来年夏の東京オリンピックで、
陸上競技のマラソンと競歩の変更案がIOCの方から出されました。
スポーツにおいては、IOCだけじゃなく、
サッカーにおけるFIFAとか、ラグビーにおけるWRとか、
バスケにおけるFIBAとか、全体的に日本をなめてるのか!
ということは、よくあります(笑)。
その典型がFIFAワールドカップ2002。
強引に日韓共催にさせられてしまったわけですが、
両国の関係を考えてか、考えていないのかはわかりませんが、
個人的にはスポーツにおいては国境も人種も性別も関係ないので、
そういう判断もあるのかというぐらいでしたが、
政治的(スポンサー的)な横やりもあったでしょうし、
現場での寝耳に水感はすごかったです。
あまりいろいろ書くわけにもいきませんが(笑)、
今回について、男子マラソンのゴールは閉会式と絡んでいるので、
オリンピックとしてありえないことをIOC提案しているわけです。
でも、個人的には決して悪くないアイディアだと思っています。
今年のドーハの世界陸上を見ても、
現実的には試合が無理なレベルまで来ています。
また、運営面から見ても、
インターハイも一都市開催が不可能になっている現状で、
FIFAワールドカップも2002年以降、共催大会も開かれて、
日韓大会はある意味国際的な大会のモデルケースにはなりました。
夏の北海道はもうそれほど涼しくはないので、
果たして効果的か?という疑問符は付きますが、
今後、パリ、ロスと続くオリンピック。

さらに中東や南アジア(インドやインドネシア)開催が今後考えられます。
温暖化に対する将来的なことを考えれば、もっとも運営能力の高い日本で、
臨機応援に変化できるモデルケースを作りたいのでは?
という感じもします。いかにもああいうところの人が考えそうなので(笑)。
東京や陸連からすれば、
都市整備や選手、観客の物流のシミュレーション、
東京マラソンの開始も含め、GMCまで、
何年もかけてやれるべき準備もやってきている中で、
何を今さらと言いたい気持ちは当然です。
ただ、東京以外の都市でも競技開催能力は高いのが日本です。
今回のラグビーワールドカップを見ても、
どの都市も運営能力は世界に誇れるレベルです。
北海道はその中でもトップレベルのスポーツ環境があり、
サポートできる人材がいると考えています。
プロチームではコンサドーレがルヴァン決勝に進出!
チャナティップ選手が加入したことでタイからのインバウンドが来たり…。
そもそも練習場が白い恋人パークのところですから。
レバンガ北海道のホスピタリティーは高く、
来年はB.LEAGUEオールスターが開催されます。
今シーズンは成績がふるいませんでしたが、
ファイターズは2023に新本拠地ができます。
東京には気の毒な面もありますが、
日本でも有数の観光都市である北海道の魅力を、
世界にアピールできるチャンスにもなるし、
その後の札幌冬季五輪も確実になるでしょう。
ただし、雪不足は大丈夫なのか?という疑問もちょっとは残りますが(笑)
スポーツは、否定からは何も生まれない世界なので、
常識をぶっ壊して、とにかくやってみなはれ。
それが日本の常識とは180度違っていても、
世界の常識はそういうところではあります(笑)。
逆に、日本の常識にしばられて台無しにする例も多いです。
例えば、新国立競技場。
本来ならラグビーワールドカップがこけら落としの大会でした。
今の日本代表のがんばりを考えれば、
ぜひそこでプレーさせて上げたかったという気持ちは今でもあります。
新国立の件は別にしても、
日本の無理難題を解決できるソリューション力をもってすれば…。
なんて思ったりしています。
Posted at 2019/10/17 09:44:27 | |
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