• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

わ!のブログ一覧

2018年08月11日 イイね!

1/43

プライズ系フィギュアなら1/8前後
伝統的ドールハウスなら1/12、
Nゲージで1/150前後、
輸送機/爆撃機を除く軍用機メタルモデルで1/200、
ワイドボディ系旅客機なら1/500。

よくあるモデルスケーリングであるが、
1/43といえばこれまたよくあるミニカーの縮尺。

昔ながらのマッチボックスやトミカなどは1/64だが
このスケールモデルは精巧と言うにはちと無理がある。
ケース入りのちょい精巧系モデリングの最小サイズは1/43だよねえ。



わたしはあまり関連グッズコレクションの癖はないのだが、
かといって全く興味を感じないわけでもない。
自動車ならそのものに対する興味がとにかく支配的で
関連物の「収集」は本末転倒的に感じてしまって冷めるのである。

※自動車実物とは関係なくモデルそのものの完集を目的にすることなら
 それは客観的に理解は出来るんだけどね。

根がケチなので

「それ、買ってから値段に見合ったメリットがどれだけ続く?」

とか考えてしまうからだろうね(笑)。
なので関連物ならなんでも欲しくなるわけではなく、

「自分の持っている車種と全く同じカラーリングだ」

とか、

「安売りされていた」

とか、もう一つ購入までに背中を押してくれる条件があれば、
もし本体を手放しても懐古に役立つかな?とかがあれば手を出す。
持っていなくても、原版に相当な憧れとか興味があれば別なんだろうけど、
そういう車が今の所ないしなあ。


ホンダS600は、全く同一色ではないのだが、
以前、EBBROからよくある赤/白モデルではなく
わたしの所有車のアルペンブルーメタリックに比較的よく似た
ハーバーブルーのモデルが売り出されていた。
クーペでないエスロクでこの色を採用する模型は極めて稀ではないか?

EBBRO ITEM
※上記リンクの43059は白モデル。
 ハーバーブルーは43061だが白版写真に3色まとめての掲載となっている。
 正直、ハーバーブルーは実色に比して濃すぎて、寧ろアルペンブルーメタ寄りの色合い。

このモデルは20年弱前のもので、
わたしがS600(実物)を買って数年後に出たものだったと記憶している。
当時わたしが買った値段もディスカウント価格で2700円程。
2割引である上に似た色だし、手を出した。



昨年の暮れ頃にMARK43からの同スケールのS600のモデル発売を
バナー広告(多分発売予告のもの)で見かけた。

Honda | MARK43 Web Site
※上記は広告バナーではなく製造元の製品画像。
 同時発売は白と黄色だが、S600の実物に工場黄色塗装は存在しない(苦笑)。

イマドキS600?とか思ったが、旧車ブームの効果もあるんだろうな。
今年に入ってから、発売後のブログ感想などを何度か見かけると
おしなべて評判がいい。
まあ、ネットは暗黙のポジティブ強制力が働いていて割り引いて見るべきだが
それにしても好評が多く、中には

「昔のEBBRO製より段違いに良い」

なんて明記してあるものもあったので、なんとなく気になっていた。

それでも
モデルベースが初期型(ライトカバーのある版)であることをウリにし
塗装が赤/白(黄色は上述の通り本来存在しない塗装色なので問題外)だったのもあり、

「んー、まー、違うからなあ」

と興味のバッファからは消去される方向にあったのだが、
先日、えらい安売りされているのを目にしてしまった。

希望小売が9936円が4900円弱。半値以下である。
EBBROを入手した2割引の比ではない。

絶対価格的にはEBBRO製を超えているのだが、
2000年前後との物価(モデラー人件費)変動分や昨今のブーム加熱を考えて
まあ、半値なら初期型色違いでも買ってみようかなあ?なんて気になってしまった。

