自分ぐらいの世代は、
好き嫌いに関わらず
マイケル・ジャクソンの
東京ドームに1回ぐらいは
見に行ってるはず。
と、思っていましたが、意外と同世代でも
行ってない人がいることにびっくり!?
あんなにたくさんコンサートやってたのに!?
当時を思い出しても、
一度くらい東京ディズニーランドぐらいは行ってるでしょと
マイケルのコンサート見に一度くらいは東京ドーム行ってるでしょ
同じくらいの感覚でした(笑)
先日、高校1年生の子と話す機会があって、イギリス人で日本育ち。
今は音楽部に入ってピアノを習っているそう。
彼はマイケル・ジャクソンがいちばん好きということで、
映画「マイケル」はこれから見るそう。
もちろんマイケルのコンサートも行ったことも自慢しときました(笑)
映画「マイケル」は個人的にはすごく楽しめましたが、
伝記映画としては描いていないところはたくさんあって、
なかでもダイアナ・ロスとジャネット・ジャクソンは!?
というのは誰でも思うところ。
ただ、ダイアナ・ロスに関しては撮影したけどカットされたとのこと。
制作上の都合もいろいろあるのも理解した上で、
そもそも今どきのミュージシャンの伝記映画をどう捉えるか!?
ジャージー・ボーイズ(ミュージカルが先で映画が後)以降、
ミュージャンの伝記映画はヒット曲で綴るミュージカル的な要素が強く、
「ボヘミアン・ラプソディ」がその頂点と言えます。
クイーン・ファンなだけに映画に描かれたエピソードもほぼ知っていたし、
ライブエイドもあの当時衛生中継をライブで楽しんで、
映画の通りにクイーン復活を喜び、そのあとの武道館も行った人ですが、
映画には特に不満なく、久々に複数回見に行きました。
もちろん歌いに(笑)
世代を超えて楽曲を次の世代にどう伝えるか!?に主眼が置かれていて、
映画「マイケル」も「ボヘミアン・ラプソディ」も
同じPもと聞いて納得でした。
個人的には、アレサであれJBであれ画家のゴッホであれ、
創作と葛藤みたいなテーマは飽き飽きしてます(笑)
表現の仕方は違えど、家族との確執、酒、ドラッグ、金…。
そこから生まれた創作物。
映画として描く手法はほぼ同じパターンになりがちです。
それよりも
名曲をどう楽しく見せて聴かせるかかに注力しているのが
最近のミュージシャン伝記映画だと思ってます。
仮に自分が忌野清志郎の伝記映画のPだったとして、
RCサクセションはなぜ解散したのか!?
清志郎とG2の確執は!?
みたいなところを監督に描いてほしいとは思わないでしょう。
それはドキュメント映画の手法。
しかし、それがおもしろいかといえばそれも違う。
バンド解散の真実! みたいなのは一過性の話題は呼ぶでしょうが、
その手で名作と呼ばれる音楽ドキュメント映画は知らないです(笑)
自分が初めて曲を聴いて感じた感動の瞬間を伝えながら、
ヒストリーをさらっと見せる。
そんな感じのミュージシャン伝記映画は今後もたくさん出てくるでしょう。
ちなみに音楽伝記映画よりは
音楽ドキュメント映画を好んで見ている方です。
リアルかどうかは別として、
その瞬間が描けてているかどうかです。
中でも個人的音楽ドキュメント映画ベスト3はこの3本です。
「ラスト・ワルツ」
この映画を見てないロックファンとかいるの?
と普通に思ってます。
アルバム自体も単なるライブ・アルバムではないですから。
監督はマーティン・スコセッシ。
メイキングを見ると、計算され尽くされたカメラワークに驚かされます。
今のコンサートやライブ映像はこれなしには語れないというレベル。
もっとも評価すべき点はそこではなく、
一つの時代の終わり感を見事にとらえているところでしょ。
続いて「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」
これはヴィム・ヴェンダース作品。これも世界的なヒットをした上、
メンバーも来日コンサートを行いました。
もちろん行きましたけど、
オープニングでクラシックカーで走る
海岸線の映像と流れるラテン音楽。
それだけでもこの映画に引き込まれていくでしょう。
そして、異色の作品である「ニューヨークドール」
ニューヨーク・ドールズの殺し屋と言われたベーシスト、
アーサー・ケインを追ったドキュメントです。
きっかけとなったのは、
サンダンス(映画祭)で話題になったことが見るきっかけとなった理由。
教会の貧乏牧師になっていたケインが
モリッシーがニューヨーク・ドールズ再結成を呼びかけたところ、
ケインがベースを再びかついでバンドでステージに立つドキュメント。
ところがこの映画、単なるバンドの復活物語ではなく、
最後の最後で信じられない結末が…。
嘘偽りない物語は強烈な印象を残しました。
スコセッシとヴェンダースはそもそも世界的な映画監督ですが、
「ニューヨークドール」を撮った監督は今はどうしてるの!?
「ニューヨークドール」を見た当時は、
偶然、元有名人のアーサー・ケインに出会ってしまい
ラッキーとばかりカメラを回し続けた感じの映像で、
素人が作っているのかなと思ってしまいました。
それゆえのおもしろさはありましたが、
調べてみたらNetflixの人気ドキュメンタリーの監督になってました。
「ダラス・カウボーイズ」のチアを描いた作品で、
評判になっているのは知ってました。
そして彼の次の作品「チアの女王」も大ヒットしてました。
「ニューヨークドール」とを撮った監督は、
その後、NCAAバスケやNFLなどのドキュメントを手掛けていて、
スポーツの世界でよりその才能が発揮されているんだなと。
音楽ドキュメンタリー以上に
スポーツドキュメンタリーもかなり見ていますが、
「チアの女王」は「ニューヨークドール」と同じく
その人たちの生き様や感情の変化をしていく様を見事に切り取っています。
競技に関わるアスリート、コーチ、スタッフ…。
スポーツの現場で感じるすべてが「チアの女王」には詰まってました。
映画「マイケル」の世界的大ヒットと
一部層の評価の間にあるものを考えている内に、
ネトフリの「チアの女王」までたどり着いてしまったという、
どうでもいい話でした(笑)