大型連休の「安・近・短」の合間に、3日間かけて、ナンチャッテ「同軸Squawker+Tweeter」の製作(私は「なんちゃってムジークと命名)をした。これは、とある方のアイディアなのだが、結構面白い遊びなので、手持ちの余剰ユニットで製作してみた。
まずは先日の投稿で紹介した通り、ベースは手持ちの古~い「Carrozzeria TS-F10」コアキシャルです。この「Tweeter部分の固定機能だけ利用」し、そのTweeter部分に、手持ちの単体Tweeter ALPINE DDT-S30(多分偽物)を取り付ける。
ここまでは先日紹介した通り。取り合えずユニットは完成!信号系統も問題無し!
さて、これをどのように完成させていくか・・・
先ずは、ハウジング(ケース=エンクロージャー?=バックチャンバー?)の選択から。
使用状況を考えると、中高域を担当する訳だからバックチャンバー的な考えでいいかな?
そこで、色々考えた結果、梅干しを付ける壺が浮かんできた。
このアイディアも、先日とある方のサブウーファーに感動したのがきっかけです。
いいね~~
しかし待てよ。どうやって穴開けをする?バッフルはどうやって固定する?
とにかく加工が難しい!「陶器専用ビット」もあるらしいが、簡単には穴開きそうにない。
そこで、バックチャンバー的な考えであれば、そこまで質量を求める事も無かろう!
という事で、得意の100均を徘徊。で、見つけて来た物が・・・・
そうです。家庭用園芸鉢です。何しろサイズがピッタリなのです。それと、手持ちの塩ビ管も一応候補に・・・しかし、塩ビ管はサイズ的に丁度良いのが無く却下!
そして、決定したのが、縁の有る「ブルーの鉢」に決定!
まずは、丸い「バッフル板」の製作から。12mmのMDFで作ります。最初合板で作ってみたが、切り口がボロボロになって見た目が良くない。
内側に残った「円形の部分」は、もっと小さくカットして「裏蓋」(密閉用)に使います。
最初に裏蓋を固定し、その後「木工ボンド」で、「園芸鉢」特有の排水穴を塞いでいきます。
基本的には、裏蓋で殆んど塞がれているのだが、取り合えず・・・
あと、固定ネジの「ネジロック」もしておきます。あと、リード線も配線しておきます。
バッフル板の固定に、「鉢の縁」が役立つのです。
バッフル板の固定が終わったら、「ユニット取付けネジ穴」を開けておく。(ユニットを仮固定してやると寸法が合う)
これで、ほぼ完成です。後は全体塗装。
塗装が乾いたら、リード線にギボシ端子を取り付け、内部に「ニードルフェルト」を円周上に貼り付けて終わり!ニードルフェルトの量はあとで変更も効くが、基本的に共振を抑える目的なので多分大丈夫!よく「響きがどうの」とか言う方もいらっしゃいますが、私はそんなことは気にしません。と言うか、最終的に全ユニットが鳴った段階でコントロールできれば良いかなと。
ユニットを取り付けま~す。 完成!!
さて、一応Sound Checkをしてみましょうか。
敢えて、ホームオーディオではなく「遊び場」でチェックしてみます。というのも、ホームでは通常の2CH再生しかできないので・・・
ウ~ン?? Tweeterの効果が日光の手前?
と、色々考えた結果、どうもTS-F10と、DDT-S30の特性の違いのようだ。特にSensitivityの部分。1dBの違いがこんなに出るものか。
因みに、Tweeter用のアンプゲインを上げてみる。ヤッホー!最高じゃないですか。
SPEC
<TS-F10> f特:50Hz~7KHz / Sensitivity:91dB /4Ω
<DDT-S30>f特:4KHz~26KHz Sensitivity:90dB / 4Ω
これを見ると、TS-F10のF特の悪さが良くわかります。低域は良いのだが高域は問題外です。
多分、この時代はこれで通用したんでしょうね。
改めて、私自身はこの「なんちゃってムジーク」を使うつもりはないのだが、暇を見て車載してみたいと思います。意外と良かったりして・・・・(設置方法と、仮配線が大変)
Posted at 2025/05/05 19:48:44 | |
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