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2017年01月29日 イイね!

静電気と湿度・気温の関係

アルミテープ効果の件から、静電気のことについてもいろいろ調べています。

「静電気は、気温・湿度が低いときに発生しやすい」と一般的な説明では書かれています。
冬に低温で乾燥している太平洋側に住んでいるSaeXaはこの説明だけで納得してしまいます。

ところが、冬でも湿度の高い積雪地方でも静電気は起きるらしいです。
さらに、雲の中(湿度100%)で雷(空気の摩擦で発生した静電気を一気に放出する)が起きるのも納得しにくい話です。

調べていくと次のようなことが分かってきました。

・湿度には、相対湿度(水蒸気の量を飽和水蒸気量に対しての比率で示す%RH)と絶対湿度(一定の空気の量に対する水蒸気の量で示すkg/kg)がある。
・飽和水蒸気量は、気温によって変わり、低温では飽和量が少なく、高温ほど多くなる。

・静電気は、いつでも摩擦・剥離・衝突で発生している。
・水蒸気はマイナス電荷をもちやすく、湿度が高いと発生した静電気を放電しやすい。

・放電のしやすさは、空気中の水蒸気量の多さによるので、絶対湿度に比例する。
・放電しにくい環境(絶対湿度が低い)状態になると、帯電する電圧があがり電撃を受けやすい。



これを「空気湿り線図」で見ていきましょう。
気温0℃(乾球温度)で湿度100%RH(相対湿度)の時、絶対湿度は0.004gm/gm程度です。
これは、気温10℃で約50%RH程度、気温25℃で20%RH程度とほぼ同じ絶対湿度です。

静電気に用る電撃を受けないとされる 気温25℃ 湿度60%RHは、絶対湿度0.012gm/gmぐらいで、気温0℃湿度100%RHのの3倍の量になります。

静電気の発生を予想するには、気温の情報の方が役に立ちそうです。

この図を見ると、雨上がりで相対湿度が高くても気温が低い日は遠くまで見通しが良いことに納得してしまいます。


気温が上がれば、絶対湿度も上がるようになり、静電気による電撃を気にする季節も終わります。
アルミテープ効果の実験の季節も終わりということになるのでしょうかね?


そういえば、アルミテープ効果記事の試乗はいつ頃(季節的に)だったのでしょうね?
アルミテープ効果は、静電気が帯電しやすい時期(絶対湿度)との関係はないのでしょうかね?
疑問がまたまた膨らみます。

Posted at 2017/01/29 18:10:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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