
安西先生の言葉は、
スラムダンクファンならずとも、
バスケファンなら
何度もそういうシーンを見ています。
スラムダンクが連載される前から
日本のバスケでもそういうシーンを何度も見てました。
昔、ジョーダンもデリック・ローズもいない、
シカゴ・ブルズを見に行きました。

午後にシカゴ・ホワイトソックスも見ていわゆるダブルヘッダー観戦。

ホテルがわりと遠いところだし、
とにかくシカゴのダウンタウンは治安が悪い。
前半でブルズが17点リードされていて、
そんな状況下で後半見ないで帰ろうかなとまで思いましたが、
踏みとどまりました。。
ところが、後半怒涛の3ポイント攻撃で逆転勝利。
最後は勝利に貢献した選手のユニフォームまで買って帰り、
最後まで見ててよかったとなりました(笑)
スポーツの逆転劇こそ見る価値がありますが、
バスケの1/4ぐらいは、最後まで見てよかった!
と思える試合に出会えます(笑)
昨日は青学記念館で行われるBリーグのラストゲームでした。
バスケの関東大学リーグはとても人気のあるリーグで、
代々木第二をメインに、駒沢体育館ともに、
青学記念館もよく利用されるバスケ会場です。
ただ、収容人数も含め、今後Bリーグが新体制になり、
会場として使われることはありません。
青学記念館は、言ってみれば大学の体育館。
昔、学際で人気絶頂の女性バンドのライブ誘われて以来、
なんどか訪れた場所です。
初めてBリーグで青学を訪れた際、
千葉ジェッツはプロジェクションマッピングや
パイロを駆使して最新のエンタメを提供していたのに対し、
レトロ感あふれる中でサンロッカーズ渋谷はよくがんばっていました。
開幕当時からパトリック・ユウ氏がDJを務めていたこともあり、
ある意味スワローズと兄弟チーム感もありました。

※パトさんのXより
2日間 ありがとう、青学。と銘打って行われた
サンロッカーズ渋谷vsアルティーリ千葉の2戦。
1戦目はサンロッカーズが勝利。
2戦目は立ち見が出るほどの盛況ぶりで、
最後の青学でのサンロッカーズの勝利を見るために、
4,000人以上のファンが集まりました。
もちろんアルティーリファンもいますけど。
前半からサンロッカーズが3Pでリード。
これまでにないほどいいスタートを切りましたが、あっという間に同点。
後半も一進一退の攻防で4Qまで。

残り3分で2ポゼッション差。
つまり1ゴールでは逆転できません。
とはいえ3分は長い。
24秒以内にシュートを打つとなると、
両チーム最低3回ずつ攻撃はできます。
さらに攻撃位置を選択できますから、
14秒以内でのハーフコートを選択すると、
さらに攻撃回数は増えます。
あとサンロッカーズがあと1本取れば、かなり勝利に近づく可能性が。
その後、2点ずつ追加。残り25秒で同点にされます。
サンロッカーズは残り24秒以内に打ち切れば勝利という流れで、
Bリーグ開幕以来のチームのエースで青学記念館の顔と言える
ベンドラメ選手に最後のシュートを託しました。
決めれば最高のドラマの完結。シュートを外しても延長線です。
その選択は間違ってはいません。
結果的には最後に放ったシュートが外れて延長線という流れでしたが、
試合終了のブーザーが鳴ったタイミングを確認したところ、
残り0.4秒あり、相手チームに攻撃が移行。
0.4秒
0.4秒でできることはほとんどありません。
あるとすれアリウープのみ。
ボールを入れた瞬間にパスを空中で受けてダンクを叩き込むか、
バレーのトスのようにタップシュート。その2つだけです。
常識で考えればほぼ不可能なプレーです。
過去に1.3秒でそういうシーンは見たことがありますが、
さすがに0.4秒では入れた瞬間に延長線でしょう。
と、思っていました。
しかし、それが決まってしまった…。
サンロッカーズは絶対にやらせてはいけないプレー。
しかもダンクをできるのは、
ポーター選手かパードン選手の2人しかいないので、
この2人にパスを入れさせないというのが鉄則。
しかし、ポーター選手のマークしていたホーキンソン選手がスイッチ。
そこにギャップが生まれてシュートされてしまったのです。

