• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

飛鳥山"122"花子のブログ一覧

2019年08月25日 イイね!

旧い車が不具合がないということの素晴らしさ

旧い車が不具合がないということの素晴らしさ近年、R32、R33、R34といった平成のスカイラインGT-RやJZA80スープラ、RX-7といった伝説のスポーツカーだけではなく、シルビアやマークⅡといった大衆に愛された車までもが軒並み価格高騰している。

こういった旧い車が見直されていること自体は喜ばしいことかも知れないが、現実はそう甘くはない。

度重なる故障、見つからない廃盤の部品、さらには車両価格高騰による盗難など
旧い車に乗ることは相当なリスクがつきまとう。

なぜいまになって、旧い車が人気なのだろうか。
それは、環境への配慮、安全への取り組みよりも、ただひたすらに速さやカッコよさを追い求めていたからというのもあるが、わたしはやはり「機械らしい機械」だったからではないかと思っている。

現在の筑波アタックでも平成のスポーツカー達が速さを追い求めてシノギを削りあっている。

しかしその方法は、電子部品によるハイテク制御よりも、ゴテゴテのエアロパーツで武装してダウンフォースを稼ぎ、巨大なタービンでモアパワーを求め、シンクロのない単純な構造のドグミッションを積んで、ボディのあらゆる部分において軽量化を施すという1980年代のレースカーとやっていることは何ら変わりない。

しかし、車というのは本来そんなものなんだろうと思う。人類は不完全な機械を、完全なものにしようとして努力を続けてきた。
だが、車が4つのタイヤを原動機で駆動することは変わらないし、飛行機だって鳥と同じ原理で空を飛んでいる。
自然の摂理には逆らうことはできない。

昔の車というのは、自然に逆らうことができなかった。
パワーをかせぐためにはいかに燃やせる混合気の量を増やすかという方法しかなく、燃費をよくする=パワーがなくなるという図式であった。

しかし今の車は違う。どんな環境下でも快適な空間の中で走ることができるし、必要最低限の排気量で必要十分なパワーがあり、誰でも簡単に運転に運転することができる。
言うなれば車という機械の役目を果たすために模範的であり、どれも整然としている。

だが、無駄を省きすぎた結果、車からはどんどん機械らしさが消えていった。
もはや目的に合わせて種類を変えるだけの家電のようになったと思えてしまうほどに。

燃費やパワーを稼ぐための機構は複雑極まりないものになり、触れることのできないブラックボックスと化している。

最新の車が最良の車であることは間違いがない。
だが、旧い車は不完全であるが故に、自分好みに「進化」させることができたのだ。
そして、その進化は時にはメーカーが産み出した最新の車をごく一部の限定的な状況においてのみ凌駕することがある。

おそらく今の車は進化させることは想定されていないことが多いと感じる。ノーマル状態が最も快適に運転することができ、進化などする必要がなく寿命を全うしたら次の世代にその進化を委ねているのが普通である。

しかし、人類が想定外だったのは機械に対する愛着をもつ人間が少なからずおり、ずっとこの車に乗り続けたいと考える人やこの車でやれるだけのことをやってみたいと思う人が車好きには多かったということだった。

旧い車は本来ならもうスクラップになっている存在なのに、車好きのもつ愛着のおかげで、今も生きつづけている。
自然に逆らえなかった旧車が、最も自然の摂理に反する状態にあるのだ。

これは並大抵のことではないと思う。新車から20年も経てばあらゆる部分が腐食し、修理できない箇所もどんどんでてくる。
だが、それでも車好きは自分の相棒を見捨てず乗れる限りは乗り続けたいと願う。

もはや家族に対する愛情にも近い感覚が車にあるのかもしれない。でなければ、こんな非効率で世の中の感覚で言えば無駄で馬鹿げていることはしないだろう。

困ったことに、手をかければかけるほど愛着は増すものなのだ。機械は裏切らない。丁寧に手をかけて愛情を注ぐほど調子よく動いてくれる。
だから可愛くて仕方ない。

わたしが今のっているソアラはエンジン載せ換え車で、納車されたときは本当にひどい状態だったが、それでもお金も時間もかけてようやく不具合らしい不具合がなくなった。
ただ不具合がないだけなのに、これ以上の幸せがあるのだろうかと思えるくらい、誇らしげな優越感に浸ることができる。

