最後のジェダイと最後のレイア

こういう「スターウォーズ」が見たかった！






「最後のジェダイ」は
細書のシーンから最後まで初期の冒険活劇的な映像満載で、
殺陣といい、スペースバトルといい、
どこを切り取っても、期待通りのアクションが見られる。
「７人の侍」などの日本映画の影響が色濃く出ていたのも、
原点回帰かと思わせた。

「ジェダイの帰還」以来止まっていた物語が、
「フォースの覚醒」というプロローグを経て、
ようやく「最後のジェダイ」で、
真の物語が動き出した感さえある。



今回、ルーク、ヨーダも登場するのだけれど、
もっとも感慨深かったのは、
キャリー・フィッシャー演ずるレイアだ。

スターウォーズは、ジェダイの騎士の物語と思っていたけれど、
ここまでのストーリーを振り返りながら「最後のジェダイ」を見ると、
実はレイアの物語だったのではないか？
そう思わせるほどレイアは存在感があった。

次回作では、もうレイアが見られないかと思うと寂しい限り。



ところで、次回作で一応完結とされているが、
あと一作で本当にスターウォーズは終われるのだろうか？

ここからはちょいネタバレだけど、
あんなに反乱軍の人数が減っちゃって…。
次なるフォースの使い手もずいぶん若いし…。

とても一作じゃ終わりそうもない

このままだと「ガラスの仮面」みたいに、
「生きている内に完結してくれ！」
と言い出す人が出てきそう（笑）。