またもやネガティブ趣旨の記事で(苦笑)。
なんでもかんでも褒めないと嫌な人は読まないで飛ばしてね。
みん友さんが引用していたサイト記事が
奇しくもFBで自己過去記事引用で書いた記事に
相関があるなあと思ったので
そのサイト記事を引用して別途起稿した記事の転載。
最初にFBの大元記事を平文転載しておくと
2014年7月27日 0:11に投稿した
> ブレーキ・バイ・ワイヤはやっぱり怖いな。
> システムが落ちるとブレーキが全く動作しなくなるのは
> 当たり前のことで、
> バックアップのメカニカルを装備すれば
> コストにも重量にもなるしな。
> レースカーだけの問題じゃないし。市販の某車だって怖い。
っての。
2件の別投稿記事をつないで編集転載。
---(1件目)---
5年前にこう書いたが、
5年経つとこれはまま普通になり始めている。
全経路電化はまだ少数派でも
自動ブレーキ云々で中間に介入機が設置されるのが前提になれば、
末端が従来型の液圧を踏襲していても
電気じかけ部分のコスト問題の最優先で
電線の長さが介入機内だけでなく全経路に延長されたも同じになる。
その辺の設計者の思想/モラルにちゃんと担保があるんだろうか?
最近の様々なメカニカルトラブルを見ていても
結局はコスト優先のための捏造に近い言い訳理屈で
普及してしまってから問題が露呈することになるよな。
個々の設計者にモラルが多少は期待できても
結局は法人の都合がその個人の良識を封殺する。
自動車ならタカタのエアバッグしかり、
他の乗り物ならB737次世代機の
操縦士のメンタルモデルの構築をおざなりに
B社内にあっただけの局視思想で実装してしまった
自動姿勢制御もそう。(飛行機だからブレーキじゃないけどね)
B3NG機は本当に多量の死人を出した。
液圧駆動だって最初はシングルからダブルシリンダに、
X配管になり、管部材や配置などの熟成があって
時間をかけて故障と戦ってきたからだが、
そういう意味でも電気じかけの展開が性急すぎる気はする。
後で責任のなすりつけ合いになる大事が起きなければ…ねえ。
---(1件目終わり)---
---(2件目)---
先の記事と同じく、
このサイト記事
【緊急提言】暴走事故はドライバーだけの責任ではない!!
天才エンジニアが見抜くクルマが改善すべき点とは
も同じマインドである。
一部では確かかもしれないメリットだけを
やたら誇大に掲げて意識的に作られる流れが
歪を蓄積してゆき、
一定の許容量を越えたら花粉症のように
報道が飛びつきやすくなる目につく問題/事故を発症する。
この記事に記載されているように
設計者、というか
社のモラル維持に失敗、というか手も下していないだけでなく、
アホな消費者をアホなまま維持して
インスタントに新規モノを従来モノと同一視して
安心してしまう様相を放置していたり。
確かにわたしは変な「いにしへ」モノ至上主義の
自称「エンスー」どもとはやや温度差があり
電気じかけを嫌いナンデモカンデモ前の世代を賛美するバカには
付き合ってられない類である。
電気自動車の高機動性、
操作のリニアリティの高さ
ヒステリシスの少なさを高く評価し、
50年以上前のヘリテイジを愛でつつも新規の長所も適切に評価する。
まあ、以前書いたが、
もっともEVはポルシェ博士が初期の検討に採用していたくらい
実はそのベースや特性についてなんら新規でもないのだが。
でもな、それは飽くまでも
「消費者だからアホのまま使えたらいい」
ではなく、
仕掛けの個々の違いまで一定水準程度は知ろうとし、
概要でも違いを理解した上でこそ
それぞれの「長所」を「適切」に理解できる、しているからである。
今の商習慣、行政、大衆トレンドは
全てそれに背を向ける方向しか向いていない。
---
先日、どっかのアホが
「授業でPCを使わされるけど、
あんな起動に時間のかかる時代遅れを…」
とか言ってたが、そらそうだろ(嗤)。
起動済みの状態を保持しているスマホを
シャットダウンからのPCの起動と比べて平気で笑えるのだから、
アホすぎて世話ないわ(嘲)。
総局的には確かにスマホは起動状態を維持していることで
起動に要する時間を排除したことは「利点」と捉えてもいいが、
代わりに「持ち歩き」に特化したために削った仕様/性能がある。
総局的に語る以上、画面の制約による一覧性の低さや
用途の狭さでスマホを見下すことも同時に行われなければいけない。
スマホで core-i9 18コアのPCと同等の動画編集をやってみろよ(笑)。
core-i9は多少インチキだとして、
SnapDragonと同程度の性能に留まる
core-i7クラスまでのノーパソに限定しても、だ。
特殊効果をかけ、つなぎ編集をし、
符号化変換を実時間でやれるだけの演算能力を持つスマホはどれだけある?
ポケットに入らない筐体サイズは
そこに実装できるモニタ画面の広さだけでなく
筐体事態の熱容量の大きな違いや強制空冷装置を内蔵できることもあるから
実際の端末としての処理能力や操作性に格段の差を生む。
ま、その授業では具体的にどんな課題をこなすのに
PCを使わされているのか(スマホで代替できる程度のもの?)不明だが、
動画編集の例示に対して
「オレはそんなことやる必要(趣味)はない」
とかじゃなくて、起動プロセスの存在のような一般論で否定するなら
用途も世にある全用途で語れよ(嗤)、とな。
だから、
「ナニナニをやる分野に限ってはこの理由からこのデバイスにこの利点がある」
という前提条件を明らかにする表現を欠いてはいけないのである。
エンジン車vsEV車しかり、
吊り下げペダルvsオルガンペダルしかり、
鋼線引きスロットルvs電子スロットルしかり。
それぞれ利点と欠点はあるの。トレードオフ関係は存在するの。
PCはその平均的な仕様をポケットサイズではどうしても維持できないから
持ち歩けないし、乱用しなくても2,3日もバッテリをもたせたまま
起動状態は維持できない欠点もあっての利点なの。
個人の好みの範囲以上の判断要素はもはや個人の視界にないのが
車に限らず今の消費者の根底にある問題で
企業や政府が利用者を「時の流行」のギミックを以て
「カンタン」
こそ機械利便の最大にして唯一不可欠なメリットだと
洗脳し続けてきた結果がコレ。
※因みに、わたし的には「糖質制限」とかも同様スキーム。
更に言えば機械工業技術に限ったものでもない、ということ。
時の医学が生体生態を完全解明しているわけでなく
把握できている一部知識だけで全能のようなフリで語るのは
滑稽にしか見えないんだけど。
ホント、バカみたい…(泣)
---(2件目終わり)---
Posted at 2019/07/27 04:29:19 | |
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