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ROUSSILLONのブログ一覧

2025年06月12日 イイね!

さよならビーチボーイズ

さよならビーチボーイズ

ブライアン・ウィルソンがこの世を去りました。
かなり高齢だったとは、最晩年も精力的に
音楽を作り続けていました。








また、若いアーティストたちとの共演もとても印象的で、
狂気に満ちた彼の人生からは想像もできない最晩年だったように思います。




ビーチボーイズを真剣に聴いたのは1998年の頃からです。
といっても、初期のサウンドはほぼ聴いていましたし、
彼らの悲劇の歴史も知っていました。

ただ世代的には過去のバンドという認識で、
曲も懐メロ的なイメージでカラオケで歌うぐらいな感じ。

1998年というのは、下のアルバムがリリースされたときです。

Mike Love, Bruce Johnston & David Marks of The Beach Boys -
Salute NASCAR

NASCAR(アメリカのレース)のコラボ作品というか、
ウイルソン兄弟じゃない、マイク・ラブ、ブルース・ジョンストン、
そしてデビッド・マークスの3人名義で出したアルバムで、
Gのアル・ジャーディンも参加していて、
ビーチボーイズのベスト・ヒットともいうべき内容でした。

聴いてもらうとわかるのですが、
ウイルソン兄弟がいないけれど、
これぞビーチボーイズの魅力が詰まっていました。



同じ頃、この3人とは別にブライアン・ウィルソンが
ソロで動を始めたのです。
ペット・サウンズ全曲ライブをやったりするなど、
当然、自分の中でビーチボーイズがリアルタイムの音になったのですw

その後、ブライアンは傑作アルバムを次々と出しました。





ブライアンが曲を作れば、
必然的にビーチボーイズサウンドになってしまいます。
一方で過去の曲を演っている3人もまたビーチボーイズ。

権利関係等で問題があったわけではないのですが、
マイク・ラブとブライアンはどういうわけか仲が悪く、
それゆえ別の道を行くことになっていました。

ところが、ビーチボーイズ50周年イヤーの2012年、

なんとブライアンとマイク・ラブがともにビーチボーイズとして活動。
しかも来日公演をやるというではないですか! 

会場は千葉マリンスタジアム(当時)。

前座はアメリカとクリストファー・クロス。
当時は全然有名じゃなかった星野源。

アメリカは実はアメリカで見たことありました。
まさかクリストファー・クロスの生歌が聴けるなんてと
ちょっとびっくりしました。

星野源は、有名ではなかったけれど、
椎名誠原作のぱいかじ南海作戦の映画で
主題歌を歌っていたので知っていました。

ちなみにぱいかじ南海作戦、見てない人がいたら、
ぜひ見てほしい傑作です。


千葉マリンですが、席は2列めという良席。
ビーチボーイズを思う存分楽しみました。

特にマイク・ラブはめちゃ明るくノリがよくて、
ビーチボーイズの顔としてふさわしいとは思いましたが、
多分、そこがブライアンと合わないのかもしれません。

絵に書いたような陽気すぎるアメリカン。
精神病を病んじゃうような人にはまぶしすぎるのかもw

ちなみにマイク・ラブの甥っ子は、
NBAで活躍したケビン・ラブです。



いろいろ横道に逸れる話が多いですが、
ブライアン・ウィルソンを語りだしたら、
そりゃいくらでもあるでしょ。
娘がウィルソンフィリップスだったり。


いずれにしろ、ロック業界においては、
ポール・マッカートニーと同等といっても過言ではありません。
それはポールも認めるでしょう。

高齢だったがゆえいつかこの日が来るとは思っていましたが、
出すアルバム出すアルバムが傑作で、
一切老いを感じさせることなく、
天才ぶりを最後の最後まで発揮してくれました。





RIP.Brian Wilson.
Posted at 2025/06/12 02:55:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月03日 イイね!

長嶋茂雄という人

長嶋茂雄という人




長嶋茂雄さんが亡くなりました。
V9世代でもなく、現役時代は見たことなし。
巨人ファンでもない自分でしたが、
長嶋さんに会ったとき、その凄さを知りました。






2000年頃、仕事で会う機会があり、
以前長嶋さんに会った方が、すごいオーラがあったと話していて、
「へー、そうなんだ」ぐらいに思ってました。


それなりにアスリートや芸能人などにも会う機会がありましたが、
実際に会ってみると長嶋さんのオーラはまったく違うものでした。

お笑いで長嶋さんのネタが出てくることもあり、
なんとなく天然系でまともな会話になるのかな!?
と、ちょっと心の底で思っていましたが、
それとは正反対の真摯かつ聡明さを感じました。
トップアスリートの多くがそうであるように、
場面場面の記憶力は常人とは明らかに違い、
さらに場面ごとの分析力に感嘆されられました。

ただ一つだけ、長嶋さんが監督に向いてないと思った瞬間があり 
野球が好きすぎて、1つも負けたくない。負けてはいけない!
という気持ちがある人だなと。

監督はある程度負けを計算する職業ですが、
140試合あるなら140勝したい!
もちろん監督でも実績を残しているので、
そんなことはないのですが、
無意識の中に勝利に対する
あくなき執念が感じられました。

 
最後写真を撮るとき、
硬式ボールをもってポーズを決めてもらったとき。
すでに60歳を超えていたはずの長嶋さんの目の
見た瞬間、いい歳をした自分が
キューンとなるほど心打たれました。

この人は野球少年のまま、ずっと野球を愛し続け、
その純粋さに多くの人が惹かれたんだなと。

どうしたら野球を楽しく魅せられるかに人生を捧げ、
それをあらゆる瞬間で表現してきた人なんだなと。

晩年は病気の後遺症で、
体が不自由になっていましたが、
その姿のまま多くの人の前に現れることも
本当に素晴らしいと思いました。

あれだけの英雄だった人の苦しむ姿を
見たくないという人もいるかもしれません。

でも、あの不自由になっても生きる姿を
見せることで多くの人が元気をもらえたはずです。

日本において、野球の楽しさを伝え続けたその功績の大きさは、
永久に不滅です。



Posted at 2025/06/03 19:40:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「さよならビーチボーイズ http://cvw.jp/b/2515527/48481437/
何シテル?   06/12 02:55
仕事もプライベートも、スタジアム&アリーナ付近に出没してます。
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