大人になると、季節行事の大切さをつくづく感じます。
なかでも節分は、重要度を増しています。
恵方巻きぐらいという方が多いかもしれませんが、
節分、大人になって参加するとめちゃ楽しい!
それを知ったのは赤坂に住んでいた頃。
近所の乃木神社の節分祭へ出かけたのがきっかけ。
正直、それまでの人生で豆まきに重きを置いたことなどなく、
テレビで成田山や増上寺で芸能人や関取が豆まきをやっていても、

「へぇー」ぐらいにしか…。
実際に言ってみると、雰囲気はのどかで、
祝詞を聞いたあと、海苔をもらえたりして、
意外といいものだと感じるわけです。
ところが、いざ豆まきとなると、
スポーツチックな展開に(笑)。
身長が高く、ある程度キャッチ能力がある自分としては、
バスケのリバウンドか野球の外野フライぐらいの感覚で、
誰よりも取れるという自信はありましたが、
豆まきというのはそうではない!
まず豆まきで考えるべきはどこにいくか?
芸能人が来るような、
あるいは各都道府県を代表する神社仏閣は、競争率も激しい。
まずWHERE(場所)、WHEN(まく時間)は事前に調べておく。
規模と過去の来場人数などをチェック。
取りやすいのはやはり小さめのところです。
そして何よりも重要なのが、現場でのポジションニング。
豆まきはベストポジションニングは最前列かその後ろ2列ぐらい。
というのも、豆まきのまき手が、
年男・年女が基本ですが、そんなのをやるのは、
基本かなりの高齢者、もしくはかなり小さな子どもが混じっています。
高齢者は目の前で手渡す、あるいは投げるというよりは落とす。
なので、前目の方がいいわけです。
後ろにいて、あまりにも豆が来ないと、
心の中で「ここまで飛ばせよ!」と叫びつつ、
大の大人がマジで取りにいくわけにはいきません。
なので、遠くに投げてくれそうな、
そこで結婚式を挙げた夫婦の旦那さんとか、
神社やお寺の方のなかにも遠くに投げる人がいるので、
その人に当たりをつけて、
投げそうな方向と位置を予測するわけです。
しかし、だいたい外れますが(笑)。
高さを活かして空中キャッチを試みると、
豆というのがボールとは違って、
小袋のなかの豆の動きによって不規則な変化を起こします。
なので、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
と思っても、スライダー気味になったりと、極めてキャッチ率が低い。
また、豆じゃなくて、みかん等の変速技もあるので、
予測不可な展開にもフレキシブルに対応しなければいけません。
ぶっちゃけ、落ちているのを拾う方が早いという考えもあります。
豆まきのもう1つの楽しみが、袋の中に入っている当たり券。
場所によってある場合、ない場合がありますが、
過去に当てたものとして、江戸切子ガラス、かっぱえびせんなどのお菓子…、
増上寺などはかなりいいものが入っているという噂もあります。
豆を取り損なったときは、試合に負けたぐらいの…。
なんてことはありませんが、福に逃げられた感はあります(笑)。
今年の節分は土曜日。
品川に行く用があるので、
プロレスラーの来る池上本門寺や、
増上寺あたりをはしごして(笑)、
2018年の福をゲットしようかなと、密かに狙ってます。
Posted at 2018/01/28 17:20:18 | |
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