恐るべき高校生たち

かつて八村塁選手も
高校時代はあったわけですが、
ジェレマイア選手と来たら…。







今日、仕事ついでにというか、
ウインターカップついでに、
仕事（MTG）のスケジュールを合わせました（笑）



この日、男子のベスト８が出揃うタイミング。
とにかく今年の高校バスケは逸材揃いなのです。

タイミングよく女子も見られればと思っていたのですが、
それは叶わず…。


しかもウインターカップ史上に残る名勝負が繰り広げられただけに、
あー、もったいないかった…。

女子準々決勝　愛知の桜花学園vs岐阜の岐阜女子。
桜花学園といえば、もはや高校女子バスケの女王です。
スラムダンクで言うところの山王工業です。


一方の岐阜女子も名門で強豪でもあるのですが、
常勝の桜花に比べれば、４強レベルの１つといった感じです。

この日、桜花が第３Qまで45-30で15点リード。
第４Qに入っても得点差を広げ最大で21点差。

バスケにセーフティリードはないのですが、
さすがに20点差で４Qとなると、
そこからの逆転は相当厳しいです。
後半通してならまぁまぁあることですが（笑）

ゲーム終了まで残り５分を切ったところで15点差。
追いつけなくはないかもというレベルですが、
なんせ相手の桜花はゲームのクローズがしっかりできるチーム。
だからこそ常勝と呼ばれるわけですが…。

ところがここから岐阜女子が怒涛の追い上げ！
オールコートディフェンスで動き回り、
ボールを奪うと速攻。
絈野選手が連続で３Pを決め、
残り40秒でまさかの１点差まで追い詰めます。

こうなってくると、桜花といえども、選手はパニック状態になるわけです。
残り10秒　 絈野選手のシュートで逆転。
絈野選手は４Qだけで25点。
ドラマの筋書きでもこんなのは書かないでしょう。
あまりに出来過ぎてフィクションぽくなってしまうので（笑）。

ウインターカップに限らず、
20点差の逆転ゲームは数あれど
さすがにこのレベルはそうそう見られないでしょう。



と、ここまで岐阜女子のこと書いてますけど、
恐るべき高校生とは、もちろん日本航空山梨の
ジェレマイア選手のことです。


日本バスケ史上最恐留学生と呼ばれていますが、
確かにその言葉は間違いではない。

今日も49得点33リバウンド…。

今日もダンク何本決めたことやら。

みんカラバスケ部は全員180cm以上あるのですが、
もし彼と対戦しようものなら、頭を飛び越えてダンクされるレベル…。


さすがにあれだけパワーがあると、
頭越しにダンクをされる日本人高校生がちょっと気の毒です。


とはいえ、本日対戦した新田もただやられてるわけではありません。
ジェラマイア選手をゴール下に置く、
１−３−１のゾーンディフェンスに対し、
ジェラマイア選手の頭越しにフローターショット、
さらに一度インサイドに入れてから、
ジェラマイア選手が届かない範囲で３P。

ジェラマイア選手が得点を取れば
当然ディフェンスに戻るのが遅くなるので、
すかさずファストブレイクで反撃と、
しっかりと対策はしています。

が、日本航空山梨、他の子もうまいんです！

とはいえここからの戦いは、
本当にバスケの名門同士の戦い。

ここからがジェラマイア選手にとっても真価が問われるところです。
インターハイを制した日本航空山梨、
決勝に進めば地上波放送があるので、
バスケファンのみならず多くの人に衝撃を与えるでしょう。

そこまで辿り着けるか？　
それとも来年に持ち越すのか？

今日、大逆転を演じた岐阜女子とともに、明日の戦いが楽しみです。