旧い車はべつに高額な車でなくても、走っているだけでおっと思わせる特別な存在感がある。
それは、よく今まで生きてきたということへの羨望の眼差しかもしれないし、懐かしいというノスタルジーかもしれない。

旧車には昔の顔馴染みのような不思議な魅力があるのだろうか。はたまた古き良き時代の残り香のような存在なのか。
Posted at 2019/08/25 11:41:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | プチ哲学シリーズ | 日記
2019年08月22日 イイね!

房総半島一周300キロドライブ!


10日間の夏休みもあっという間に終わってしまいましたー(T_T)

ですが、相方が南房総に遊びにいく計画を立ててくれたので最後に思いっきりリフレッシュできましたよ★

まずは勝浦!





リアス式海岸になっていますー
大自然の力を感じますね(°∀°)

昔は浅瀬に岩を切った四角いスペースを作って鰯を獲っていたそうな(^o^)




海中水族館は濁っててよく見えませんでしたが、一度だけ大群が襲ってきました(笑)




暑かったけど久々に海見られて楽しかったです\(^o^)/




近くの資料館にはリアルな模型がいっぱい!

見学料金200円は安い!




この不思議な物体は一匹のフグが作ったミステリーサークルを3Dプリンターで再現したものだそうな!
はぇ~すっごい^~




お次は鴨川の道の駅で休憩~

グリルをカットしてリザーバータンクを移動してラジエターに風当たるようにしたから、移動中の水温80度台、油温90度台で安定してました(^○^)



すごく変わった建物でした!
鯨が名物なんですね~
鯨筋の煮物買いましたが磯の薫りがして美味しかったです~(^0_0^)




続いて枇杷の里!

プレミアム枇杷ソフトめっちゃうまいです(°∀°)

お昼御飯は海鮮のお店を2件はしごしちゃいました~(^_^;)

マグロカツがめっちゃ美味しかったです!

食後の運動は~





鋸山にきちゃいました!

道中の道がすごい傾斜でハイギアードにしたうちの車だと2JZでもほぼローギアしか使いませんでした(゜ロ゜)



展望台からの景色はすごい絶景!

下見ると恐いです(>_<)



でっかいソアラもあんなにちっちゃい!




最後に地獄のぞきにいってパシャリv(^o^)v

ここに登るまでが地獄だったよ!(*_*)



今度は温泉も行ってみたい!
楽しい夏の思い出になりました~(^ω^)
Posted at 2019/08/22 01:03:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #マーチ ペイントカスタムボンネットを付けた https://minkara.carview.co.jp/userid/2486484/car/3367928/7205032/note.aspx
何シテル?   01/23 13:26
JR某O駅のガードを抜けたら戦いが始まる 上り坂がキツいことに加え 左へのコーナー、路面電車の線路、ゼブラゾーンが 行手を阻んでいく 抜けていった先に........
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/8 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021 222324
25262728293031

リンク・クリップ

フルブースト掛かったら速かった(996ターボ) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/26 23:18:09
ブレーキスイッチ、MAF交換(996ターボ) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/22 17:30:44
リアスポイラー昇降システム修理(996ターボ) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/22 17:13:46

愛車一覧

ポルシェ 911 Blau rosen2 (ポルシェ 911)
2回目の外車です。車趣味の集大成としてGT1クランク(メッツガーエンジン)の水冷911タ ...
トヨタ ソアラ 2JZーGTE SOARER (トヨタ ソアラ)
2JZ-GTE&MT載せ換え&2名乗車公認。納車時からー100kg以上軽量化し、車重14 ...
日産 マーチ ぷっぷ君5号 (日産 マーチ)
K12オートママーチからの乗り換えです 事故などではないのですが 色々ありまして、手放 ...
スバル サンバートラック プップ君3号 (スバル サンバートラック)
再投稿です すみません。 通勤の足でいじるつもりもなかったので イチイチアップするのはど ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation