風が起きてる島根に続きたい

今、島根に風が起きてます。











と言われても、バスケファン以外はなんのこっちゃという話ですが、
Bリーグ 島根スサノオマジックがすごいんです！



映画“FIRST SLAM DUNK”のおかげなのか、

Bリーグの観客が激増していて、B1のみならず、B2、B3にもその波が！

その中でもすごいのがB1の島根スサノオマジックです。
とにかく試合がおもしろく、見ている人を熱くさせるチーム。
決して選手層は暑くないのですが、
安藤誓哉選手、ビュフォード選手を軸に
選手全員がハードワークして最後の最後まで戦い抜きます。

チームを率いるポール・ヘナレHCは、
元トールブラックス（バスケNZ代表）の選手、その後代表HCを務めた方で、
ラグビー以外でもっとも成功したマオリ系アスリートの一人です。

オールブラックスといえばハカですが、トールブラックスもハカを踊ります。

マオリの伝統的な踊りのハカは、いろいろな歌の種類があるのですが、
オールブラックスは黒の戦士を意味するカパ・オ・パンゴ、
生死をかけて戦う気持ちを入れたカ・マテなど


トールブラックスは団結を誓うトゥ・カハ・オ・パンゴ・テ・カ匕カテ。　

　
島根スサノオマジックはハカを踊りませんが、
その戦いを見ていると、試合に挑む気概みたいなものが、
オールブラックスに近いメンタリティを感じさせます。　
そして、絶対に諦めないからこそ、時としてとんでもないプレーを生みます。

中国ダービーとなった広島ドラゴンフライズとの２戦目。
前日は敗れてしまい、18連勝がストップ。
この２チーム、プレーオフでの対戦が濃厚で、
２連敗は絶対に許されない状況。
　

※4月9日時点での順位によるプレーオフトーナメント予想



この日も広島がリードしつつ、終盤へ。

一時は島根が逆転したものの、
残り1分52秒　70-71と１点差で負けている時にアンスポ。
相手にフリースロー２本を与えて70-73に。　
相手ボールからのスタートで広島の辻選手が３P成功。
70-76と点差が開いた時点で負け確定かと思いきや、
そこから凄まじい攻防を繰り返し、
最後はビュフォード選手のブザービーター3Pで同点。
オーバータイムで広島を突き放して勝つという、
今季Bリーグのベストゲームで快勝しました。

現時点で、今季Bリーグのベストゲームでしょう。


これまで劇的な試合は何度も見ていますが、
その中でも上位に入るレベルのゲーム。
広島ドラフラ・ファンは残り20秒まで勝つと信じて疑わなかったでしょう。
バスケは“あきらめたらそこで終わり”とは言うものの、
スサマジ・ファンもさすがに難しいと思ったはずです。
自分も70-76の時点で終わったと思い、
つい画面から離れてしまいました（笑）。

毎試合が今季のベストゲームと思わせるスサマジの戦いぶり、
島根県民のココロがたぎってしまうのがわかります。


　
島根は叔父の実家があった関係で、叔母を連れて行ったこともあり、
けっこういろいろと回っています。
松江市内、

出雲大社から日御碕神社、

足立美術館や石見銀山までは行ってます。

中でも宍道湖の夕景はとても印象に残っていて、
こんなところで学生時代を過ごせたら…とうらやましくなったほど。


今はFDAが静岡⇔島根便を出しているので、
次に島根に行くときは必ず試合に合わせて行くつもりです。
バスケは天候に左右されないのもいいところ。

松江の観光の未来像にはちゃんとスサマジが入っています。



ちなみにスサマジにはバンダイナムコがチーム運営に関わっているので、
コラボガンプラやTシャツがグッズとして発売されました。
（すでにソールドアウト多数）　






そういえば滋賀レイクスからこんなコラボ商品も登場しています。


バンダイナムコもタミヤも静岡に深ーい関わりがあるのですが、
静岡のバスケチーム、ベルテックス静岡は2018年創設と歴史も浅く現在はB3。

今季レギュラーシーズンを３位で終えて、
初めてB2昇格をかけたプレーオフに挑みます。　



静岡はまだまだ島根のような大きな風は起きてませんが、
このプレーオフに向けて、
Jリーグの清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津 、
ラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズ、Vリーグの東レアローズが
応援メッセージを寄せるなど、静岡一丸体制はできています。


おそらく、B2昇格がかかった試合では、
静岡で初めてバスケで熱くが盛り上がる日となる！
と、勝手に予想しています。




そして、いつの日かB1昇格ともなれば…。
オレンジのガンダムやオレンジのミニ四駆が誕生するかも？！（笑）