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グレース・ヴァンダーウォールが
12歳で登場したとき、
それはそれは驚きでした。





自作の曲とハスキーヴォイス、ウクレレを弾きながら歌うスタイル。　

見た目は12歳ですが、
すでにアーティストとして完成していました。

しかし、今年登場したアンジェリーナ・ジョーダン。

グレースは2016年の同番組のチャンピオンでしたが、
アンジェリーナは今年のチャンピオン。

ちなみにこの番組は歌うま選手権ではなく、
なんでも一芸を争う番組で、
ゆりやんレトリーバーも登場してます（笑）。



玉石混交といっては悪いかもしれませんが、
優勝したアンジェリーナは、
最後にボヘミアン・ラプソディを歌ったのですが、
それが衝撃的でした。


13歳にしてサッドコアテイストで歌い、
完璧なまでに自分の世界を表現しています。
そして、歌がうますぎる。

ともすればサッドコアなテイストは、
歌ってる雰囲気だけ？ みたいな人もいますが、
13歳のアンジェリーナは、
正直、元祖サッドコアのラナ・デル・レイをも超えるレベル。


ましてやボヘミアン・ラプソディ。
本家はもちろん、さまざまなカヴァーも聴いてますが、
過去に聴いたことがないヴァージョンながら、
彼女の世界を見事に創り上げています。

13歳でこれだと今後どうなっちゃうの？
まったく予想のつかない早熟すぎる天才。
ビリー・アイリッシュどころじゃないかも…。