たいして書く必要もないけれど(笑)。
ということで、
例の会見の全体像について。
日大は、見ての通りの権力構造で、
現在の理事自体893体質が言われているけど、
そのまま表れたといえる。
それは会見の根本をなす要素の1つとして、
まず、会見に出た人について。
監督=ヘッドコーチではないということ。
んコーチ陣は監督の意向を忖度しているのか、
直接指示を受けているのかは不明。
アメフトは、アシスタントコーチ、
オフェンス、ディフェンス、ライン、スペシャルチームなど、
各コーディネーターがおり、ストレングスや分析コーチなどもいる。
今回出てきたコーチの役割は不明。
直接名前の出たコーチとして全責任を追う形で、
あの程度の会見内容になったと推測。
それから
一時退いていた内田氏の復帰、
甲子園ボウルの優勝、
関西学院大との歴史的関係性、
学連が運営するリーグと大学との関係性、
等、背景となった要素もなんとなく把握。
それを踏まえた上で、
本来なら、考えるべきは、再発防止策としてなにをするのか?
(相手大学、選手に対しての謝罪も含め)、
当該選手、その他選手、学生スタッフ、チアを含む学生の
安心な学生生活の保証、対外試合自粛(禁止)等があったとしても、
学校としてこれからどのような活動を提示できるのか?
それに対して一切の提意見がない。
最悪、廃部にする結果になったとしても、
学生サークルとしての道を残すなど考える必要がある。
というようながごく当たり前の話すら至らず。
会見を開く方もバカだけど、
聞く方も誰に向けているのかわからない、
不倫報道の謝罪を求めるのと同じ、
メディアはお安い正義感しか持ち合わせていない。
噛み合うはずもなく、そこが最も不毛かも(笑)。
そもそも交流試合とはいえ、
交流意識の低いところから始まったもの。
まず眼の前で見ている審判がその場で退場を言い渡すべき。
幸いにして、選手のケガは最悪の自体は避けることができている。
悪質プレーに対してリーグの裁定が下り、
監督会議などでの指導の徹底といった流れが通常。
正直、そうした流れならニュースになることもなく、
試合を見た当事者内での話で終わったかもしれない。
ここまでの大事になったのは、
日大のアメフト部の際立つ特異性。
さらに現状の学校の体制そのものが、
ここまでの騒動になったと考える。
とにかくすべてが不毛な話で、
今後の落とし所もなにもない感じだけど、
行き着くところは、理事、取り巻きの総退陣で
日大という学校自体の自浄作用が働くかどうか?
聞く所によると、理事の側近はYESマンばかりとのウワサで、
内田氏がNo,2らしいので人材不足は否めない(笑)。
今回の件とは直接関係はないけれど、
アメリカンフットボール自体は、
戦争のシミュレーションから生まれたスポーツで、
闘争心を引き出すためにも、
つぶせ、殺せというのは、
競技の特性としては使うのは当たり前と思われる。
また、スポーツ自体は本質的に暴力性が潜んでいる。
狩猟民族時代から人が持つ、闘争本能から来ていると、
個人的には考えている。
特に日本から生まれた競技を見れば、
蹴鞠は球技というかどうかはともかく、
基本はすべて格闘技。柔道、剣道、空手、弓道…。
すべて戦場で発達した技術と思われる。
それゆえ、スポーツは娯楽ではなく、
気を許したら殺られる。
だから道を極めるための精神論となり、、
現在に至っているのかと、
アメフトのルーツを思い出しながら、改めて考えてしまった(笑)。
Posted at 2018/05/25 01:57:03 | |
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