
今年、アジア大会開催を控える愛知県。
IGアリーナがオープンし、
瑞穂競技場もリニューアルオープンします。
日本でのアジア開催は1994年の広島以来。
以前と大きく違うのは、アジア選手が各種スポーツで世界的に活躍。
1994年の頃に、サッカーのヨーロッパのリーグや
NBA、MLBでアジア選手が活躍するなんて、誰が想像できました!?
カズや田臥、野茂…。
先駆者たちが扉を開き、
今では日本人選手が陸上短距離で決勝に残ったり、
やり投げで金メダルを獲ったり。アーチェリーやフェンシングでメダル。
日本だけではありません。
アジア全体で世界のスポーツを大きく変えています。
これにはいくつか理由があると思いますが、
アジア全体で考えると、
与えられたものに対して遂行力が高いことが挙げられます。
アジアのスポーツの活性化とともに、
アジア大会の地位もアップ。
ショーとしての規模も上がっています。
いまや日本は経済的にもトップとはいえず、
成長国と比較すると、国力を誇示するほどの立場ではありません。
むしろ、オリンピック、万博、アジア大会などは、
古くなった都市インフラや組織、
システムを新しくするための装置と考えた方がいいでしょう。
とはいえ、開会式はそれなりに魅せてほしいかなと思っています。
ちなみに前々回の火山を模したインドネシア。

中国は巨大なランナーが聖火を持って入場。

東京2020はわけのわからない反対勢力のせいでイマイチに。
その分を万博で取り返した感はありましたが、
はたして、愛知・名古屋ではなにを見せてくれるのか期待です。
昨年オープンしたIGアリーナはまさにその先方となる施設です。
先日、ようやく名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合を見に、
IGアリーナに行ってきました。
名城公園内という好立地はドルアリと変わりませんが、
収容人数が7500人から17000人規模に。

こんなの作って大丈夫!? とちょっと思っていましたが、
実際に行くとかなりの好印象です。
まず隈研吾氏のデザイン。写真で見るよりずっといい。
筋交い的な効果で耐震性を高めている感じもあるし、
木の部分もデザインのための部材といった感じで、
こういう形で国産材を利用していくのも国策というのはわかります。
デザイン以上に印象に残ったのが、
大きな建物を取り囲む動線がとてもよくて、
並んで入場してもとてもスムーズ。
さすがに10000人以上となると入退場の動線は重要です。
階段を上がると、入場ゲートは3つあり、
そこでうまく人が分散され、さらに座席のある
2F、4Fとうまく振り分けられるようになっています。
通路も広めで歩きやすいのは魅力です。
要所に売店があり、どこに売店があるの!?といった、
横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナのようなことはなく、
どのフロアのどの席でも買いやすくなっています。
自動販売機がないなど否定的な意見もありましたが、
むしろペットボトルのゴミを増やすより、
売店で買ってもらった方がいいでしょう。
通路から席への動線もスムース。
椅子は背もたれも高く、座り心地も問題なし。
かなり贅沢に作ってあるなという印象。
IGアリーナの売りの一つがプレミアムラウンジですが、
バーカウンターも完備。一度は利用したい!と思わせるものがありました。
いくらハコがすごくても、やはり大事なのはコンテンツ。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、
地元に工場を持つ企業で根強いファミリー的なファンは存在していますが、
Bリーグになって以降、強いけれどタイトルに届かないシーズンが
ずっと続いています。
しかし今季は、プレーオフ進出は間違いなし。
優勝を狙えるのに十分な戦力が揃い、
見ていて楽しい攻撃的バスケを展開します。
この日見たダイヤモンドドルフィンズ、
そして、試合の演出は名古屋とは思えない、
とても洗練されたものでした。
名古屋の方に大変申し訳ないのですが、
名古屋はどうも垢抜けないというか、八丁味噌っぽいというか。
多分にあの元市長の泥臭さがその要因かと(笑)
加えて、昨季最下位こそ抜けたけれど長らく停滞の続くドラゴンズ、
あと中日新聞ネットワークの閉ざされた東海ローカル感が相まって、
名古屋のイメージが形作られています。
ですが、このIGアリーナで見たドルフィンズは、
そういったものを一切感じさせませんでした。
この日は普段と違い黒いサードウエアを使うため、

ロゴデザインも変えていましたが、
デザイン、演出、音楽などどれも優れて洗練されていて、
名古屋、やるじゃんと思ってしまいました(笑)
ホームメイド家族のKUROさんが試合前に生歌で応援練習。
もはやコンサート状態でこれがまたかっこいい!
HIP HOP世代じゃなくても、痺れます。
ビジョンは多角形で他にはないものを採用。
パイロ(花火)を使わなくても、照明の見事さで見せてくれるところは、
パナソニックではない三菱電機の本気を見せてもらった気がします。

三菱製かは不明ですが(笑)
ちなみに数年前のドルアリ。

現在のIGアリーナ

昭和の体育館と令和のアリーナの違いが
わかっていただけたでしょうか(笑)
昨年から今年にかけて、
最新のアリーナをいろいろと巡ってきましたが、
メリケンパークの隣のTOTTEIにある立地最高の神戸、

ど派手なDJで盛り上げる群馬。

ららぽやIKEA隣のLalaアリーナ東京ベイ。

どの席からも見やすいラウンジに特徴のあるTOYOTAアリーナ東京。

横ビジョンがおもしろい横浜BUNTAI。
サッカー場とともに街づくりの中心にある長崎ハピアリ。
それぞれ特徴がありますが、
名古屋城の隣にあるIGアリーナは、

神戸とはいかないまでも立地もよく、
施設面、演出面でも、
名古屋がベストと思えるぐらい素晴らしかったです。
Posted at 2026/01/28 02:44:52 | |
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