御殿場プレミアムアウトレットとグッチ…
映画「ハウス・オブ・グッチ」を観た人なら、
この写真の意味を理解するでしょう。
グッチ家の栄枯盛衰を描いた映画「ハウス・オブ・グッチ」。
この映画、脚本にいろいろ詰め込みすぎて、
ガガ演じるパトリツィアがグッチの名声に溺れ、
強欲と愛を引き換えにヒール化していく姿を描きたいか?
ゴッドファーザーをベースにしたイタリア系の
ファミリービジネスの栄光と凋落を描きたいのか?
センスなきものは排除されていくファッション業界の
光と影を描きたいのか?
いろいろと多すぎて逆に薄まった感はありますが、
それなりにおもしろいところはたくさんあります。
なかでも観た人同士でいちばん盛り上がるのはこのおっさん。

一応、グッチ家の無能なデザイナー役です。

どこにでもいそうなおっさんですが、
演じていたのはこの人、ジャレッド・レト。
しかも、グッチの映画の前の予告編で、こんなにも出てました。
「ハウス・オブ・グッチ」の前に、
なんで毛色の違うマーベル映画の予告編が? と思ってましたが、
そういうことだったのね(笑)
映画を見ている最中もずっと誰だろう? 「ホーム・アローン」に出てた人?
などと思いつつ、エンドクレジットでジャレッド・レトと知って衝撃。
一緒に見た人間はクレジットを見逃したらしく、
ジャレッド・レトとは最後まで信じてくれませんでした(笑)。
そもそもジャレッド・レト、ハリウッドきってのカメレオン俳優で、
「ダラス・バイヤーズクラブ」ではこんな役。

ジョーカーにもなってます。

で、これ…。

確かにグッチ家の光と影を完璧に表現した素晴らしい演技ではあったのですが、
にしても6時間かけた特殊メイクでしてあえてジャレッド・レトでやる意味…。

ハリウッド映画、恐るべし!
PS.グッチ家の栄枯盛衰を描く上で、乗っている車もポイントになります。
今日の1曲は、デビッド・ボウイのFashion。
「ハウス・オブ・グッチ」のある場面で「スケアリー・モンスターズ」の

Ashes to Ashesが流れるのですが、そこはFashionじゃない?
この映画、80年代テイストの曲が多めにかかるのですが、
場面とかかる曲に対して突っ込みを入れたくなります。
NYだからその曲?とか。盛り上がりの場面はオペラ調は単純すぎ!とか…。
いろいろと突っ込みがいがある分だけ観る価値はあった映画でした(笑)。
Posted at 2022/02/05 00:32:21 | |
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