facebook の同日過去記事リマインダから、
「『三浦マイルド』って、居たよなあ」
とか、ちょっと自己ウケしたもので(笑)。
※元記事は2013年、筆。
まあ、時のものの一般化ってことで、
文句なのか褒めなのかの対向も含めて相対反転するものだし、
異様な旧車ブームやそれに付随する諸々にも通じるかも?とかで
転載してみようかと。
え?どこがどう通じるって?
そこは各位での要考察で(嗤)。
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R-1優勝から1週間……三浦マイルド、未だ収まらない批判ツイートに反論続ける
http://www.rbbtoday.com/article/2013/02/19/103220.html
、、、五十歩百歩というか、お互い様というか。
まず、三浦側への疑問はこの点。
ツイッターで優勝に疑問を投げかける声そのものが
「間違っていることは間違っていると言う」
という、三浦の姿勢に似たポジションから行われるものだろう、
ということ。
その声の主はその優勝の基準が間違っていると考えるから
間違っているという声をあげているわけだ。
基本的に同じことをしているだけじゃないか。
だったら、三浦のスタンスに準じているのだから
その行為自体を問題視する必要はないし、
特に反論を展開する必要もないのではないかい?
基本的に彼の言い分には同意できるが、
(人の勝負ごとをいつまでもゴタゴタ言い続けるより、
勝負事ってのはそういうものなのだ、という現実に
目を向けましょう、ということ)
それは同意できる人たちの間での正論であって、
自分を棚に上げて
気に入らないことに拘るのが真っ当だと思っている人に
反論を表明する意味はほとんどない。
多分、誰も自分の理論でないものに対して
傾ける耳を持っていないから。
更に、
三浦はそういう側の意見を目にしたくないのなら
ツイッターを止めればいいのだ。
ツイッターなんぞやってるから、
言い放つだけで済むようなコメントに触れて
嫌な思いをしなければいけない。
だから、ツイッターなんぞするだけ無駄なのである。
反対側の問題は、三浦の指摘している通りの部分と、
そんな判定が嫌なら R-1 なんぞ見なければいいのである。
また、判定をしたのは三浦じゃないから
三浦に文句を言うのは筋違いで、
文枝ほかの、今回の R-1 審査員を非難するべきだろう。
かの審査員は、
かの審査がかくあるべき定義の中で任じられている者なので、
審査結果は
その審査と審査の企画自体と文句を言っている人の認識の差の問題。
だから、気に入らなければ今後 R-1 を見なければいいだけだ。
あれは R-1 という内輪ウケの団体がやっていることなだけで、
スポンサーはそれで人が楽しめるのだと勘違いして
放送に乗せるお金を出したわけで、
間違いはそれをテレビ番組として成り立つと思っているビジネスで
文句はそれに対して向けるべき。
消費者がビジネス上で供給者に対して返せる影響は
「気に入らなければ買わない」
ということに他ならない。
能動的に消費者の意見を聞く、というのは
あくまでもオプションであって
供給者がそう希望し、その手段や場を設けていなければ
原則的に効果を生まない。
効果が保証されない、と言うべきか。
まあ、
だからツイッターなどの強制圧力が生まれてきたとも言えるだろうが。
もとい、
この場合、実際は買ってないが、
スポンサーが金を出したくなくなればいいので
結局「見ない」という行動をとれば済む話である。
結局ね、
特にエンターテイメントの世界で
最近最も重大な誤りとなっているのは、
ことあるごとに
表現者と視聴者(消費者)の間にある
舞台の段差が取り払われていることだろう。
消費者が安易に表現者に接触出来たり、
自分の期待や好みと違えば
安易に怒号や罵声まで浴びさせられる。
それが、
表現者が舞台の段差で一線で守られている演舞場内で行われるうちは
極めて一過性で、次はその舞台に金を払わないという動作に
最終的に収束するものだったのが、
表現者側が安易に消費者の願いを集めて
より手っ取り早くウケることを考え始めてしまったこともあるのだろう、
知らぬ間に舞台の段差のない平坦な床の上で絡まり
どちらが表現の制作者か
わからなくなってきてしまっていることが元凶ではないのか?
やっぱり、芸術や表現は
シーズオリエンティットで行われるべきで、
視聴者のご機嫌をうかがって、ウケやすいところを探して
そこで小細工するような芸ではなく
(三浦は運で勝てる程度の技術で勝負だとか
言ってる場合ではない、ということ)
だからこそ、安易に視聴者に不平を口にさせないほどの
誰にも真似できない技能を以て演じられ、
視聴者はその驚きを評価し楽しむという
元来の姿に戻るべきである。
別ニュースで、
だれぞのすっぴんがブログに載せられてどうのとかあるようなのは
根本的に芸の世界を自滅に引き込むような浅はかな行いであろう。
Posted at 2017/02/20 02:12:47 | |
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