
IMAXで何度か見たことがあるけれど、
BESTIAの映像の明るく見やすい感じがする上に
値段がお安いので、当然BESTIA派です。
しかし、その考えを改めさせてくれたのが、
「ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート」。

IMAXで5日間だけの
特別上映です。
前から5列目のど真ん中に陣取って観ました。
以前は映画を観るのは最後列派だったのですが、
新型コロナウイルス流行後、
最後列はマナーの低い人が来る場合も多いので、
最近はなるべく前派です。
改めてIMAXを画面近くの席で見ると、
かなりすごい!(今さらだけどw)。
確かに映像の密度と彩度がIMAXでしか体験できないものという感じ。
「ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート」は、
ディズニー+で配信しているドキュメント
「GET BACK」の流れを組むもので、
アップルの屋上でやったビートルズ最後のライブを編集・映像化したもの。
昔の映画をはじめ、何度もこのライブ映像で観たことがあるだけに、
あまり期待を持ってこの映画を観に行ったわけではないけれど、
はるかに自分の予想を超えるもので、
IMAXでビートルズを体験する意味は間違いなくあった。
ジョンがゲットバックのイントロを弾き出したとき、
ハートにズキューン!
IMAXの音響効果がもたらすのかもしれないけれど、
まるでアップルのビルの下にいるような…。
わずか1時間程度の映像ではあるけれど、
あの時代のポール、ジョン、

ジョージ、リンゴ
さらにはリンダやオノヨーコの姿はとても新鮮で、
見たことあるはずなのにまるで初見のように感激。
他にも映像に出てくるイギリスの車やミニスカートファッションも刺激的で、
アップルがサヴィル・ロウにあったということも初めて知りました。
一方で、音楽だけを楽しませてと思うところもあります。
ビートルズというバンドの本質を伝える上で必要だったのかもしれないけれど、
屋上に乗り込んでくる警察やビルの下にいる観客のコメントは正直必要なし。
あと「この演奏はレット・イット・ビーに収録された」
というくどいテロップも、そんなのみんな知ってるわ! と言いたくなります。
それでも映画「LET IT BE」では感じようもなかったビートルズ最後のきらめき。存分に堪能できました。
PS.家に帰ってから、
そういえばと思って、
コレ

とコレを

改めて聴き比べ。
NAKEDが出たときはそこそこ評価したような気がしてたけど、
「ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート」を観てから聴くと、
NAKEDなんて出しちゃいけなかったという気になりました(笑)
Posted at 2022/02/11 00:27:34 | |
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