日曜日のランチはキッチンカーでした。
生ラムは、今は静岡でも手軽に買えるようになっているので、
ジンギスカン鍋も手に入れて楽しんでいるのですが、
今回は頼んだのはロースト・ラムのお弁当。
酸味の効いたポン酢のジュレのタレがロースト・ラムの甘さを引き立てて、
なるほどローストもありだなと思いましたが、
ただ、感染予防上アウトドアに設けられたシートで食べたので、
寒い中で食べるには熱々の焼いたジンギスカンもありだったなと。
いずれにしても、最近のキッチンカーのレベルの高さは驚くばかりです。
コロナウイルス感染予防による飲食店の営業制限が、
皮肉にもキッチンカーの味もメニューも引き上げています。
このところ、オミクロン株のせいでいろんな予定の変更が多く、
この日は空いてしまったこともあり、
急きょ横浜国際プールで行われる横浜ビー・コルセアーズvs北海道レバンガに行くことに。
もっとも見ているビーコルですが、今シーズン初めての観戦です。
席は横浜側のベンチ裏シート。
のつもりが、
会場内に入ってみると、
なぜか北海道側のメインシート。
今シーズンからすべてのシートが180度反転したそうで、
世の中、コロナで止まってばかりいると、
新しいスタンダードが生まれていることに気づかないという典型です(笑)。
2年前きたえーるに行った際、レバンガのTシャツは買ってあったのですが、
この日は横浜のTシャツとマスク・スタイル。
ファンの中に入る以上、北海道側に寄るのが個人的信条です(笑)。
昔、マンチェスターユナイテッドを見にオールド・トラフォードに行った時、
センターラインの位置の前から2列めの特等席のようなところで見ました。

このぐらいいい席だと掘り下げた位置にシートがあって、
写真のとおり目線の高さで試合が見られるんです。
基本、アウェイ側の応援は騎馬隊に守られてゴール裏に別入場というほど、
しっかりと区分けができているのですが、
どういうわけか一列後ろに相手チームのファン3人組が紛れ込んでました。
この日の試合、サッカーには珍しく点の取り合いになって、
3人組はチームを愛を隠しきれず、ゴールする度に盛り上がり、
周囲はかなり険悪な雰囲気に。
実は試合に観に行く前、
泊まったB&Bでマンチェスター在住の日本人の方と話す機会があって
「試合後は暴力的に街が荒れるので気をつけてください」
と言われていたのです。
本来ならシーズンシートの中でも特別なエリアだと思うので、
周囲の年齢層も高く富裕層だからいいようなものの、
もしケンカにでもなろうものなら変な東洋人もとばっちりを受けかねないかも…。
冷や冷やした気持ちで見ていた経験から、
「ファンの中に入るならファンらしく」
個人的な信条が生まれました(笑)。
ちなみに3人組、2−2の時点で安全のために係の人にどっかに連れて行かれ、
戻って来ることはありませんでした(笑)。
Bリーグは相手チームのファンであろうとても友好的ですが、
北海道側である以上、レバンガカラーのグリーンのものをと思って探したら…、
ありました。
「なまらスパークリング めろんソーダ」

コアップガラナも売ってましたが、この色はレバンガそのものです。
さらにこれも買いました。
「雪ミク×レバンガのマスクケースと不織布マスクセット」。

このマスクを付ければ、なんとなく北海道側の人になれるはずです(笑)。
ちなみこの日、試合会場内にはこんなのも出ていたので、

北海道みやげも買ってみました。
最近インスタの広告で奥芝商店の
「北海道の恵み!竜宮の賄い海鮮スープカレー」を見てしまい、スープカレーが潜在意識に刷り込まれていたのです(笑)。
JAふらのに惹かれましたが、らっきょも人気とのことで2種類ゲット。
北海道には美味しいものがありすぎて
スープカレーやらーめんを食べる機会がなかなかないので、
冷凍や真空パック技術の発達した今、
こういうレトルトもありなのかなと思うようになりました。
肝心の試合の方はというと、
4Qでリードされていたレバンガが同点に追いつき、一時は1点リードする展開。残り1分で1点差。
どっちつかずの自分にとっても極めて内容の濃いゲームとなりました。
先週のラグビーに続いて、やはり生で見るのは最高です!
ちなみに家に戻ってからもスポーツ観戦。
今回アイスホッケーはNHL選手が参加しないのは寂しい限りですが、
女子のスマイル・ジャパンが素晴らしいゲームを見せてくれています。
中国戦はシュートアウトで破れたものの、
サッカーのPK以上にどっちに転ぶかわからないですね。
あと、中国の赤いウエアを着て91番付けてると、
つい「フォドロフ、止めろ!」なんて言いそうになります(笑)。
この日は男子スキージャンプ小林陵侑選手が
ノーマルヒルで見事に金メダルを獲得しました。
おめでとう!
実は5年前に小林領有選手に会ってます。
当時「平昌は経験を積んで北京で金」
と言っていたけれど、見事有言実行です。
彼というか小林4兄弟は岩手八幡平出身ですが、
会った場所はもちろん北海道です。
冬のオリンピックは練習環境も含めて北海道のいる選手がメイン。
しかし、北海道は極めて広く、
雪か氷かで試合会場や選手の育つところにも地域性があることを
実際に行って初めて知りました。
上川&下川や常呂あたりは有名ですが、
名寄、帯広&釧路、苫小牧&釧路、小樽…。
自分の中ではなんとなく競技と結びついています。
ピンポイントだと、
大倉山、月寒(どうぎんカーリングスタジアム)、
さらには真駒内(自衛隊)…。
北海道の人でもバイアスロンを見たことがある人は少ないかもしれません…。
なんせライフルを背負ってクロスカントリーをする競技ですから。
生で見る機会があったからこそ、
バイアスロンがめちゃかっこよくて感動する競技と教えてもらいました。
特に女子選手が一面銀世界の中で、
カラフルなウエアを着てライフルを撃ち、
ライフルを背負って駆け抜ける姿は、
冬季五輪競技のなかでもMost Beautifulです。
生ラムのランチに始まって、レバンガ、冬季五輪…。
そこで出会った人たちや風景…。
北海道のいろんな記憶が蘇る1日となりました。