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コレ↓の自己フォロー記事だが、

良い教材

前世紀(=全盛期？(嗤))末に本田技研に居た人によれば
創業者は車を設計した担当者が
メディアのインタビューか何かで
「自分が作った」
的な発言を行ったことを耳にしてそれはそれは激怒し

「車は工場で油に塗れて働いて下さった方々が作ったものだ！
　紙面上で線を引いだけのくせに
　テメエが自分のもののように語るな！」

と言ったという話があった。

こういう思想にどこまで価値を見出すべきなのか
哲学的な検証は誰もやろうとしないで、
回顧派は夢見に徹し、革新派はひたすら利益率を評するだけ。

今の本田技研には創業者のそういう発想は寧ろ害悪であって、
紙面上の操作さえできれば
製造工程はファウンドリに外注すればいいという
Apple的な体制を理想としているのだろう。

まあ、明らかなのはやはり

「今のホンダは(本田宗一郎時代とは)全くの別会社」

なのである。
それはそもそも創業者がそう望んだってこと。

FB起稿記事の転載。

元ネタはコレ↓。

ホンダ、早期退職2000人超　EV見据え世代交代

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「担い手となる社員」に「世代交代」が必要ってことは
平たく言えば

「老人は要らん」
「老人は役に立たん」
「老人は古いことしかできない」

ってことなわけ。
耳あたりのいい言い訳に「再教育」とかも吹聴されるが、
現実、
それが脳に入って定着できるほど柔軟性を残した個体が
どれだけの割合で残存しているのかの客観検証は
どこも伴って行わない。行おうとすらしていないよね。
ただ絵空の理想主観を披露しているだけで、
誰かが故意に操作できるようなものではない
自然が与える因果に関する考察はなく、
「やらない奴が悪い」的に責任をなすりつけて終わり。

本田技研自体の思想発想をどうこうというのではなく
これが雇用労使の現場では紛れもない現実なのに、
メディアは反対向いた顔では

「老人は年金を消費せずにいつまでも働きつづけて
　(高コスト行政の維持のために)税金を貢げ」
「年金は『保険料』とか誤解を招く用語を使いながらも
　事前に入出金間の相関が規される保険契約ではないから
　払い込んだ金額が受取金額を保証するなんてことはなく
　後付でも法さえ改定すれば
　実は容易に減額(≒搾取)できるものである」

って政治体質を黙認肯定しているんだから
世の中がいかに使い分けが上手にできるか「だけ」の
ものであるかが見てとれるいい例だな。

誠意とか誠実とか一貫性とか美徳は何の役にも立たん。
成長過程で学ぶべき最も重要なことは
英語でもプログラミングでも投資財テクでもなくて、
そういう世間の多面性を的確に捉える嗅覚と
都合よく使い分ける図太さ/無神経さ、ね(嗤)。

良い教材である。