演歌歌手「島津亜矢」さん。
以前、彼女の「SINGER」と言うアルバムを発見した時、感動した覚えがある。このアルバムを第5弾まで持っているのだが、現在は第7弾までいってるのかな?
演歌歌手でありながら、J・POPからROCK,、洋楽まで、何でも歌いこなせる歌唱力には驚かされる。また、このSINGERと言うシリーズのSoundが、かなりイケてるMixingなのだ。
そもそも、彼女の歌唱力(演歌以外の)は、〇HKの「歌謡コンサート」(現・うたコン)で聴いたのが始まりで、着物姿でホイットニーを歌うなんてカッコいい。
妻が気を効かせて、新聞の「無料招待」に応募したらしく、ハズレのはがきが来たのだが、それが「割引招待券」になっていて、電話で申し込むと半額近くでS席が買えると言う物。
Ticket交換が12時半。チョット早めに出て中華街で簡単な昼食を・・・と思ったら・・・・
すごい人出です。そういえば今日は土曜日だった。それにしても「コロナ禍」どこ吹く風?
「フカヒレ肉まん」の老舗?で、「フカヒレ肉まん」「あんまん」他を買う。此処も混んでた。
店員一人?で孤軍奮闘!結構手際が良く愛想いいから、ついつい我慢して見とれちゃう。
買った物を持って、会場の「神奈川県民ホール」へTicket交換に行きつつ、どっかで食べる事にする。
このホールは、NHKホールをモデルに作られた多目的ホールです。客席数2500かな?
昔、岩城宏之(新日フィル)さんを収録した事があったけど、残響も短く録りやすかった記憶があります。他に吹奏楽コンクールとか。
開場が12:45、開演が13:30だというのに、時間になっても開場しません!
このコンサートツアー、今日が初日なのでゲネプロが長引いているのかな??
一応演歌歌手だからでしょうか、客のほとんどは私達を含めシルバー世代です。
約15分遅れ位で開場しましたが、13:30には殆ど入場できているのが凄い!満席です。
ところが、1曲目が始まったとたん、「耳をツンザクようなカチカチのSound」には耳を覆いたくなっちゃいました。Kickばかり強調された音作り。近年にしては珍しくヘタッピなPAです。2~6KHz辺りがキンキン飛び込んで来くるし、Kickが大きすぎて「何を歌っているのか歌詞さえわからない」と言った感じ。
流石バラード調の曲で、やっと歌詞が判る感じ。それでもVocalのトーンは変わらない。
しかし、北島三郎の「風雪流れ旅」を歌ったときは、改めて歌の上手さに鳥肌が立ちました。
コンサートは1部構成で、途中Band紹介の演奏中、着物の着替えをし、前半の演歌の持ち歌から、後半のカバー曲へと変わります。ここからが良かったのだが・・・・PAがね~~
Vocalをもうチョッと「300~600」「800~2K」辺りをブーストすれば、歌が前に飛び出してくるんだけどな~~と思っては見たものの、彼女のマイクの使い方にも問題がありそう。
なにしろVocalのパワーが半端じゃないから、マイクを帯び位まで離して歌っているのだ。
Vocalマイクは、ON-MICでは音圧が上がり、OFF-MICでは硬いスカスカのSoundになってしまうのだ。こう言う時は「歌い手に指導すべき」だと思う。個人的には注文出します。
マイクはSM58ヘッド(ダイナミック型)を使っていたように見えるが、ハウリングマージンには強いが、OFFマイクには向かない。こんな人にはコンデンサー型のハンドマイクにしたほうが良いと思う。何はともあれ、もう少し膨らみのある、柔らかいVocal-Soundであって欲しかったです。
Posted at 2022/04/02 19:37:42 | |
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コンサート | 日記