正直、ホンダS600って一般の目からしてそんなに人気のある車ではない。
無論、発売当時の免許とりたて世代とかには思い入れがあろうし、
純粋に機械的な興味からはそそられる製品であることは確かだが、
フツーのド一般の興味や知名度平均値からすれば

「どこの車?」

なのである。「よく分からんポンコツ」でも不自然ではなく、例えば、
C10系スカイラインあたりと比べても明確な知名度差があるのも事実で
こんなモデルをイマドキ出したら
売れ残りディスカウントに回るのは自明な気がするんだけどね(笑)。



さて、買ってみて、家で開封して既所有EBBRO製と並べてみる。


第一印象

「なんか妙に平べったいな」

で、写真からもなんとなく感じられるような気がするのだが。
現物を所有していない人にとってはMARK43製の方が全高の低い造形が

「カッコよく」

見えるかもしれないが、庭先にある我がS600を思い浮かべると
ちょっとペタ過ぎる気がしてなんか違和感。

色の贔屓目とかなしにEBBRO製のほうが忠実な気がする。

両社製の拡大がこれ。
EBBRO製

とMARK43製。


ね?(笑)

確かにMARK43製は初期型のモデルを謳っているだけあって
ヘッドライトベゼルのナロー感もしっかり出ているし、
そこの差異はしっかり表現されていて、
かつ、サイドの流し'Honda'エンブレムの描画も
EBBRO製よりくっきりしているのだが。

上下方向の再現性に関してはやっぱりペラい感じがする。
例えば、リアサイドパネルの接合部のメッキモールが被されている部分だと、
EBBRO製は尻っぽい膨らみがしっかり再現されていて
メッキモールの存在も見て取れるのだが、

MARK43製はその辺が雑というかサプレスされている気がする。


フロントは力が入っているかも知れないが、
リアパネルを見るとランプ類もEBBRO製のほうが実物に近い気がするんだ。
現物は尾灯/制動灯/方向指示器は立体的な二重円構造になっているのだが
EBBRO製はそうでも

MARK43製は妙にメッキベゼルが分厚い表現になっていて、なんか変。


標準S600ではオプションの後退灯の再現性にも違和感。

因みにオリジナル(実物)はこんな感じ。


※わたしのS600はその塗装色からも
 最初から後退灯が付いている版のSM600なので
 後退灯ありに見慣れているから、
 初期型でもオプションを付けた姿のモデルであったのは評価。

豪華版SM600の場合、後退灯はホンダの工場ラインで装着されてくるのだが、
上記の実物写真のように比較的尾灯との間隔は狭くなっているのに対し、
標準S600にディーラー後付けしたものは間隔が広くなりがちである。
後付けはディーラーなどでリアパネルに穴あけ加工をするために
位置精度の問題と加工のしやすさから間が開くんだろうな。

その様子はこの2モデルを比較すると表現されていると見ていいのかも?(笑)
MARK43の方が2灯火の設置間隔が広い。



何れにせよ、世のブログでMARK43製を上に見た記事が
どんなところを採り上げ評価して書かれているのかはわからないが
わたしにとってはEBBRO製以上の満足感を得ることは考えられなかった。

まあ、そうは言っても、「半額」ってインパクトは結構あるもので
実購入価格を考慮すれば総合的に
「買って損した」感にまで落ちるわけでもないんだけどね。

これはこれでアリかなあ、と、今のところは思っているのだが、
世の他の評価記事に対抗するような記事を上げておいても
それはそれで有益かな?とか思ってこういう論調の記事になっただけ。
Posted at 2018/08/11 23:17:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然 | 日記
2018年08月11日 イイね!

押し売り屋

他所起稿記事の輸入。

---
エンジン開発者に突撃 いいエンジンって何?
Vol.2 S660「夢みたいな軽自動車エンジン」

↑何をシーズ側の都合の押し売りみたいなことを言ってるんだ?(嗤)。

「これがいいんだ!」って製造側が決めることなん?

