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2018年05月22日 イイね!

スポーツの見方が変わる

スポーツの見方が変わる

どういうわけか、
日本では楽しむという言葉が、
一生懸命やってない。
というようなネガティブにとらえがちだ。 







スポーツだけでなく、音楽でも演技でもアートでも、
あるいは仕事でも同じ。
いいフィーリングのときこそ、いいものが生まれる。
練習や創作でも苦しんでいたとしても、
その出口としての楽しさがあるからこそ、
みんな続けられるのだ。

ところが、我慢してやることを美徳とする環境が日本にはある。

指導者の個人的スキルのなさゆえ、
圧力的な指導によってやらせることが、
目先の結果にはつながりやすいということが、
その問題に拍車をかけている。

以前、日本一を決めるバスケの試合で、
勝負どころで3Pシュートを何本も決めた選手に、
「今日は気合が入ってましたね」となんとなく聞いたら、

「今日はリラックスして打てました」

と、想定とは真逆の言葉が返ってきた。

彼の答えを聞いて以来、
気合とか根性とか、
そうしたものの見方を排してスポーツを見るようになった。
プレーがどうして生まれたか?技術とメンタリティーについて、
より具体化して考えるようにしている。

同時に、選手に対して、
プレッシャーと言う言葉は一切使わないようにした。
日本のメディアが「プレッシャーは?」
などと質問をしているのを聞くと、
お前がプレッシャーかけてんだよ。と、軽蔑の感すらあるw

もっとも、プレッシャーなどと言う選手は、そもそも二流、三流レベル。
いちばんいい場面でこそ自分の出番。
という強烈なメンタリティーこそが重要なのだ。



一方で、バスケの戦術は、
ストレスをかけて、オフェンスの成功率を下げることがベースにある。
ある種、心理学を応用で、
相手に気持ちよくプレー状態にさせないために、
イライラさせる、リズムを崩して主導権を握るのだ。

適度なディエンスのプレッシャーがあったとしても、
トップ選手はそれを押しのけてクラッチシュートを連発する。
こればバスケだけではなく、どんなスポーツも一緒。
外的プレッシャー(ディフェンス)が強ければ強いほど、
集中とリラックスがある種の同一感覚となり、
いわゆるゾーンに入ると言葉で表現される状態になる。

Bリーグセミファイナル三河vs東京 GAME2、
3点差で後半残り9.9秒。外したらすべてが終わる場面で、
同点の決めた#6三河の比江島。



彼のようなタフショットを決められるメンタリティー。
もちろんそこに行くまでに練習や努力、
勝利への意志はとても重要なのは言うまでもないけれど、
超一流の選手は、自分の楽しんでいる姿によって、
他の人にスポーツは楽しいと伝えることができるのだ。
彼らが純粋に楽しみながら創造するプレーは瞬間のアート。
そこには勝ち負けを超えた魅力が詰まっている。


Posted at 2018/05/23 10:01:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年05月22日 イイね!

スポーツの見方を変える

スポーツの見方を変える


日大フェニックスのアメフト問題。






最初に見た動画がかなり引き映像だったので、
ボールの行き先を見てしまい、
ゲームの全体像の把握ができなかったが、
改めて見ると、
ディフェンスとしてデザインされたプレーではない。

アメフトのような選手の動きがかなり規定されていると、
偶発的に起こり得ない動き。
会見通り、意図的な行為だ。


友達の旦那はアメフトのプロコーチなので、
現場の感覚はかなり知っているけれど、
他のスポーツと比較したら、
アメフトは日本でもっともコーチングが進んでいるスポーツの1つ。
だからこそこうした前時代的指導には違和感しかない。 
(言葉的にはつぶせ!等は使うとは思うけれど)。



ここ数年、スポーツにおける脳震盪問題で、
危険なプレーに対してルールがより厳格化されてきている。
これはアメフトだけでなく、
すべてのスポーツに言えるもので、
今回の件は時代の流れとも逆行する愚かな行為で、
もはやスポーツとは呼ぶレベルにない。

ただ、今回のプレーとは質が違うのだけれど、
接触プレーがあるスポーツには、
意図的にケガを誘発させようとするプレーが必ずあるのも事実。
例えば野球でも走塁を遅らせるためにスパイクの歯を見せるとか、
どんなスポーツにも意図的な危険プレーが存在する。



その多くはプロとしてメシを喰う人たちが考えた、
必要悪として生み出されたもの。
それが正しいわけもなく、
いずれそうした危険な教えは衰退していくはずだ。

今、日大フェニックスの問題で問われているのは指導者の質だ。
これはレスリング協会の栄氏にも共通する。
こうした指導者を生むのには理由がある。
どちらも大学という閉ざされた場所の、
権力構造のの中から起きているということ。

今回の騒動を大きくした原因の1つに、
謝罪の仕方が問われているようだが、
今後はメディア対応の技術が進むだけの話。
ああいうときの謝罪専門のコンサルビジネスやったら、
いくらでビジネスが成り立つかもぐらいにしか思わない(笑)。

むしろ、主原因は、
日本のスポーツの概念が根本的に間違っているということ。

スポーツは遊びの延長で、ゲームでありプレーなのだけれど、
それを絶対的に否定する人が9割以上。
スポーツの現場を見てきての実感だ。
日本の教育を受け、体育や部活を経験してきたものは、
日本人は、習練して身につけることに美徳を見出し、
そこで培った技術を目上の人が下に教えるのが正しいとされ、
日本の縦社会と組織的体質を形成してきた。

だから、ニュースをちょこっと聞いただけで、
SNS等で安易な批判を繰り広げる。
ラグビーとアメフトの区別すらできないような人が、
上から目線でものを言いたがる。
そういう人こそ栄氏や内田氏と同程度の人種ではないかと、
本音では思っている(笑)。

子どもの成長と過渡の期待…。
スポーツはわかりやすく見える分だけ、余計に勘違いしがちなのだ。
スポーツだけにこうした問題が起こるのではない。
本当の原因は理解して対処していかないと、
これからも何度も何度も繰り返し、
その度に同じような光景を見させられるだろう。
Posted at 2018/05/22 22:49:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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