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2019年12月17日 イイね!

U2 The Joshua Tree Tour 2019

U2 The Joshua Tree Tour 2019

ライブが終わってから2週間近く経つのに、
未だに余韻が残っている。
もしかしたら、これまで見たライブの中でも、
ベストof ベストと言えるかもしれない。




U2 The Joshua Tree Tour 2019は、それほど印象に残るものだった。

Joshua Tree tourは、2017年に全米を中心に行われたツアーで、
1987年のアルバム「Joshua Tree」を完全再現するというもの。
アルバムの曲順通り、1曲めからラストまで行う異例のライブ。
前半は張り出しステージで初期のアルバム曲を歌い、
メインステージで「Joshua Tree」を演奏。
その後、後期の曲を演奏するという3部構成になっている。


そのツアーを再開したU2は、 
オセアニアやアジア各地を回って、
日本は13年ぶりの来日となった。


開演前の曲には、クイーン、ボウイ、ZEP、ブルーノ・マーズ…。
時代に関係なく様々な名曲が流れ、
最後にU2と同じアイルランドのザ・ウォーターボーイズの
♪Whole of the moonで大合唱に。
それがライブのスタートの合図。

ドラムのラリーがステージに登場。
花道を歩いてセカンドステージのドラムの前に座り、
♪Sunday Bloody Sundayのイントロを叩き出す。
そこにエッジのギターが鳴り出すとU2ワールド全開。
ボノの叫び声とアダムのベースが絡み、
アリーナ全体がアドレナリン放出しまくり状態に(笑)。

真摯のロックンロールを歌い続けるという、
デビュー当時と変わらないU2の魅力が
このオープニングに詰まっていた。

2曲目は、本来なら♪I will followだったはずが、
初日とは違う♪Gloria 
そして♪New Year’s day。
♪Bad
♪Pride 
U2を語る上で絶対に外せない曲を揃えて1部が終了。


これだけでもかなりの満足度なのに、
このコンサートのメインはここから。

♪Sunday Bloody Sundayもかっこよかったけれど、
それをさらに上回るコレ!


エッジのイントロだけでもしびれますわ!


ここから「Joshua Tree」のアルバム通りにライブが進んでいく。
今回のステージで特筆すべきは巨大なLEDスクリーンに映し出される8K映像。
曲の内容に合わせてロードムービーのごとく、アメリカの光と影を映し出す。
その美しさはときに映像酔いしてしまうほど。






「Joshua Tree」の冒頭の3曲は、
♪Where the Streets Have No Name
♪I Still Haven't Found What I'm Looking For
♪With or Without You
世界的なヒットも飛ばすなど、
3曲ともアルバムの顔とも言える。

ベスト・アルバム的なライブならこの3曲で終わりかもしれないけれど、
むしろU2のライブの真骨頂はここから先にあった。
♪Bullet the Blue Skyは、
Josure treeのツアードキュメント映画のRattle and Humでも、
メイン曲として使われていたライブの定番曲。
ジミ・ヘンばりの爆撃機のようなギターを鳴らしながら、
混沌としたアメリカの現状を歌ったもので、その歌詞は今でも通用するもの。
分断が進む世界の中で孤立する道を歩むアメリカの今を見ると、
改めて「Joshua Tree」を歌う意味はそこにあるのだろう。

そして、エッジのギターは、どんな曲でもエッジ感(先端性)があり、
ロックとはなにかを明確に表現している。
それはジミ・ヘンのギターと近い。
2人の音はもはや演奏ではなく発明のレベルだと思っている。

♪Bullet the Blue Sky以降も、
フォーク、ブルース、ゴスペルなど、ルーツロック的な要素の強い曲が続く。
頭の3曲と比べると、それほどライブ向きではないかと思っていたけれど、
ライブで聴くと、そのパフォーマンスのクオリティに驚かされる。
そして、ラストのMothers of the Disappearedまで聴くと、
改めて「Joshua Tree」の完成度の高さを感じることができた。
 


おまけの1曲は、
セカンドステージに戻り、この日は♪Desireで締め。
ボのリズムで始まるこの曲もまたU2を代表する曲。
ルーツロック的でありながらも一切古さを感じさせず、
シンプルなロックンロールに仕上げられる力もまた、
U2の魅力なのだ。


再びメインステージに戻ると、
「Joshua Tree」以降のヒットメドレーがスタート。
♪Elevation
♪Vertigo
♪Even Better Than the Real Thing
♪Beautiful Day
など、
「Joshua Tree」から一転、
ポップ路線を追求した曲で楽しませる。

映像もロードムービー的なものから、
最新のデジタルを駆使したような世界へ。
これまたどの映像も絵になるところがすごい。








この公演の締めくくりは♪ONE 
One life with each otherとデビュー当時から
歌い続けているメッセージを世界に呼びかけて終わる。

正直、ここまで素晴らしいライブになるとは予想していなかった。
現在最高峰のロックバンドらしいステージングであると同時に、
これだけ巨大なバンドになっても、
10代の頃に聴いてゾクっとした感覚が、
今もまったく同じように感じられた奇跡のライブだった。

 

Posted at 2019/12/17 23:55:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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