創業者のモットーは

「ユーザ(ニーズ側)が欲しがっているものを造ること」
「より手軽に便利や満足感を達成できること」

が本命であって、その結果が全て。
技術はあくまでもその本命を達成する手段に過ぎない、
というものではなかったかね?

※「実用的で生活の中で役立つこと」
 ってのが創業者趣旨のコアだが、
 エンジン技術というより車種企画やパッケージングの問題になるので
 上述2項に砕いて。

本田技研側が造り手側の内部の都合を表に出して
「これがいいんだ」などと決めつけるなんて
ちゃんちゃら可笑しいわな。
技術はあくまでも縁の下の力持ちであるべきで
創業者はそういう内部都合は
「ユーザには関係のないこと」と
表立ってアピることを寧ろ嫌っていたと思うのだが。

明らかに欲しがられているものはそういうことじゃないと
冒頭で自分で認めておきながら。

「夢みたい」

なのはアンタの設計作業で楽ができるという都合だろ?

しかも設計目標の置き方とシミュレーション技術の熟成を
混同して書いているけど、それも別物だよね?
トライ・アンド・エラーからシミュレータ使用への開発手段の変遷は
インジェクターの設計に限定されるものなん?

違うだろ。

しかもそれが本当に優れている「夢のような」なら
欲しがられている「回る」エンジンの仕様と回転域で
かつ低燃費を達成する方向で使われるべきなんじゃね?
都合よくマゼマゼして有耶無耶のうちに正論化すんなよ(嘲)。

こんな記事を平然と公式サイトに載せられる現・本田技研は
やっぱり創業者の頃とは「別物」と自身がちゃんと公言して、
過去の遺物を今の金儲けに都合よく使い回すことを
スパッと辞めるべきだろう。
今のようなご都合主義はミもフタもない下品である。
信者が陶酔してしまってそれに気づかないのをいいことに。
カルト教化してしまうのは怖いよなあ。


勘違いされているのは創業者が空冷という「手段」に
拘ったことにもあろう。
しかし、創業者が空冷に拘ったのは
当時の黎明期のユーザには
わかりやすくより安くてメンテナンスフリーな製品が
求められていることに対して空冷が有利との先入観で、
水冷は構造が複雑化することで本命に反するという
過度な思い込みがあったところにあろう。
現にDDACで複雑重量化して現実的な失敗を見たら
渋々ではあろうが誤りを認めて水冷化を進めたではないか。

※創業者が病的だったのは技術というより美観造形の部分で、
 外見に関しては客観に至らないほどの拘りがあったのも
 空冷神話化と同時にひとえに美化美談化されすぎていて、
 ネガティブ要因になり得た面が覆い隠されているしなあ。

ノスタルジーヲタク層にはギミックばかりを称賛し
妙なシーズ都合の信仰をする傾向が見られるが
そういうのも冷静で的確な認識を妨げる原因であろう。

「回って、かつ驚くべき低燃費」

をやってこそ技術の挑戦であり自慢にもなるわけで、
過給器頼みで低燃費なら結果を見たらスズキの方が上だよね。

他所と同じ方向のことをやっているだけで、
こんな記事、何の自慢にもなってない。
Posted at 2018/08/11 17:13:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然 | 日記

プロフィール

「新型(BF1)プレリュード http://cvw.jp/b/2455419/48643317/
何シテル?   09/07 19:46
わ!です。よろしくお願いします。 奔流には流されないようにしていたいですね。 Hello, enjoy yourself.
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/8 >>

    12 34
5678910 11
1213 14 1516 1718
19 202122 232425
262728293031 

愛車一覧

ホンダ S600 ホンダ S600
Don't equate S600 with S660 which is just a ...
スズキ アルト スズキ アルト
Light is in the right at vehicle designing. ...
ヤマハ YZF-R15 ヤマハ YZF-R15
To be edited
ホンダ ライフ ホンダ ライフ
This Honda Life since 1972 was designed in a ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation