アメリカにいる時、
ジャケ買いした
何本かのカセットテープ。
その内の1本がコレだった。
今でも愛聴するその
アルバムは、

一旦パンクを経由した上でアメリカの土臭い音楽が好きだった自分にとっても、
パンクとアイリッシュトラッドが合体した音は衝撃だった!
ホームステイしてた先の家族はアイルランド系なので、
めちゃこのアルバムを気に入って、
汚い歌詞ではあるけれど揃って歌っていたことも。
とにかくポーグスを聴くと、
自分はルーツはアイルランド人かと思うぐらい魂を揺さぶられた。
そのおかげでヴァン・モリソンやらチーフタンスやらダブリナーズやら、
やたらとアイリッシュミュージックを聴くように。
ポーグス来日公演は全部観に行ったけれど、
横浜臨港パークで行われたWOMADの時だけは、
ヴォーカルのシェイン・マガウアンがラリっててひどいライブで、
その後、カラはバンドを抜けてしまい、代わりがスパイダーとなり、
ジョー・ストラマーがメインヴォーカルで来日したことも。
ちなみにシェインがクラッシュの追っかけだったのは有名な話。

※最前列右
そのクラッシュのVoだったジョーがシェインの代わりを務めたんだから(笑)
まさか♪ロンドン・コーリングを生で聴く機会があろうとは!
愛されキャラではあったけれど、
シェインのせいでバンドがとんでもない状態に。
それでもシェーンは愛され続けていた。しかも世界中から。
なぜかといえば、シェインのヴォーカルが最高だったから。
去年、シェインのドキュメンタリー映画を見たとき、
そうは長くはないだろうとは感じたが、

アル中で言葉もままならない姿に哀しさを感じながらも、
ユーモアたっぷりに生きるシェインの姿を見てホッとした記憶が。
とにかくシェインの歌はただただ最高だったなと改めて!
酔っ払って合唱したくなったり
ただただイェーって叫びたくなったり
お祭りのごとく盛り上がったり
そしてなにより彼の名声を高めたのがFairytale Of New Yorkだった。
今年のクリスマスは、いつにも増してこの歌が流れそう。
シェイン、カムバック!
と言いたいところだけど、
We must say Idios!
RIP.シェイン・マガウアン

Posted at 2023/12/01 01:23:38 | |
トラックバック(0) | 日記