキーの時は、「凍結とワダチ」の多い道路です。
「八ッ場ダム」ダム湖の畔に出来た「道の駅・八ッ場ふるさと館」からの景色です。かろうじて紅葉が残ってました。ここで嬬恋高原の野菜を沢山買い込んで帰ります。
この近くの「ダム資料館」(ダム本体のある場所)にも寄ってみる事にします。
行ってみて良かった。ダムの堰堤をエレベーターで降り、ダムの下から見上げることが出来るのです。
幅290.8m 高さ116mのコンクリートダムです。壮大でした。
このダムで沈んだ「河原温泉」などは、集団移転して、新たな温泉地となっています。
また元々の「吾妻峡」は、下流部分が残っているので行ってみる事に。もうチョット早ければ物凄い紅葉だったでしょうね。
峡谷が深すぎて、上手く写せません。
このような深い峡谷だからこそダムが作れるんでしょうね。
何よりも天候に恵まれた事、迅速な行動をした事によるラッキーな事が重なって、素晴らしい紅葉ドライブを満喫できました。