ハロウィンの夜のために

とうとうやってきました、ハロウィン！








ハロウィン、嫌いじゃないです。というか、とても好き。

ハロウィンだけでなく、
メキシコのDay of the Deadにも興味があって、
理由はもちろんシュガースカルの造形とデザインです。


まるでヒッピーアートの原点のよう。
死者を出迎えるための、自分で作る砂糖菓子で、
キットも売っています。


この映画のおかげでシュガースカルもだいぶ有名になりました。



ハロウィンもDay of the Deadも、
言ってみれば日本のお盆のようなもの。
たまたま時期が違えど、
死者を迎え入れるイベントの世界観は
世界には共通するものがあって、
その根底にあるアニミズム的なものにすごく興味があるのです。

ハロウィンのシーンがとても印象的な映画といえば、
ガス・ヴァン・サントの「永遠の僕たち」。



特攻隊の幽霊となって出演する、加瀬亮の演技も素晴らしい。



葬式めぐりをするところは、
「ハロルドとモード」を連想させますが、
どちらも死に向かいながら、生を描く青春映画の傑作。



ガス・ヴァン・サントらしい青臭い感じは、
ここ10年くらいで見た映画の中でも、特に印象的な作品です。