恐るべき才能の子どもたち

先日、とあるドラマで、
美空ひばりの子ども時代であろう
役を演じた子がいました。





ほんのちょっとのシーンでしたが、
あまりの歌のレベルの高さに驚きSNSで褒めたら、
その子からイイね！の反応がありました。

11歳の女の子からの反応は、ちょっと気恥ずかしい（笑）。


現在11歳の佐藤くららさん。

天才キッズやうたウマキッズとして有名のようですが、
そのうまさはケタ違いだなと感じます。　

自分の思い込みかもしれませんが、
演歌や民謡などをのぞいて、洋楽を歌ってこなかった人は、
どうしても歌が平坦になりがちです。
発音の仕方の違いで、特に英語はアクセントの抑揚が強く、
子音では息の使い方も違うので、より大きな発声を求められる。
ヴォイトレの方に聞いたことがあります。

彼女のいくつかの動画を見ると、しっかりとした音楽一家で、
英才教育を受けていることがわかります。


彼女の才能にもびっくりしましたが、
もっと驚いたのが、ハル・ベイリーです。
ディズニー映画「リトルマーメイド」の実写版です。

彼女が黒人だったことを含め、
配役についていろいろなことを言われているようですが、
トレイラーを見た時点で、
映像の美しさと彼女の歌のうまさに驚愕！


現在22歳のハルは、コリーと姉妹で活躍している歌手なのですが、

もし、彼女たちがオーディションに来たら、
ファイナルはこの姉妹の争いにならざるを得ない。
圧倒的な歌の力がありますね。　


彼女たち、小さい頃から大きな舞台で国歌斉唱を歌っています。


他にもカヴァー曲など、レベル違いというしかありません。


スポーツもそうなのですが、
優れた才能は、年齢はもちろんのこと、
卑しい偏見も軽くぶち壊して見る人に虜にしてしまう。
そこから新しい扉が開いて、続く才能がどんどん出ていきます。

ディズニーはその役割を自ら担っていることを理解しているのでしょう。

それでは今日の１曲。
マリアッチの天才キッズで、
ディズニー映画「COCO」のLuis Ángel Gómez Jaramilloくんが歌う、
♪UN POCO LOCOです。


昨日からスタートした東京ディズニーランドのアトラクション
「フィルハーマジック」に

この曲が追加されたことでファンは歓喜してるとのこと。
ただし、そちらは日本版のようですが…。



今は声変わりしてしまいましたが、うまさは変わりません。
ただ、当時のLuis Ángel くんの伸びやかな声は主人公そのものでした。