今日はプロレスの日。
そんな日に飛び込んできたのがこのニュース!
ASUKA選手がエリミネーション・チェンバー戦を制し、
レッスルマニアでRAW女子王座挑戦出場が決定!
詳しくない人のために説明しますが、
エリミネーション・チェンバー戦と鋼鉄のケージ内に複数選手が入ります。

選手はコーナー各所に設けられた場所に入り、
扉が開いた時点でリングで戦うことになります。
順次扉が開き、タップもしくはカウントで退場。
最後に勝ち残った選手が勝利です。
ちなみにスティールケージ戦は、同じような金網製のリングですが、
上が空いていて、金網から一番に脱出した人が勝利。

アメリカ人はアホなことを考えるのが得意です(笑)
ASUKA選手は、日本の女子プロレスのメジャー団体には属さず、
フリーで様々な活動をしていました。
インディーであろうがメジャーであろうが団体は問わず、
そのユニークなスタイルと実力でのし上がってきた選手です。
日本の女子プロレスはアメリカでも高く評価されていますが、
ASUKA選手は世界最高峰のWWEに移籍。
当初は下部団体で活躍していましたが、やがてトップに上がり、
「無敵の女王」として世界的な人気を得ています。
かつてはリングの添え物的だったアメリカの女子レスラーの存在を変え、
試合として男子をも上回る存在まで導いている功労者です。
生放送でメインイベントを務めたこともありました。
本来であればメインイベンタークラスは俳優なみの英語力が求められるのですが、
コテコテの関西弁でまくしたてるという前代未聞な選手なわけです。
ASUKA選手、現在はJOKERのようなメイク、
歌舞伎のような出で立ちで登場する日本人…。

ヒールと勘違いされそうですがベビーフェイス。
色気なしに実力で全米のトップクラスにのし上がっており、
こうしたフェイスペイントも含め、幅広い人気を得ています。
WWEにおいてASUKA選手の存在感は、
新日本プロレスでもキャラの強かった中邑真輔選手でも追いつきません。
プロレスは世界中にファンがおり、
その中でも年に1度の祭典レッスルマニアはスーパーボウルと同等の規模感です。
レッスルマニアでのASUKA選手のタイトル戦は誰もが望んでいたものでした。
ASUKA選手の活躍もあり日本の女子プロレスは大きく変わりつつあります。
アメリカでも人気のある新日本プロレスがIWGP女子王座を設立。
プロレスの日である今日、アメリカ興行を行っている最中ですが、
WWEでASUKA選手のパートナーだったKAIRI選手が初王座に。

今日、メルセデス・モネ選手との初防衛戦に挑みました。
ASUKA、KAIRIに続き、今はIYO SKY(紫雷イオ)選手が
WWEの女子タッグ王座を持っています。
また、WWE参加のNXT UKでは里村明衣子選手がレジェンド級の活躍。
今後、彼女たちに続く選手候補が今の日本にはたくさんいます。
国立大卒、現役アイドル、元グラビアアイドル、引きこもり…
レスラーになる以前のユニークなストーリーを持つ選手が続々誕生し、
2023年は新たな女子プロレスブームとなりつつあります。
ゲームやアニメのような現実世界から離れた娯楽が広がる中で、
戦いの場で強さを表現して輝こうとする人たちのリアル。
女子プロレスにはそれを強く感じます。
Posted at 2023/02/19 17:43:22 | |
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