映画監督アラン・パーカーの訃報が入る…。
自分のフェイバリット映画。
それはアラン・パーカーの「Birdy」。

セリフを覚えるぐらい何度も見た。
生涯映画ランキングは永遠に1位。
ちなみに2位は「カッコーの巣の上で」。
どちらも精神病院に押し込められた話。
イギリス人監督のアラン・パーカーだけど、
「Birdy」は舞台がアメリカで、
一応アメリカン・ニューシネマの流れと言われている。
もっとも、「Birdy」なんて映画を見て、
好きだなんて人にはあまり出会ったことがない。
せいぜい、「最後だけはよかった。最後だけは」。
確かに最後は最高なんですけど、ほぼ同一の感想ばかり(笑)。
「Birdy」は、鳥好きの少年バーディ(マシュー・モディン)が
ベトナム戦争から戻ってきて、自らが鳥と思い込み、
精神病院に送り込まれてしまうという内容。
そのBirdyを助けに行くのは、
同じベトナム帰りで顔に大やけどを追い、
さらに足の怪我で松葉杖の生活を余儀なくされたアル(ニコラス・ケイジ)。
どちらも心に深い傷を追い、どんどん追い詰められていく。
マシュー・モディンの演技も素晴らしいけど、
「Birdy」はニコラス・ケイジの隠れた出世作だと、
勝手に思っている。
映画もさることながら、
ピーター・ガブリエルのサントラも大好きで、
あの音を聴く度に、
Birdyの世界観が蘇る。
そして「Wallflower」。
映画でこそ使われていないけれど、
歌詞そのものが映画とリンクしていた。
アラン・パーカーの映画は、
ピンク・フロイドの「The wall」や、

「The commitments」、

「Midnight express」も大好き。
2020年は、哀しいニュースばかりが続く…。
R.I.P. Mr. Alan Parker.
Posted at 2020/08/01 23:01:38 | |
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