本来であれば、アリウープができるポーター選手に対して、
ホーキンソン選手がマークについていくべきでした。
ところが白の3番黒川選手の3Pを狙う動きに対し、
ホーキンソン選手と黄色の9番ベンドラメ選手が
その場でマークをスイッチします。

紫のペイントエリアに立つ黄色の選手は
本来はポーター選手のマーカーではないのですが、
DFがスイッチした時点で、どっちにマークに付くか(赤矢印)
判断を迷っています。

迷わせる理由がもう1つあって、
このプレーの前に白の7番パードン選手が
ゴール下に一直線に走り出していました。
紫のペイントエリアに立つ黄色の1番の選手が、
3人の誰に付くか迷いがあり、
結果としてポーター選手をマークに行くことなく、
黄色の9番ベンドラメ選手のマークがはがれて
白い空間が大きく開いてしまいました。
バスケにおいては頭の上の空間も重要なスペースです。
そこを埋めるべく赤矢印のように2選手が走り込むべきなのですが…。
ちなみにゴール下の白のパードン選手には、
しっかりとマークが付いており、パスを通すのは不可能。
仮に通ったとしてもり無理な体制でシュートを打たざるを得ません。
最初にも書いた通り0.4秒は
アリウープ(空中でボールをキャッチ&シュート)しかありません。
ボールを入れた瞬間でほぼ終わり。
しかし、ボールを入れた瞬間はまだ0.2秒くらい!?
サンロッカーズの選手はほぼボールウオッチャー化してます(笑)

0.4秒過ぎてボードの赤いランプが点いたときは、
ボールがゴールに吸い込まれてました。
席位置がちょうどポーター選手の動きをすべて見られる場所で、
スルスルと抜け出したときはまさかとは思いましたが…。
0.4秒であっても、試合終了までなにがあるかわからない。
改めて思い知りました(笑)
青学ゲームのラストは、ある意味歴史に残る0.4秒シュートで、
ホームのサンロッカーズが相手にドラマを作らせて終幕。
こういう終わり方が待っているとは(笑)
神戸ストークスのTOTTEIのオープニングゲームで見せた、
残り4秒で道原選手がわざとフリースローを外して
戻ったボールを野溝選手にパスして3ポイントで同点。
いまでも語り継がれるこのプレーも生で見ていますが、
それに続く、0.4秒シュートになることでしょう。
それにしてもバスケは怖い。
B3でプレーオフがスタートしていますが、
まさかの上位チームが全崩れで敗退。
新潟はともかく、徳島、さいたまが敗れるとは…。
徳島はレギュラーシーズン、東京ユナイテッドに対して負けなし。
順位的には2位と7位の対戦。ホームの徳島がまさか負けるとは!

B2は神戸vs鹿児島、愛媛vs横浜EX、福島vs熊本、福井vs信州。
神戸が圧倒的な力でリーグは制したものの、
福島は勢いがあります。
また、熊本、信州は元B1の意地があり、
優勝して来季につなげたいところでしょう。
どのスポーツもプレーオフは魔境ですが、
バスケの場合、分析、修正がいちばん効くスポーツで、
そこにバスケの怖さ、選手のメンタリティの変化を見ることができます。
サンロッカーズとアルティーリはプレーオフ進出がなく、
言ってみれば消化試合という位置づけではありますが、
それでも最後の青学、行ってよかったと思える試合でした。
ところで、青学記念館のある場所の近く、
かつて南青山5丁目で働いていたこともあった上、
青学記念館にバスケを見に行ってた身からすると、
そうそう表参道を歩く機会もなくなるのは寂しいですね。
久々に南青山、北青山あたりも歩いたのですが、
よく通ったスーパーアズマはサマンサタバサになり、
今はメルセデス・ベンツのカフェになってました。

働いていた場所の近くにはこんな建物ができていたり、
南青山だけでなく北青山もおしゃれスポットがいくつもあり、
わけのわからない行列が多数。

昔、ランドマークでもあった
クレヨンハウスってどこだっけ!?

というぐらい、変化が激しいのです。
そんな青山もバスケがなくなればそうそう行くことはないでしょう(笑)
